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週刊少年ジャンプ2023年31号 逃げ上手の若君 初見レビュー

逃げ上手の若君
第116話 U.N.K.1337
松井優征

あらすじ
玄蕃は夏という名のくノ一と爆弾作りに勤しんでいた。
その爆弾の原料は人のうんこ由来の成分だということまでは分かるが、今一つ答えへは辿り着けずにいた。
うんこ採取に明け暮れる2人。そこでの夏の何気ない一言で閃いた玄蕃。
ついに2人は目標としていた爆弾と同じ威力を持つ爆弾を生成することに成功。
ハプニングでうんこまみれになった玄蕃は慌てて面を取り、夏はそのうんこまみれの素顔に心惹かれて……?!



良かった点
まず、おらはうんこが好きだ。
精神年齢は小学生なのだ。
その単語を聞くと自然と笑みがこぼれてしまう。
今週のテーマがうんこということでまず心を掴まれた。

あとは松井優征さんならではのしっかり個性がある絵柄で、それでいて見やすい絵がとてもとっつきやすかった。

玄蕃は見た感じカラッとした性格で、読んでいて気持ちが良かった。
あと、お面キャラはミステリアスで目立つからとてもキャラが立っていて良かった。

夏は玄蕃とはとても仲良しという訳では無さそうだが、ツンデレぽくて可愛い。
玄蕃も言っていたが生真面目でとても愛着が湧くキャラクターだった。

うんこを畑から盗みに行って農民に追われるシーンは面白かったし、鎌倉時代にうんこが貴重だったことは初めて知った。

こういった歴史上の事実と創作話が混ぜこんである漫画は知識が役に立つかは分からないが、新しい知識を得られる上に漫画という娯楽を享受していながらなんか勉強にもなってる気がしてお得感があるので笑。
個人的に読んで良かったと思った。

これからの玄蕃と夏の関係性も気になる。
少年漫画の中のささやかな恋愛模様、大好物なんだよな。

元々勉強が苦手なこともあり歴史モノは元々とっつきにくく苦手だが逃げ上手の若君は、いきなり読んでもめちゃくちゃ面白い凄い漫画だった。

来週が楽しみ。

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