見出し画像

【本要約】才能の地図


◆失敗例
 
・言い訳
才能は、遺伝やIQの高さではない。
アインシュタインの子供が天才とは限らない。
遺伝やIQとはいいわけにすぎない。

才能は、好きなことでもない。
好きなことは感情にフォーカスしすぎている。
好きとは上がることもあれば下がることもあるもの。

才能は、得意なことでもない。
野球が得意で素振りをがんばった、しかしその人がシェフならいらない努力。
求められていない能力を伸ばしても、何の成果も上がらない。


・落とし穴(好きなこと(感情)
例えば、バンドでAさんとBさんの得意が以下の数値だとする。
Aさんはギターが得意だが、Aさんがギター15、Bさんがボーカル2の場合、15+2=17でテーム力は低い。Aさんがボーカル、Bさんがギターの方が10+10=20でチーム力は上がる。
 
     ボーカル ギター
 Aさん 10   15  
 Bさん  2   10
   

→求められていない能力を伸ばし、何の成果も上がらない状態


◆才能の正体
・組織の視点
どのフィールドか、フィールドで自分を評価する審査員は誰か、勝利の条件はフィールドと審査員で決まる。
フィールドがYoutubeなら、審査員は視聴者で、勝利条件は再生回数を上げること。自分が好きな動画を上げるのではなく、視聴者が見たい動画を上げること。
比較優位が重要。他のYoutuberがやっていないことが勝利条件に繋がってくる。

 フィールド: どのフィールドに所属するか
 審査員  : フィールドで誰が審査員か
 勝利条件 : 審査員が何を判定するか


→フィールド内の比較優位で、審査員から高く評価される状態


◆比較優位の探し方
・フィールド名+評価基準3~8個

自分のフィールド名を書く
評価基準を最低3つ書き出す
そのフィールドのメンバを成功者と凡人に分ける。成功者は、どの評価基準で上に位置しているか分析する。
それぞれの人の「能力」、その能力の「活用度」、能力と活用度の「合計」を数値化する。
自分、凡人、成功者を数値で比較した際に、自分が秀でている部分を伸ばす。比較優位。

※例
フィールド: 会社
評価基準: コミュ力、プレゼン力、演技力、ビジュアル力、サムネ

      自分  凡人 成功者A 成功者B
      能 活 計
コミュ力  7 3 10
プレゼン力
演技力
ビジュアル力
サムネ

→折れ線グラフ化・・・成功者超えポイント注目



◆貴献アビール

・内容プランニング
比較優位→貢献
評価は人が決めるものだから、アピールが必要。
自分の比較優位に気づいたら、行動に移す。
自分がやるべきことに気づくポイントは以下の2つ。

 チームに貢献するものか
 他人が真似できないことか

成功カタログ
Youtuberになるなら、誰も上げていない動画を作ること。参入障壁が高く簡単に真似されないもの。
実績が上がったものはリストにしていき成功カタログを作る。


・アビール法
失敗談✕成功談
自慢はしないがアピールはする。
自慢に見えない自慢にするには、成功談と失敗談をミックスして伝える。失敗談60%、成功談40%。

相談・アドバイス
審査員に相談する、アドバイスを求めるイメージで伝えにいく。
「相談があるんですが」「ご教示頂きたいのですが」



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?