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目指すべき環境




がくゆら633
がくゆら633
2023年2月8日 20:50


私は管理者含めて三年ほど訪問看護の経験がある。
何故訪問看護を辞めてしまったのだろう・・・

看護師6名程度のステーションであったが新規訪問依頼は月あたり10~16件あった。
新規契約の他に営業回り・地域の勉強会参加・オンコール7回程・自身の訪問件数60件程度・管理業務とてんやわんや世話しなく仕事に向かっていた。
忙しくても看取りのケースや困難症例を地域の力で分け隔てなく対象者の大切にしている価値観や時間を一緒に共有出来る事に尊さを感じ自身の看護感・人間観が多角的に成長していると自覚出来て夢中になれた。
なのになんで辞めてしまったのだろう・・・

今思うとマネージメント部が豊かになり自身のやりがいや行動を搾取されていると感じてしまう環境が看過出来なかったのだろう。実際の所はどうだかわからないけど被害者的意識になってしまった以上不公平感が生じてしまう原因があるはずだ
そんな事を感じさせない場所を作りたいと本気で思っている。

2050年まで高齢化右肩上がりの我が国の未来にとって急性期病院は減少予定で在宅シフトに大きな舵を切っている。
需要は増えるのにリソース不足が本当の問題

自身の経験から『看護とは何だろう?』『知識・技術以外に自身を高められる事はどんな職場なのだろう?』こんな疑問を持っている人は是非在宅看護に進んでほしい!
訪問の在宅資源【看護師・介護士・療法士etc】は有限リソースなのに個々のボランティア精神=やりがいに依存してしまう傾向があるため何となく長く続く人が少ない印象
看護師経験が少ない人こそ在宅での実務経験が良い環境であると私は確信しているしそんな環境を提供出来る場所を作りたい

自身を高められて給料も頑張った分報酬として得ること出来る。
ざっくり100時間の実訪問時間で100万円の収入をもたらすことが出来るのは本当に凄いことだと思う。もちろんこれだけの収入をもたらして頑張ったのだから給料面を高く設定する。
綺麗な事務所はいらない・不必要なテクノロジーもいらない
必要なのは何より『働く人』なのだ

現実的に月100時間訪問とは→月20日営業日で1日5時間の実訪問時間→これは仕事をするうえで歯を食いしばらなきゃいけない程の業務内容なのだろうか?移動に記録に10分移動に20分と過程して
9:00~10:00
10:30~11:30
休憩12:00~13:00
13:30~14:30
15:00~16:00
16:30~17:30
18:00帰宅
かんな感じかな

自身が豊かになり対象者に良いサービスを提供する。そして正解不正解のない在宅医療・個々の価値観に触れる時間を経験しまだ見ぬ自身の新たな価値観に気が付く時がきっとある
こんな理想の職場をつくる事に今は夢中になっている。
https://hongoyura-houkan.com

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