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私のワーク・ライフ・バランス(24)【2023年振り返り】

2023年の振り返り。
2023年は、ワーク・ライフ・バランスの【ライフ】を堪能した年だった。

昨年末に待望の第一子とお別れし、悲しみの中、夫婦二人で年越しをした。実家にも帰らず、夫と琵琶湖のホテルでちょっと贅沢をして正月を過ごした。竹生島にクルーズで行って、家内安全、子宝祈願でお皿(?)を投げてきた。こうして悲しいけど、希望いっぱいの2023年がスタートした。

その後、仕事に邁進し、忙しいおかげで悲しさも少しずつ癒えていった。年度末には科研費採択の知らせがあったりで、しばらくお仕事を頑張りながらゆるく妊活していこう。そう思っていた春休みに娘がお腹に来てくれた。

妊娠生活は、絨毛膜血腫による自宅安静指示から始まり、初期の頃は何かあってはという緊張とつわりが辛かった。教員とカウンセラーという仕事柄、あまり早くに周りに妊娠のことを言うわけにもいかず、吐きそうになりながら電車&バスで出勤、帰りは満員電車が本当に気持ち悪かった。学生やクライアントさんに心配されながら時々仕事に穴を空けてしまって自己嫌悪になったりしたが、実際はそれで責められることはなかった。随分と周りの優しさに甘えてしまったが、お腹の中の命と生きるのに必死だった。

ようやく夏休みに入ると妊娠中期には悪阻は落ち着き、お腹はどんどん大きくなっていった。体調は良かったので、夫と近場にたくさんお出かけした。今年の夏はとても暑かったけど、時にはタクシー🚕なんかも使って、たくさん美味しいものを食べて、娘の誕生を待ちながら過ごした日々は本当に楽しかった。

なかなか秋にならないような暑さの中、妊娠後期を好き放題、マタニティフォトを撮りに行ったり、マッサージに行ったり、寝倒したりして過ごしたが、なんだか手持ち無沙汰になってきた頃、予定日より3週間早く娘が元気に生まれてきてくれた。

初めてのお産は、身体にはかなりの負荷だったが精神的には晴れやかな気持ち、入院中も周りに支えてもらえて嬉しかった。そこから退院、自宅で養生しながらの育児で私の時間間隔は飛んでしまったが、娘は毎日たくさんミルクを飲んで、ぷくぷく大きくなってきて、いつの間にか年末になっていた。

2023年、振り返ると大変な時間も多く、生涯忘れられない年になりそう。それから大変さをも上回る嬉しさがあった年だった。来年は家族3人でどんな年になるのかな〜というワクワクが大きい。仕事モードの自分もよっこらしょと復活していくかなぁ。これまで仕事に邁進してきたつもりでいたが、ほとんど仕事をしてない今の自分も案外充実した気持ちで過ごせているということにも気づけた。それは、戻る場所、待ってくれている方々がいるからだとは思うけれども。

来年は転居、保活、仕事復帰とライフイベントも盛りだくさんで、なかなか大変そうだけど、夫と娘と一緒に私たちなりのワーク・ライフ・バランスを再構築していきたい。

つづく。

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