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日本酒

私の住んでいる町には、地元に根付いた酒屋さんがある。
こちらの酒屋さんとの出会いは、子供が小学生の時、くじ運のない私が、子供会の会長を引き当てた事からはじまる。
会長になると町内会議に参加しなければいけない為、出席させていただいた際、酒屋さんの存在を知った。
忘年会に参加させていただいた際、酒屋のご主人が一升瓶のお酒をお持ちになった。
そのお酒の美味しいこと。
まろやかで口当たりが良く、何よりとても優しい味のする日本酒だった。

地元を盛り上げたい。上質な日本酒を作りたい。
そんな想いから酒屋のご主人がこだわりぬいて出来たのが、この日本酒。ラベルの文字は当時小学3年生の娘さんが書いたらしい。
地元産コシヒカリ100%特別栽培米を使用した特別なお酒。ご主人が蔵元である山形県まで出向き、仕込み(米麹造り)を自らの手で行った、こだわりの純米吟醸酒。
発売元・開発主は創業1901年(明治34年)のご主人が経営する酒屋さん。約100年以上の歴史がある老舗の酒屋。 4代目店主のご主人がお酒で町を盛り上げたいとの想いから、全国の日本酒を飲み歩き、手間暇と熱い想いを胸に完成させたのがこの日本酒。
当初は使用しているお米農家さんに「美味しいご飯を食べて欲しくて作っているお米なので」と断られたそう。ただ、美味しいコシヒカリ100%なら、絶対に美味しい日本酒が作れるという自信があった為、試作品を持って通った結果、農家さんも「こんな美味しい日本酒を造ってくれるなら」と快諾したそう。今では農家さんも喜んでくれているそうです。 そんな美味しい日本酒は、濾過、加水を一切していない原酒ならではの濃厚で芳醇な旨味がある。 
佃煮や魚、和食との相性も抜群。
 山形県の蔵元へご主人自らが出向き、仕込み(米麹造り)を行った渾身の1本だ。
地元産の美味しいお米を使って日本酒を作れば、絶対に美味しいお酒になるはず。そんな風に思い、地元の日本酒を作ると決意。しかしながら、大切なのは蔵元。 全国の様々な蔵元を視察して飲み歩き、日本一だと思ったのが山形県の酒造場だったとのこと。この酒造場にご主人自らが出向き、仕込み(米麹造り)を行って完成させたのが、こちらの日本酒。 ご主人の生産者への愛情、飲んで下さる方への愛情、育ててくれた地元への恩返しの気持ちなど、たくさんの想いが詰まった1本だ。

こんなにたくさんの想いが詰まった日本酒に出会えたことに感謝をしたい。
これからも、たくさんの想いを噛みしめながら、味わっていただきたいと思う。




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