パスワードの管理方法【テクノロジー】

先日、iPhoneのポップアップに「このパスワードはデータ漏洩で検出されたことがあるため、このアカウントは危険にさらされています。」という警告が出てきた。

見ると、大昔に設定したメールアドレスとパスワードが書かれていた。

そして、大昔に使っていた、今はサービスが終了してしまっているサイトで使っていたことが分かってホッとした一方、ふと頭に浮かんだのは、他のサイトの存在だ。

今は流石にそんなことはしていないが、昔はメールアドレスとパスワードを使い回しており、そのアドレスとパスワードも使い回していたものの一つだ。

もはやどのサービスを該当のメールアドレスとパスワードでログインしていたか覚えていない。

覚えていないが、名前、住所、電話番号などの個人情報はゴリゴリ登録してある可能性が高い。住所はすでに引っ越してしまっているので問題ないかもしれないが、電話番号は頻繁には変えていないはずだ。今の電話番号の可能性がある。

そう思い、思い当たる幾つかのサイトにログインを試みたところ、やはり漏洩したメールアドレスとパスワードで入れるサイトがあったため、即退会やパスワード変更などの作業を行った。

しかし、これを考えると、iPhoneにパスワードを保存しておくのは案外セキュリティを高めることになるな、と思い始めた。

昔はデバイスにメールアドレスとパスワードを保存しておくと、抜き取られる可能性があると言われていた時期があり、私は保存しない習慣がついていたのだが、逆にiPhoneに保存しておくと、漏洩した場合にアラートが出てくるようになった。

ちなみに、周りの家族や友人にも同じようにパスワード漏洩のアラートを経験したことがあるか聞いたところ、ほとんどの人は経験したことがあったとのことで、みんな漏洩するとすぐにパスワードを変えているらしい。そして、きちんと対応している人は乗っ取りなどの被害は受けた経験がなく、対応が面倒だと言って何もしない人ほど乗っ取りなどの被害に遭っている確率が高い(と言っても、乗っ取りに遭ったことのある人自体は少ないが)気がしたので、今後はiPhoneにきちんとパスワードを記録させた方が、セキュリティ的には安全なのではないかなと考えている。

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