ドコモ経済圏でdカードゴールドが必須。
どのネット記事でも報じられております。
しかし、dカードゴールドは使い方を誤ると、ただ損をするだけのクレジットカードになりかねません。

今回はdカードゴールドユーザーである私が、このクレジットカードの良し悪しを実体験を元に解説いたします。

dカードゴールドとは？

NTTドコモが発行するクレジットカードの一つで、ｄカードレギュラー（年会費無料クレジットカード）の上位互換のクレジットカードです。
年会費が11000年もかかります。

dカードゴールドの特典

11000年も年会費がかかりますが、その特典はこのようになります。
・ケータイ料金のポイントが10％となる（ここ大切です。後述）
・年間100万円を利用すると11000ポイント
・年間200万円を利用すると22000ポイント
・ケータイ保証（購入から3年、10万円まで）
・国内、ハワイの空港ラウンジをチケットがあれば無料で利用
・国内外旅行保険

空港ラウンジの利用は非常にお得ですので、飛行機を多用する方であればそのメリットを受けることができます。
保険も別途加入する必要があるか悩む場合にはこのカードで何とかなります。

年間利用についてですが、年間100万円利用＝9万円×12か月=108万円です。
普通に利用していて、100万円を超える場合もあるのですが、10000ポイントの為だけに浪費をするのはオススメできませんね。

ポイント10％の落とし穴

ここが大切です。

・ケータイ料金10%

基本料金、通話料、追加オプションのみ対象です。
消費税はカウントされません。
尚、ケータイ料金の場合、ゴールドの場合100円で1ポイントではなく、1000円で100ポイントです。
999円では0ポイントであることに注意してください。

・家族のケータイ料金

契約者本人がdカカードゴールドにしても、ご家族のポイントは10％にはなりません。家族カードを発行しdカードアプリにて、スマホとカードを紐づけることで10％になります。

・ドコモ光

基本料金のみ対象です。つまり4000円。
消費税はカウントされません。
ドコモ光が最も10％還元に近いです。

・ドコモでんき

ドコモでんきのグリーン(＋500円)にしたときのみ10%です。
しかしポイントがつくのは
(基本料金+利用料金－消費税)×10％
ですので、総額の7～8％程度でした。

省エネ賦課金、燃料費調達額にはポイントがつきませんでした(ショップではこちらから聞かない限り教えてくれなそうな情報かと思われます)

・通常の買い物は？

dカードゴールドでの、通常の買い物のポイント還元率は一律1%です。(レギュラーと同じ)

そう。同じなのです。決して2%とか3％に上がるわけではありません。
確か楽天プレミアムのカードは2%になったはずですので、ここに旨味がないことがｄカードゴールドの扱いが難しい理由です。

ｄカードゴールドで損する人

このカードで損する人は「還元率10％の部分で年会費分しか取れない人」でしょう。
だって、プラスマイナスゼロですからね。
私からするとポイント自体に扱いにくさを感じている為、元以上にポイントが回収できなければマイナス寄りです。
そのような方はレギュラーカードで十分なように思えます。

国内外でコンスタントに旅行に行かれる方であれば、おそらく年間100万円以上も使用可能かと思われますので旨味はあると考えております。

ｄカードゴールドを有効に使う場合

ケータイ料金、ドコモ光、ドコモでんき全てをｄカードゴールドで支払う場合にはメリットが出てきます。

私の場合ですが
・ケータイ料金3944円＝300ポイント
・ドコモ光4400円＝400ポイント
・ドコモでんき平均10000円＝800ポイント
1500ポイント×12か月＝18000ポイントです。

これでやっと8000ポイントが浮いた状態です。（初年度は怪しいですけどね。）
つまりお小遣いから月1000円を年会費へ回し、約1.8倍にしております。
そしてそれをdポイント投資へ全て投入して現金化を計ってます。

dポイント投資についてのお話はこちらです。

まとめ

いかがでしたでしょうか？
結構、使い方が難しい為、癖があるクレジットカードだと私は判断しております。
そうなるとやはり楽天経済圏のほうがポイントは貯めやすいし、投資にも回せるので使い勝手はそちらのほうが上のように思えます。

ですが、dポイントは結構謎の特典がちらほらあったりしますので、知らない間にポイントが付いている事があります。
また日本最大手というブランドと安定感は健在です。
（特に私はドコモショップの店員さんやカスタマーセンターの接客態度は一番好きです。あんなに丁寧な接客はそうそうないと思っております。）

ｄカードゴールドで悩んでいる方の参考になれば幸いです。

本日はｄカードゴールドについて解説させて頂きました。
ありがとうございました。