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赤城の山も今宵限り・・・

前回から百名山の虜になり、またもや初心者向きの百名山『赤城山』に登ってみました。

『赤城山』は実は一つの山ではなく、複数の連山を合わせてそう呼ぶのだそうです。群馬出身の知人にも確認してみましたが、知らない様子でした。皆様はご存じでしょうか?

さて、今回はそんな『赤城山』の主峰『黒檜(くろび)山から『駒ヶ岳』へと縦走してきましたので、その様子を綴ろうかと思います。このコースが一番人気みたいです。

※有名な台詞をそのまま引用した適当タイトルですが、今宵に限らず何度でも来たいと思わされる山でした笑。


赤城広場前

赤城広場駐車場から

『前橋駅』から赤城ビジターセンター行きのバスに乗車し、『赤城広場前』にて下車、登山口へ向かいます。

この日は朝の冷え込みが半端ではなく、山頂付近が凍っています。斜面の色づきはピークでしょうか、期待が高まります。

赤城神社

赤城神社

登山口に向かう道中にある神社に立ち寄って道中の無事を祈願します。

黒檜山

登山口

学校行事でも登る山ということでしたが、想像以上の急勾配。少しペースを落としてゆっくり登る作戦に切り替えました。

道中にて

登山口からの急登を上がりきると先ほど立ち寄った『赤城神社』を見下ろすように絶景が広がります。湖の上にある神社だったんですよね、実は。

この湖は『大沼(おの)』という名称で、かつての噴火で出来たカルデラ湖と言われています。

山頂が近づくにつれて、木々から氷の塊が降ってくるという珍しい光景に出会いました笑。

山頂

『黒檜山(1828m)』登頂です。山頂自体に眺望はありませんが、ここから徒歩2分で絶景スポットがあるようなのでそちらで昼食にしていきます。

絶家スポットにて

冠雪した山嶺と眼下に広がる街並、感動の眺めです。あまり地理に詳しくないので全てアルプスに見える笑。少し調べたところでは谷川連峰?のようです。

ここから『赤城駒ヶ岳』方面に向かっていきます。

山頂付近にて

2-3分進んだところからは、木々の間を縫って『大沼』が見えます。こちらも素晴らしい眺望です。

実は奥の山並みの中に『富士山』が写っています。見つけることができるでしょうか?笑。

赤城駒ヶ岳

駒ヶ岳方面道中

黒檜山から駒ヶ岳へはほとんど下りになるため、気持ち良く歩いていけます。はげ山になりつつある・・・。

駒ヶ岳山頂より

山頂は『大沼』のベスト眺望スポットです。

駒ヶ岳山頂より

少し目線を変えるだけで先ほど黒檜山から見えた山並みも見ることができます。

ここから下山に向かいます。すすきが醸し出す秋の様相が素晴らしい。

下山道に続く道

篭山

篭山

駒ヶ岳からずっと下ると「下山道」の標識があるのですが、それを無視して登山道を進むと『篭山』に続いています。

こんもりした丘という感じで、先にある駐車場から人の声も聞こえてきます。

鳥居峠

鳥居峠

無事の下山です。売店があるのでソフトクリームを頂きました。めちゃくちゃ寒いのに選択を間違えました・・・。

ケーブルカー跡

駅があるのも変に思っていたら昔はケーブルカーが通っていたようです。

覚満淵

覚満淵遊歩道より

『鳥居峠』からすぐの所に『覚満淵』と呼ばれる湿原が広がっています。草紅葉が美しい!

覚満淵遊歩道より

水面は鏡のようで、山全体が湖面に写ります。

覚満淵遊歩道より

写真の木々は『覚満淵』のシンボルと言っても良いほどカメラマンからは愛される被写体になっています笑。早朝、霧の出るシーンは幻想そのもの。自分もいつかは撮りに来たい!

遊歩道はそのまま『赤城ビジターセンター』に続いているので、バスに乗って帰途につきました。


感想としてはこんな素晴らしい山のそばに住める群馬民が羨ましいです笑。登山ルートは複数あるのでまたルートを変えてみても違う眺望が楽しめそうです。

そもそも麓のカルデラ湖だけでも満足できそう笑。

技術的な難易度は低いけど、百名山に選ばれるだけの景色を見せてもらいました。また来ます。

最後に掲載しきれなかった道中の光景を載せておきます。
それではまた次のnoteで👍


黒檜山道中にて撮影。白と緑と赤で3つの季節が重なったかのようでした。
黒檜山道中にて撮影。雪を纏った木と青空のコントラストが素晴らしい。少しだけ紅葉を添えて。

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