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おもしろ同人誌バザール神保町に参加してきました。

11/3のおもしろ同人誌バザールに参加してきました。

まず、当スペースまでいらしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
夏コミ新刊の感想をくださる方もいて、本当にうれしかったです。

次のイベントは12/3のコミティアです。
冬コミ原稿を追い込みでやっている時期なので、新しいものは何もないかもしれませんが;
暇してると思うので遊びにいらしてくださるとうれしいです。
(もしかしたら少し早めに撤収するかも)

以降、あまり楽しくない話が多くなります。
ご了承ください。


①いつもより少ないかな…?

おもバザ神保町ですが、皆様的にはどんな感じだったでしょうか?
私個人の感想としましては、

正直申し上げまして

あれ、いつもより人が少な…い…?

と感じました。気のせいかな?

もちろん、他の小規模イベントに比べたら全然人がいるし、
活気もあるのですが。

去年と比べて、ほんのちょっと少なかった…?という違和感。

いつもだったら、参加者が〇〇人突破しましたー!っていうアナウンスがあったような気がするんですが
それもなかったみたいだし(ちょうど外に抜けてる時間帯にあったのならすみません;)

三連休初日だから他の予定があるのかな?
いろんなところでいろんなイベントやってるし。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【訂正!】
11/6の段階でおもばざ公式から「入場者数は前回より多かった」と発表されてました!
大変失礼致しました。

…単純にうちのサークル周りに人が少なかっただけかな…?😅
(あと、本館2階行った時、全然人がいなくて、そのせいの印象もあったんだけど、
もしかしたらタイミングが悪かったのかもしれない)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さらに言えば。以前から一つ気にかかっていることがあったので、
やっぱりその傾向がこれから出てくるのかなぁ、なんて思ったりもしました。

その傾向とは。

②自分のフトコロ事情。

いつもならサークル参加はワンオペなので、
事前にチェックしたサークルさんの御本を
嵐のように買っていくスタイルだったのですが、

今回はうちのスペースに売り子ちゃんがいてくれました。
ありがとう、ありがとう!!助かりました!!

なので、いつもよりじっくり会場で吟味できる
いつもよりたくさん本が買える!

…はずだったのだが。

終わってみれば、いつもと同じ量しか買っていなかった自分がいました。

フォロワーさんと、好き作家さんと、近隣サークルさん
(両隣サークルさんは、初見のサークルさんで、
あまり馴染みのないジャンルだったとしても
「お試し」に1冊買う事にしています。せっかくの機会ですしね!)

じっくり吟味… 実は、あまり冒険できなかった。

なぜか。

みんな、事情は一緒だと思う。

昨今、経済面で残念なニュースしか入っていないでしょう。
円安、GDP4位転落、増税、戦争…

前々から一部の方には少し話していたのですが、
あくまで私の感覚として、

情報評論ジャンルって、結構「景気に左右される」ジャンルだと思っているのです。

二次創作はエ口本とか推しの本とか、バッと熱があがるタイミングがある。
その時は世間の景気なんてすべて蹴散らす勢いがあるんだけど、

情報評論ジャンルには旬がない分、萌え本に比べると勢いが少ない。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
補足
二次創作は旬があり、熱が上がる時はガッってさばけるが、
下がると出が悪くなる。
新刊は一気に出るが、既刊は途端にでなくなる

情報評論は、熱がないが、長くさばける。
新刊が20冊しか出なくても、その後長く少しずつ出ていく。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

正直なことを言うと、情報っていうのは、
ググれば無料で手に入れられるものが多い。
それをあえて道楽としてお金を払っている。
同じものが好きな同志の熱意を感じられるものとして、同人誌を求めている。

でも、エ口本と違って、必需品ではないのよ。

景気が悪くなった時に、地味に削らなきゃいけない候補にあがってくるのが、
「道楽」の部分の同人誌だったりする…のです。

我々はこれから景気とも戦わなきゃいけない。
長く続けるには、日常生活を脅かさない程度に無理をしないことが大事だから。

そんな守りの本能が、自分の中にはあったと思う。

だから、これから書き手としての自分はどうなるのかって言っても、やれることは多くない。

質の高い本を作るとか、
あえてブ厚い本ではなく、薄い本で単価を抑えてみるとか、
もう少し消極的な話をすれば、発行部数を見直すとか

対応が必要になってくるかもしれない。

(とはいえ、情報ジャンルの人たちって知識人が多いから、
本業で高給取りだったりするのかな?

…低所得者わいから見る世界は今こんな感じだよってことで、置いときます。)

③どうする参加費1万円。

景気が悪いよねっていう話から、これが来ました。

次回のおもバザのサークル参加費。
今までは6000円だったのに、次は1万円になるという。

1万円て。

私のTL上では、この件を重く受け止めている人が多く見受けられました。

主催者さん側の狙いは理解できる。
初めての土地で、おもばざを知らないアキバの人に、まずお試し参加をしてもらいたい。
その為に一般入場料を無料にする。
無料にするからには、その分をサークル側が払う。

筋は通っている。

だけど、1万円って、重い。

コミケやコミティアより高い。
そして、物価高値上げ増税不景気で、そんな現世のモヤモヤを忘れて楽しむために参加しているイベントで、

一気にリアルに戻されるには十分なインパクトだった。

不景気でいろんな娯楽を控えている中
その中おもバザは楽しいから来た、
だけどここでも値上げか。 っていう心情。
重い。

秋葉原という場所には可能性を感じる。
参加したい、一般入場料も無料なら一般の人も多いかもしれない。
参加したい。

その気持ちとリアルのどちらが勝つのか。

④自分のサークルはアキバ参加に向いているか考えてみる。


感情が落ち着いていないが、ドライに考えてみることも必要かもしれない。
誰もかれもが状況が一律ではない。
それぞれのお財布事情も違うし、
扱っているジャンルや、頒布料金によっても見方が変わってきそう。

例えばうちだったら、

(1)旅行ジャンル
(2)本の頒布代→1000円超え本が3冊ある(1冊冬コミで増える予定)
(3)本の種類は6~7冊

…ひとつずつ見ていきましょう。

(1)旅行ジャンルはアキバ的にどうなのか。受けるのか。

何も知らないやつが偏見でものをいうと、
アキバで受けそうなジャンルは、フード、乗り物、ミリタリ、データ類、アニメ分析、…らへん?
旅行ジャンルって、あんまりウケなさそう…かもしれない?

(2)本の頒布代が1000円超える

実は最近おもバザハンズの参加を見送っている私がおります。
理由は、委託代がきついから。

300円の本を+37%で売るなら約500円で、委託代は1冊185円だけど、
(500円ー37%=315円 委託料金185円)

1500円の本を+37%で売ると約2400円で、委託代は1冊なんと888円!!
(2400円ー37%=1512円 委託料金888円)

それに比べると、1スペース4000円増しの方が、まぁーーーだ、かわいかったりする。

(3)本の種類は多い?少ない?

勿論、種類が多いほうが、1種類のスペース代は安くなる。
2~3冊しか発行していない人と、10種類発行している人の1万円は
これも印象が変わってくる。

おもバザ秋葉の参加は、自分自身の現状も鑑みつつ、
割りにあわないなと思ったら、参加を控えても良いかもしれない。

もしかしたら次々回以降は、一般参加者も入場料徴収になって、
サークル参加費もまた戻る(6000円には戻らないと予想)かもしれないし。

もしくは、知り合いサークルさんと1スペース折半する方法もあると思う。

今のところ私は参加予定なんですが、

景気はもっと悪くなってるかもしれないというリスクもあるので、
お金をいつもより払って参加したからといってうまく行く事が約束されたイベントではない事だけは
わかっていたほうがいいとは思う。

1万円を、リスクを含んだ先行投資と考えられるか。どうか。

⑤景気が悪いね?まとめ。

さて色々暗いことを書きましたが、

基本的に、おもバザには頑張ってほしいイベントではあることは間違いありません。

悪い大半の理由が、景気さ。

二次創作でうまく生きられなかった私としては(恋愛至上主義でない人間にはなかなか生きづらいのよ)
ここを終の棲家と考えておりますので、

深く長く、無理せず、協力していけたらなと思います。


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