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<MBTI比較㉘>ESFPとESFJの違い

 今回はESFPとESFJの違いである。どちらもコミュ強であり、環境順応能力が高く、あらゆる集団で地位の高いタイプだ。そこそこ人望があり、周囲に頼られる人たちである。

 両者の雰囲気はかなり似通っている。社交的で友好的で仲間思いである。規範意識もそこそこ高い。今回はそんな両者を比較してみたいと思う。

ESFPは不真面目、ESFJはマジメ

 これは両者の違いとして大きいだろう。特に小中学校のような場所で顕著に出る。ESFPはいかにも陽キャ系の人間であり、子供らしく楽しくしていることが多い。学校の宿題はやってこないし、掃除はサボることがほとんどだ。

 ESFJもそれなりに陽キャのグループに入っていることが多いが、ESFJはよりマジメで堅実である。掃除をサボっている陽キャグループに対して「一応掃除もやっておこうぜ」と声を掛けることが多い。また、ESFPに比べても部活キャラであることが多いだろう。

ESFPは中心人物、ESFJは周辺

 これまた小中学校の話になってしまうが、陽キャグループの中心人物はESFPであることが多い。ESFPは空気を読む能力が高く、彼らは新しい遊びやコミュニケーションで周囲の人間を楽しませることに長けているため、一軍にはもってこいだ。

 ESFJも一軍メンバーに入っていることが多いが、そこまで雄弁なタイプではなく、どちらかというと調整役であることが多い。集団内での信望は高いが、そこまで中心ではないという感じである。

ESFPは飲み会好き、ESFJが家庭志向

 ESFPは社会人になってもそれなりにエンターテイナーであり、同僚や地元の友だちと楽しく遊んでいることが多い。ある程度の年齢になると流石に堅実になるが、基本は楽しく生きることが至上目標である。ESFPは恋愛好きで、実際に持てまくるので、周囲から見ても楽しそうなことが多い。

 これに対し、ESFJは遥かに堅実で、20代になるともう結婚を見据え始めることが多い。恋愛を楽しむという段階は中高かせいぜい大学あたりで卒業しがちだ。20歳過ぎると興味は恋愛というより家庭生活である。

まとめ

 ESFPとESFJは結構似通った性格タイプだ。ESFJは控えめで周囲に順応するタイプというのも原因かもしれない。社会で見たときに両者の違いはそれほど大きくなく、ESFPもESFJも人望があり、そこそこマジメに働くタイプである。ただし、飲み会等では振る舞いが若干異なるだろう。ESFPは「楽しい」という感情を第一に重んじるのに対し、ESFJは「場を取り持とう」といった目的達成志向の考え方が多い。これはJ型全般に言えることでもある。

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