アイの歌声を聴かせて


※以下ネタバレします


これはAIシオンによってもたらされた癒しによるサトミの回復の物語。
そして、今まで私が観た映画の中でトップ10殿堂入りの作品です。


・ヤングケアラー
サトミは高校生ですが家事全般をこなし、母親の仕事を第一に考えています。この年齢としては不自然なほどに。
自分よりも他人を優先させる。物語の開始時点では『サトミのしあわせ』がなんであるのかサトミ本人にもわかっていません。


・AI
シオンは景部高校に転入してから次々と学習していきます。
シオンの最大目的である『サトミのしあわせ』を実現するためになにが必要であるか。
そして、シオンは1人のしあわせがみんなをしあわせにするという答えにたどり着きます。


・サトミの回復
シオンを失った場所での感情爆発を経て、サトミは物語を通じてはじめて自分の意志を母親に伝えます。
「お母さん。わたし、わたしたち。もう1度シオンに会いたい」


・しあわせはスクリーンをこえて
以下私事になりますが、私がこの作品を劇場で観ようと思ったきっかけはミツマメさんの観覧前、観覧後のツイート温度差がゼットン火の玉くらいあったからです。
昭和SF警察である私はラスト。鳥瞰図で舞台の佐渡ヶ島が映った時、椅子に座っていましたが腰が抜けました。『わたしは真悟』の後継者だ。アイがカタカナだ。
後日、映画館で買ったグッズを持ってお店“るちゃどぉる”へ行きこの作品のすばらしさを語るとリーセさんも劇場で観てくれました。


写真を撮るのは、記憶を残そうとすること自体に意味があるんじゃないかな。

私もこの記憶を残したいと思いました。


エスパー

ここの収入はお店でもスタッフでもなく、自分だけのために使います!使っちゃいます!使ってやるんだからぁぁぁ〜!!本買ったり、文房具買ったり、美味しいもの食べたりします!!します!!それでまた、note書きます。支援すごく嬉しいです。(とか言いながらお店に使ったらゴメン)