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ブログのPV数を学歴で例えると〜月間1万PVは上智大くらい??〜

 noteがブログなのかSNSなのかは微妙なところだが、今回はブログとしてのnoteの側面に注目し、考察したい。

 ブログで特に大切なのはPV数である。noteと違って普通のブログには「スキ」制度が存在しないので、事実上唯一の指標となる。このPV数、だいたいどれくらいの相場なのだろうか?

 ネット上で有名な指標がこれだ。

 だいたい1上がる事に3倍、2上がる事に10倍という基準で作られているようだ。なんと、筆者が考えた学歴ランク表と似ている!!となると、ブログの難易度を大学受験で例えることができるのじゃあないか??

 とはいえ、ブログのPV数の統計というのはなかなか存在しない。筆者も見つけるのに骨が折れた。このような記事を見つけた。

 このサイトによると、一日200PVで上位10%、500PVで上位3%のようだ。調査年が2013年と古いのだが、今よりもブログが下火だったとは考えられないので、流用しても問題ないだろう。

 他にもこんなサイトも見つけた。

 これを見ると、月間100万PVで上位0.1%ということになる。1万PVで上位9%はちょっと多すぎる気がするので、誤差だろう。

 これらを通算するとこんな感じだろうか。

月間100万PV 阪大医学部
月間30万PV 東大
月間10万PV 一工
月間2万PV 早慶旧帝
月間5000PV MARCH駅弁
月間1000PV 普通の大卒

 大体このあたりのレベル感だろう。だいたい一つランクが上がる事にPV数が4倍〜5倍になるようだ。ただし、50万PV辺りから減衰がやや激しくなる。このあたりに壁があるようだ。おそらく50万PV辺りからその分野のトップランカーになるので、日本のネット人口というマクロ的制約が発生するからだろう。

 だいたいブロガーは「月間1万PVを目指せ」という。これは早慶とMARCHの中間だから、だいたい上智・理科大・金岡千広くらいだろう。となると、確かに大学受験の感覚だと妥当な感覚になってくる。適切な方向に努力をすれば問題なく到達できるラインだろう。

 学歴とPV数を比較すると色々見えてくるものがある。東大と早慶の差はブログで例えると2万PVと30万PVの差に相当する。これはかなりの壁だ。東大理三はもっと上なので、月間300万PVだろうか。ただ、この水準に達している人間は存在するのだろうか。最近はブログも下火の時代なので、正直日本を探してもあまり多くない気がする。

 また、プロのブロガーとされているのは上位0.1%とされる100万PVだ。上位0.1%に入ればプロになれるらしい。プロ野球選手は毎年60人とか70人ほど採用されるが、全国の野球少年は5万〜6万ほどらしいので、だいたい上位0.1%である。何事も上位0.1%に入れればプロになれるらしい。筆者は以前学力上位0.1%についての記事を書いたが、もし「プロ受験選手」が存在したらプロ入りできるのはこの辺りの人間だろう。東大合格では足りず、東大にA判定で現役合格する層である。

 なお、筆者はここ数ヶ月30万PVを下回ったことはないので、学歴で例えると東大くらいの水準にいるらしい。一応学歴と同じくらいの位置には来れたのかもしれない。やったー!

 ところで、noteで月間100万PVを突破している人間は存在しているのだろうか。筆者が検索したところ、今のところは発見できなかった。「以前運営していたブログで100万PVを〜」といった人はいるが、現在noteでその数字を叩き出していると主張する人物はいない。もっともある程度上位のアカウントは有料化したり有名人だったりしてPV数は公開しないだろうから、実態はわからない。数万単位のフォロワーを抱え、毎日投稿している人物はおそらく月間100万PVに到達している可能性が高い。例えば白饅頭氏は推計で200万辺りに到達していると思われる。

 それにしても上位ブロガーは早慶が多い。noteで最大のフォロワー数を誇る人も早稲田らしい。更に言うとウェブメディア、いやメディア系全般が早慶で占められている気もする。逆に東大はあまり見ない。世間からズレているからかもしれないし、権威主義的だからかもしれない。同級生や同僚の目が気になってしまうのかもしれない。筆者は学歴系ブロガーのパイオニアとして、学歴社会のロクでもなさを啓蒙するために頑張りたいところである。

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