雨ニモマケズ、山ノボル
行きたいけど行きづらいのが東北地方。千葉からも十分遠いですけど、関西に比べればマシです笑。今回は初めて岩手県に上陸しました。『平泉』、『銀河鉄道』など魅力的なコンテンツがありますが…
本州で最も早い紅葉を拝みに『八幡平』エリアを回ってみました。天気はあいにくの雨。残念ではありますが、山や麓の温泉での出会いもあり、それも旅の醍醐味ですよね。
以下、工程👇
【day1】
"盛岡駅 → 松川温泉 → 三ツ石山登山口 → 山頂 → 松川温泉 → 盛岡駅"
【day2】
"盛岡駅 → 八幡平観光センター → 山頂 → 藤七温泉 → 盛岡駅"
day1
三ツ石山
本州で最も早く色づく山として知られる『三ツ石山』。例年の見頃は9月中旬以降みたいですが、今年は残暑厳しく紅葉が遅れている様子。とはいえ、湿原の草紅葉は見事!
山頂手前の山荘で一休みすることに。ここでこの日初めての登山客に出会います。年配のご夫婦でした。
仕事をリタイアしたあと、全国の山を巡っているのだとか。東北の山は麓に温泉があってとくに気に入っているご様子。自分もリタイアしたいっす笑。
"あげる"と言って渡されたのは「かりんとう」。岩手の「かりんとう」は円盤状なんですかね、珍しいです。美味しく頂きました。
ご夫婦と別れ山頂を目指します。
山頂は360°の展望と聞いていたのですが・・・あいにくの天気で何も見えず。風も強く、あられも降り出します。立っているのが精一杯で、カメラを構える余裕もなく撤退しました。
なんとかスマホで一枚撮ったものがこちら👆
最盛期には真っ赤に染まるみたいですね。
雲の流れが早く、たまの切れ間から陽光が差します。その一瞬だけ虹が現れました。幻想的です。
山荘まで引き返すと新たな登山客が・・・。一泊して早朝からまた登るんだそうです。自分もいつかは山頂で朝日を拝みたい。
松川温泉
ぬかるむ登山道を戻って、松川温泉に浸かります。"本物"の温泉でした。白濁した硫黄泉で、シャンプー等はありません。
露天風呂の存在に気づかず上がろうとしていたところ、常連だというお客さんに教えてもらって再入浴。
盛岡行きの最終バスの出発(16:20発)ギリギリまで堪能しました!
day2
八幡平
2日目も見事に雨。気温は3℃ともはや冬。
『八幡平』は岩手と秋田にまたがるアスピーテ型火山。とにかく斜度が緩やかでハイキングしやすいのが特徴。
盛岡駅から散策バスが出ていて、そちらを利用するとガイド付きで案内してくれます。
ガイドさんに導かれながら散策路を進んでいきます。『ドラゴンアイ』の絶景で知られる『鏡沼』も・・・流石に鏡とはいかず。
傾斜がないので本当か分かりませんが、一応山頂。天気が良いと山並みが見えるみたいなんですけど、残念。
この後は雨が本格的になってきたので、早めの下山となりました。帰りのバス(15:00発)まで時間が空いたので、麓にある『藤七温泉』まで歩いて行くことに。
少し下った山間からは湯煙が上がっています。雨で薄れていますが硫黄の匂いもしてきます。
藤七温泉
目的の『藤七温泉』が見えてきました。ここまで徒歩20分程度でしょうか。東北で最も高い所にある温泉だそうです。敷地全部が温泉という大胆っぷりで、泡がぷくぷく湧いています。
まさに"秘湯"。底に溜まった泥を肌に塗るのも良いらしい。
晴れた日に『八幡平』と一緒にリベンジしたいです。そして、出来れば宿泊して朝日とか夕日とか拝んでみたいですね笑。
『八幡平』は高山植物も見所の一つなので、また今度の夏に来てみたいですね。
今回は天気に恵まれなかた一方で、時間に余裕ができて山麓の温泉を楽しめました。ちなみにどちらも露天風呂は混浴になっています。この時代、混浴施設の新設は禁止されているので、文化的には貴重な存在みたいです。
帰りのバスで隣に誰も座ってこなかったのは硫黄臭かったせいでしょうか、そこだけ気になります・・・笑。
それではまた次のnoteで👍
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