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FC今治・第26節 流経大ドラゴンズ龍ケ崎戦 展望

サッカー以外でも楽しめる夢スタですが、試合の見どころを押さえることでよりFC今治の観戦を楽しくできたらと思い、今節の見どころなどをお伝え致します! 展望の監修は、FC今治サポーターのReiさん、あっきーさんのおふたり、編集ラッキィでお届けいたします。

※TOP画像はFC今治公式サイトより引用

前回のホーム戦振り返り

対戦相手 ソニー仙台FC
試合会場 ありがとうサービス.夢スタジアム 
試合結果 1-1 引き分け 勝点1
順位 3位 通算成績 11勝9分け4敗 勝点42 得失点差+11

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仙台戦スタメン(FC今治オフィシャルYouTubeより引用)

短評
3連敗と悪い流れの中迎えた、2位ソニー仙台との直接対決。前節、出場停止だった守護神、背番号1・修行選手が復帰。前節よりCBとして出場する、29番・飯泉選手、豊富な運動量が魅力の20番・岡山選手がスタメンで出場した。

前半12分にPKを獲得し、10番・有間選手がきっちり決めて先制。しかし39分にサイドからのクロスを頭で合わされ同点。前半ATには、14番・桑島選手からのキーパーとの間に入った絶妙のクロスを13番・内村選手が決めきれず勝ち越すことはできなかった。後半は互いにシュート3本ずつを放つも決め手を欠き、ドロー決着、順位の変動はなかった。

気候は秋となり、サッカー観戦に適した状態。今治を代表する企業のひとつ、日本食研マッチデーだっただけに観客動員は今期最高の3,981人をマーク。10店舗を超えるスタグルの屋台やハロウィンの仮装企画などフットボールパークも賑わいを見せた。満員(4,000人以上)に近いスタジアムでの試合はスタンドにいても壮観なだけに、残りのホームもこの雰囲気を維持していきたいところだ。

ダイジェスト動画

メディア記事


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今節・流経大ドラゴンズ龍ケ崎戦の展望

流経大ドラゴンズは現在、5勝5分け15敗 勝ち点20の15位。最下位の松江とは勝ち点2差と残留争い真っ只中。

直近3試合は、大分に3-4、青森に0-4、三重に0-5と3得点、13失点と守備陣が崩壊中。対する今治は、直近3試合で3得点と攻撃が麻痺。流経大は守備の再生、今治は攻撃の復活が試合の鍵となる。

下位に沈むチームとはいえ、流経大とのアウェイ戦では後半36分までリードを許し苦戦を強いられた相手。若い相手イレブンは最後まで走れる運動量もあり油断は出来ない戦いだ。

それに対し、今治は残り5試合のマネージメントも含め、小野監督の采配、決断が注目される試合となるであろう。


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今節の注目選手

FC今治

39番・向井選手
今期は、出場機会にも恵まれない状態が続くが、ドリブルでの推進力はチーム随一。不調の攻撃陣に新しいリズムと決定力で、チームを上昇気流に乗せるため出場を期待したい。

22番・上原選手
攻撃的MFとしてのポジションで起用されることが多い上原選手。もう一列下げた、ボランチのポジションもこなせるだけに、完封試合が減ったチームに安定した守備と、守備から攻撃へのスイッチを入れる姿を見たい。

30番・長島選手
ポルティモネンセから戻り、ジョーカーとして期待されつつも、出場機会が少ない長島選手。終盤戦、結果の出ないチーム状況を一変できるのは、ひとりで局面を打開できる個の力をアピールできる選手。長島選手にはその力がある!

流経大ドラゴンズ龍ケ崎

5番・近藤選手
8番・原岡選手


近藤選手は、今治出身(北郷中→新田高→流経大)で地元へ凱旋。そのプレイは、FC今治ファン、サポーターも注目したいところ。原岡選手は今期6得点でチーム得点王。ゴール前での動きには注意だ。

なおチーム得点王で並ぶ10番・岡崎選手は、流経大TOPチームでの登録となっており、ドラゴンズからは登録外。チーム得点力低下の一因でもあると思われる。


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編集後記

FC今治は終盤にきて、まさかの大ブレーキ。10月は2敗2分けで勝ち点2しか積み上げられず非常に苦しい状況が続く。

選手はトレーニングや練習試合などを見る限り、出場機会に恵まれない選手も労を惜しまず、コンディション維持、向上に努めている。

ここまで来たらチーム、サポーター、クラブでの総力戦だ。Jリーグ昇格へ向けこの試合が分水嶺と見るが、果たしてどうなるのか? 勝利がしばらくない中でのホーム戦の観客動員、スタンドの雰囲気など、関わるすべての人たちの気持ちが問われる一戦。

勝ち続ければ文句なしにJへの扉は開く。今節はどんな形でも勝ち点3を!(編集部)


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