2024.4.21
レインボープライドというイベントに初めて参加した
ので、素直に感じたことを記したいと思います🌱

1.レインボープライドとは

上に引用したように、レインボープライドとは
LGBTQ＋の存在を社会に広めるイベントです。

当事者や支援者(Ally)が繋がる場として、
''全ての人が自分らしく生きていける社会''
の実現を目的としています。

1970年にアメリカ・ニューヨークで始まったのを
きっかけに、現在では世界各国で行われています。

日本では1994年から始まり、
今年で30周年を迎えました。

ちなみに、レインボープライドでは
LGBTQの象徴カラーとして、虹色を身につけている人が多いですが、この色にも意味があります。

赤はライフ、オレンジは癒し、黄は太陽、緑は自然、
青は調和、紫は精神の意味が込められています。

2.今年の参加状況

プライドパレード🚩
- 過去最高の15,000人
- 60梯団

プライドフェスティバル🔅
- 4/20(土) : 120,000人
- 4/21(日) : 150,000人
- 協賛団体数：314

参加者人数も団体数も今までで1番多く、
ブースもパレードもとても盛り上がっていました。

3.感じたこと

今まで、高校や大学の授業などで
レインボープライドについて見聞きしたことは
何度もありましたが、
実際に参加したのは今回が初めてでした。

参加してみて、素直に感じたことは、
お祭り・楽しいイベント感が強い、
LGBTQ当事者が思ったより少ないということです。

私の今まで学んできた中でのレインボープライドは、
LGBTQ当事者が自分たちの自由や生きやすさを求めて
街中を繰り歩き、行進するというものでした。

実際のレインボープライドでは、
自分が想像していたよりもAlly(支援者)の方、
特に企業で参加している人がとても多かったです。

企業や団体全体でLGBTQを応援しているのは
とても素敵なことであり、

協賛してくださる企業のおかげで成り立ち、
主張する場を作ることが出来ているため、
やはりそういった企業が増えていくことは
嬉しいことだなと感じました。

そして、このレインボープライドが世に広まり
支援者・参加者が増えているのは、
LGBTQについての知見も世間に広まっていると
感じることができ、とてもいいなと思いました。

その反面、支援の仕方・Allyの在り方についても、
再度考えていくべきではないかなと感じました。

というのも、企業の社会貢献活動をしていますという
主張の場になっているのではないかと少し感じました。

運営などを考えると理想論ではあるかもしれませんが、
企業だけでなく一般の人々もパレードやブース出店に
もっと参加しやすくなれば、よりいいなと､､､。

また、Ally(支援者)の在り方についても、

LGBTQの方々の権利が十分に認められていないため、もっと支援して、主張して、
求めていくべきことは沢山ありますが、

支援される側・支援する側など、
LGBTQを特別、区別する必要がないぐらい
当たり前のものになるために、
支援者の心持ちから変わったらいいなと思います。

今回初めてレインボープライドに参加して
実際に自分の目で見て、たくさんのことを感じました。

G7で唯一同性婚が認められていない日本で行われる
レインボープライドはどういう意味を持ち、
どう世間に働きかけているのかを、
今後も参加しながら見ていきたいです🌈