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「岡山1泊2日の2️⃣」 吉備津神社と王子ケ岳の笑うおっさん?とオマケひとつ

今回もお立ち寄りいただき、誠にありがとうございます。

11月3連休にいつもの如く、相方つんと出かけた岡山の2日目のお話し。

前回では相方つんが体調崩した事にご心配いただき、改めましてお礼申し上げます。🙇‍♂️


翌日(11月4日)私は7時過ぎに起きだし、ゆっくりと準備などしておりました。
相方つんを8時に起こし気分を尋ねると「うん、何ともないし大丈夫やよ」との事。 
先ずは一安心。

「それより、あんたのイビキと電車の音で寝れんかったわ」

「そら、すまんこって💦」

何やかやで、ホテルを8時半に出発しました。

外は霧雨が降っておりました…

「あんたは雨男やからね」

「まあ、こればかりはどうしょ〜もないわ」

ホテルからこの日最初の目的地「吉備津神社」まで約15分、このホテルを選んだ理由のひとつ。

吉備津神社まで約15分


ほぼ時間どおりに駐車場(無料)に到着です。

一台あたりのスペースに余裕があり、運転の下手な私でも簡単に停められました。

1️⃣「吉備津神社」とは

三備(備前、備中、備後)一宮、吉備総鎮守とも称される。

主祭神は大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)

現存する本殿、拝殿は、室町時代の明徳元年(1390年)に後光厳天皇の命を受けた室町幕府の三代将軍足利義満が造営を開始し、応永32年(1425年)に鎮座しました。
比翼入母屋造の本殿の手前に切妻造、平入りの拝殿が接続されている。

比翼入母屋造とは、入母屋造の屋根を二つ並べた屋根形式で「吉備津造」と呼ばれ、ここ吉備津神社にのみに存在する。
(ウディペキアより抜粋)

拝殿を望む階段

9時になり駐車場から吉備津神社に参拝です。
ここで気づきました、拝観料的なものはありません。

階段の登り切ったところで何気に拝殿を眺めて佇んでいますと、左手の方に立っておられた若い神官の方が此方に歩み寄ってこられました。

「若い神官の方に声をかけられる」

「熱心にご覧になられておられますね、ご説明致しましょうか?」

声をかけられ慌てました💦

ただ「大きな拝殿やな」と立ち止まっていただけなのに…

無下に断るのも何かと「ええ、お願いします」
丁寧にいろいろ説明していただきました。

ごめんなさい…余り頭に残っておりません💦

「ご丁寧に、ありがとうございました」と御礼を言いました。

「あんたが微動たりとも動かんから寄ってきはったんやわ」と苦笑い

本殿の比翼入母屋造を見学。

比翼入母屋造が特徴的な本殿

次に向かうは吉備津神社でも人気のある廻廊へ。

「廻廊」

総延長は約400m、岡山県指定文化財となっております。

廻廊入り口付近
中間地点から上を望む

「御釜殿」


吉備津神社でもうひとつ有名なのが「御釜殿」

江戸時代、慶長11年(1606年)に再建。
単層入母屋造の本瓦葺き、金曜日を除く毎日特殊神事である「鳴釜神事」が執り行われています。
「鳴釜神事」とは吉備津彦命に祈願した事が叶えられるかどうかを釜のなる音で占う神事なのです。

記録によりますと室町末期には、都にまでこの神事が伝えられてていたとか。

御殿の中は撮影禁止。

入り口から見て右手の一段高いところに大きな釜が鎮座しており、下部には薪が配られ大きな炎が釜の下まで当たって湯気が立ち上がっております。
この神事の料金は3000円となっておりました。

外から見た御釜殿

この後もあちこちの末社や駐車場そばの宇賀(稲荷)神社や、そしてこの地の名士「犬飼木堂(毅)の銅像」等を見てまわりました。

宇賀神社⛩️
赤い橋を渡ると池にいる鯉が寄ってきました

「犬飼(毅)木堂先生の像」

銅像の説明

備中の国に産まれ、明治八年慶應義塾に学ぶ。
明治二十三年、衆議院議員になる。
昭和六年、総理大臣となる。
翌昭和七年、五.一五事件が勃発し首相官邸にて暗殺さる(享年七十八歳)

この後も予定がいっぱい

2️⃣そろそろ次の目的地「王子ケ岳」に向かいます。


ここ、吉備津神社から高速を使い約1時間程かかる。

岡山総社インターから高速に乗り南下します。

お天気は今だに曇り空のまま…
せっかく綺麗な瀬戸内の海や瀬戸大橋を見渡せる場所なのについてないなあ💦

標高234m

水島ICから下道、国道430線から海辺を走り、王子ケ岳パークセンターに向かうべく、急な坂道を登って行きました。

駐車場があったので入りますと、殆ど車は停まっていません。
えらい空いてるな…と思いながら周りを見渡すと、大きな犬が3頭ウロウロしてました。

首輪…ついていない
毛並み…汚れが目立つ
うん?これは飼犬か?

いや、どう見ても野良犬にしか見えません。

「ちょっと怖いかも😨 他に駐車場ないの?」 

「そやな、この先にも道が続いてるからもう少し登って行こ」

少し道幅減少、数分走ると視界が広がり別の駐車場に到着。

ここには20台程の車が既に停まっていました。

「ここなら大丈夫やろ」

案内板を見ると200m歩けば王子ケ岳はにつきそう。

この時点で11時前、そろそろお腹が空いてきた頃、パークセンター内のカフェで軽い食事をいただきます。

ブレンドコーヒーとはちみつバタートースト。

カフェの内部
お天気が良ければ青い海と瀬戸大橋や
瀬戸内の島々が見れます。
はちみつバタートースト 550円

小腹を満たした後、王子ケ岳の山頂に向かいました。

二等三角点の標識 標高234m

この時間、全体的に薄雲がかかり、瀬戸内の島々は霞んでました。
残念なり😢

この王子ケ岳にわざわざ来た目的は「にこにこ岩」を見る事。

面白い「にこにこ岩」があるらしい

何処に行けば見れるのか?
分からないまま案内板を見ながら10数分登山道を下っていきました。

途中に逆に登って来た女性3人組
「こんにちは!」爽やかな声で挨拶をしてくれました。

此方も「こんにちは!」
山での挨拶の定番です、疲れも軽くなりますね。


休憩所に下っていくと先客が二組おられました。

そこでやっと「にこにこ岩」が見えましたよ。

これが「にこにこ岩」
つんと私には「笑うおっさん」としか思えません。

にこにこ岩
おっさんが笑ってる


次に見えたのは

赤丸が「ねずみ岩」、そして積み重なっているのが「だんご岩」

大自然が長年かけて造形した岩のオブジェですね。

めっちゃ楽しめました👏


さて、次の目的地は何処にしよう?
候補として
①日本一の駄菓子屋さん
②岡山フォレストパーク
③牛窓オリーブ園

全て大阪に戻る方向なので悩みます。

①と②は又次回という事で③牛窓オリーブ園に一応向かう事に。

でもやはりお天気は曇り空のまま、逆に雲が多くなってきたみたい….

王子ケ岳から下道で走る、途中ガソリンを給油。
これまで余り信号のない道を走って来たので余りガソリンが減っていない。
燃費がリッター辺り16〜18km、ええ感じやわ。

牛窓オリーブ園に向かってますが、どうも空模様が怪しい💦

この様子なら牛窓オリーブ園に行っても青い海や小豆島等の島々が見れない。

昨日の事もあるし、今回はこのまま大阪に戻る事にしましたよ。

国道2号線を東に走り、岡山県から兵庫県に入るとあちこちにコスモス畑がありました。

前方左手に一際大きいコスモス畑が見えた時、つんが「あっ、竪穴式住居があるで!」と言いました。

通り過ぎる際チラッと目をやると、確かに数棟の竪穴式住居が見えました。

時間がまだあるし寄って行こ

Uターンして遺跡のある所に戻りました。

田園風景の中に突然現れた「沖田遺跡歴史公園」


片側の広場に2棟、もう一つの広場に5棟の住居跡、その周りにコスモス畑

「これやから下道で走るんがええねん」とつんが言います。
面白いとこがあるとすぐに立ち寄りができる、高速ではこうはいけませんね。

弥生時代の竪穴式住居が2棟ありました。
中にも入れます
真ん中に竈門 奥行きのありかなり広い
柱や屋根の構造もよく分かります

もう一つの広場にも住居が

此方は古墳時代の竪穴式住居跡が4棟、そして1棟の高床式住居が並んでます
高床式倉庫
コスモスと竪穴式住居
一面のコスモス畑

最後の最後に大好きな住居跡を見学できて、二人してニンマリ😁

岡山の観光地をたくさん巡るつもりが、お天気の関係で半分しか訪れる事が出来ませんでした。

また来年、暖かくなったら今回行けなかった場所をドライブしたいと思います。

ダラダラとした文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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