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Suchwita(シュチタ) EP.6

ゲスト…イ・ソンミンさん

演劇と音楽への夢を実らせた大邱を愛する2人


 演劇と音楽が大好きな同じ大邱にゆかりのある2人がただ語り合っているラフな空間。これまでのゲストって、BTSの偉大さやリスペクトでBTSのことを見ている空気感が前提にあったんだけど、「BTSのコンテンツに出るって言ったら周りの反応がすごかったんだよ~君たちの音楽聴いたよ~、プルタオルネいいね~」って、ある種、般化された反応が見られて、この感覚がすごく新鮮でいいなと思っちゃった。

最初の空気感から面白かった

 イ・ソンミンさんの「僕にはこれしかない」と演劇が魂の一部になっている感じ、お金がなくてもヒットしなくても演劇をすることへの博愛を貫いている感じがすごく伝わってきた。話の中でも「いろんな人の人生を歩めることがいい」って言っているの、これは演劇している人の大きな喜びなんだろうなって、こっちもわくわくして聞いてた。

でも同時に思ったのは…

地位や名声、お金があっても、ユンギもソンミンさんも(好きなことをひたすらに)同じことを同じように続けてきたんだろうなと思う。

(もちろん、この場にいられて、支えられていることに感謝はしているのも伝わってくる。)ここがきっとプロであり、すごいところなんだろうな。

自分以外の人生を生きられるって
俳優として醍醐味なんだろうな。


とっても良い意味で、ただの青年とおじさんが「大邱こんなところだったよね~僕もそこ行ってたよ~」って世間話をして、それぞれの苦しかったけど輝いていた時代についてやりとりしているのが只々心地よかった。結婚しろって言われているくだりも、普通の青年らしいやりとりで。バチバチにいけているユンギや美しい姿を見過ぎてそこに陶酔しちゃうんだけど、彼も社会人で30歳の若者、そういう等身大のユンギが垣間見られて、嬉しかった。
ファンの見たいものは分かっているというユンギ、でもどんな姿でも私はいつもありがたく頂戴いたしますよ、って言いたくなった回でした。←

その通りなの!ソンミンさん!笑
この笑顔が優しすぎて…🥺

 ソンミンさんの大物役者なんだけど、本当に演劇への愛とラフな雰囲気があるから、すごく親近感沸いちゃって、作品も見てみたくなっちゃった。

こうやって世界を広げてくれて、また新たな出会いと感受性を豊かにしてもらっている感覚、たまらないですね(笑)

国レベルで見ると韓国と日本の問題は根深くあるんだけど、音楽とか演劇とかエンターテインメントは共通言語のようなもので、世界中の方が楽しめて、コミュニケーションがとれるツールだと思うから、そこは寂しいなと思っていて。現に日本と韓国の垣根を越えてアイドルグループやドラマ、映画も成り立っているわけで、単純な話にしちゃいけないのかもしれないけど、国際問題って政治家とか権限のある人たちが複雑化して難しくしちゃっているだけで、解決策や思っていることはごくごくシンプルなことなんだろうなって思っちゃう…でも、そこが難しいんだよね…。

ここに関しては、かなりシビアな課題が山積していると思うから、軽々しく言っちゃいけないんだよね、きっと。。

若者と大人世代の方では、感じ方はたしかに違うと思うから、どっちの価値観も共存していく時代がしばらく続くのかな…。

と、重くなっちゃったけど(笑)

故郷が同じ2人が共通の話題で盛り上がっている空間が広がっていたのもよかったし、夢をつかんだ2人の話が聞けてよかった。ソンミンさんも言っていたけど、自分の家族が幸せに過ごしていってほしい、という思い。美味しいものを家族で囲んで揃って健康でいられる幸せ。

夢って結局、ここに尽きるんだと思うな。健康で、普通で、というのが一番人生で得るのが難しい。

嬉しそうなこの顔よ…
(うんちく語りたかったんだろうな←)

(おしまい)

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