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ねねの寺-高台寺-

こんばんは!
今日は「高台寺」のライトアップについて書きます!おまけで塔頭寺院の「円徳院」についても書いてみます!

「高台寺」と言えば別称「ねねの寺」「豊臣秀吉」の正室であった「ねね(北政所)」がその菩提を弔うために建立した寺院になります。塔頭寺院の「円徳院」は特に「ねね」が晩年を過ごした地として知られています。

そんな「高台寺」のライトアップは"京都で1,2を争う美しさ"であるという噂を聞きつけ、先月行ってまいりました。

訪問した日は悪天候で、さらには方丈内の観覧を忘れて帰ってきたことが悔やまれます泣。が、噂通りに美しいところでしたので楽しんで頂ければ嬉しいです!

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ねねの道

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「高台寺」に面した石畳の通りは「ねねの道」と呼ばれています。雨が降っていて良かったことは光の反射が綺麗に見えることでしょうか!

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そんな「ねねの道」から少し高台を上ったところに「高台寺」はあります。大行列が出来ていました笑。

高台寺

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写真正面に見えるのは「庫裡(台所)」でございます。まだ受付が遠いです・・・。

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受付を済ませ、いざ出陣!「方丈」の方は混み合っていたので、庭園から先に見て回ることにしました。まあその後、順路通りに歩いて、気づいたら出口だったわけですけどね・・・。

方丈庭園ではプロジェクションマッピングが開催されていて、外からも様子が見えます。しかし、建物内から見た方が100%綺麗に見えるので、ご来訪の際は忘れずに方丈に上がってください!

え、写真ですか?あとから撮れると思って一枚もないのですよ・・・!泣。

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気を取り直して、こちら「臥龍池」「高台寺」の写真スポットと言えばここ!鏡に映したかのようなリフレクションが楽しめます!雨が降ると水面が揺れて消えてしまいます。雨が止んだ瞬間に何とか撮影できました・・・!👍

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庭園全体の雰囲気はこんな感じです。ここから階段を上って「御霊屋」に向かいます。「御霊屋」の中には左右に「秀吉」と「ねね」の木像が置かれていました。

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「高台寺蒔絵」と呼ばれる蒔絵が有名です。漆に金粉や銀粉を定着させる技法らしいです。(写真はHPより。)

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さらに丘の方を上っていきます。またまた雨が降ってきました。

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丘の上には「傘亭」と呼ばれるお茶室があります。こちらは伏見城から移設されたものらしいです。「利休」好みの造りで、「秀吉」が「利休」を偲んで造られたとか・・・。色々噂があるようです。

お隣にも「時雨亭」という2階建ての珍しい茶室があります。

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丘の上からは京都の町が拝めます!でっかい石像が見えます。まるでインドのよう・・・。「霊山観音」と言って、第二次世界大戦戦没者の慰霊のために建立されたものです。

隣で"「ねね様」が見守ってくれている!"という話し声が聞こえましたが、関係ありません・・・笑。大きい像なのに、普段平地を歩いていても全くその存在を確認できないのが不思議でなりません。

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さて、丘の上で一息ついたので、下山してまいります。

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途中、美しい竹藪を通過します。竹林が美しいのは「嵐山」だけではありませんね~。この辺りから雨足が強まってきました。

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庭園をぐるりと一周して入り口の方へ戻ってまいりました。写真は「マニ車」と呼ばれるもの。くるくると回すことでお経を唱えたのと同じ効果があるようです!ぜひくるくるしましょう!笑。

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このまま出口まで階段を下っていきます!

円徳院

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階段を下ると目の前に塔頭寺院の「円徳院」があります。

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こちらの「南庭」は非常に美しいところでした。紅葉咲き乱れるところも良いのですが、このくらいがちょうど良い気もしますね笑。

「円徳院」では写経体験が出来るのでお時間がある方はぜひ!

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「ねねの小径」と呼ばれる道で、ずっと行くと上述した「ねねの道」に続きます。低木の枝は切って、月明かりが道をよく照らしてくれる造りらしいです。情緒しかない・・・。

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こちらは「北庭」。カメラマンが列を成していたので、ちゃっかり列に加わり、一枚。「ねね」さんも「秀吉」と過ごした日々を思いながら晩年を過ごしたのでしょうか。

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ということで、「高台寺」&「円徳院」でした。

「ねね」は大変な人格者であったと知られています。お客さんの女性比率が高い気がしたのはそのせいですかね笑。

噂に違わず非常に美しいところでした。方丈内に入り忘れたのは悔やまれますが、良い写真も撮れたことですし、満足です笑。

それではまた!👍


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