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欲望こそ

 初めてシリーズ更新。秋葉原のメイドカフェに行ってきました。

 秋葉原ってスゲ~。懐のでかい町。いろんな人がいて面白かった。地雷とかロリータっぽい女の子が多くて、お姫様の集会みたいで非常に良かった。

 メイドさんも激かわいくてサイコーでした。萌え萌えきゅんを実際に体験できた時は感激した。大学に受かった時より感動したかもね。

 オムライスにかわいい絵を描いてもらったり、メイドさんのライブを見たり。小さなステージで踊る彼女たちが笑顔で輝いてて、私もつい笑顔になった。
 最後にはチェキも一緒に撮ってくれて、いい思い出になりましたよ。メイドさんがかわいすぎる。あのかわいすぎ空間にいたので、私もかわいくなってるかも。しばらく鏡を見ないで暮らします。

 そして、お買い物もしてきました。買い物っていいよね~。すごく「人間だ~」ってなる。所有欲を満たしたがるのはやっぱし人間らしいと思う。

 大学の授業で、仏教の教えについて学ぶ講義があるのですが、仏教の中では、煩悩や執着心は悪しきものとして捉えられている。生きとし生けるものすべてが持つ素晴らしい仏性を覆い隠すのがこれら二つであると。でも、もし完全に欲がなくなったとして、それって本当に素晴らしいことなの???

 仏教ってすごくミニマリスト的な考えだなあと感じますけど、でも、ミニマリストであることって「ミニマリストでありたい」という欲なんじゃないかと。ミニマルであることってすごく美的感覚を駆使することだと思うんですよね。周りにミニマリストがいないんでわかりませんが、部屋とかの統一感すごそう。色とか配置とかにこだわってるイメージがあります。そうやって、美しくありたいと思うことだって、一種の欲なんじゃ?と私は思います。(ミニマリストの方、違ったらごめんなさい)

 人間の欲って、あらぬ方向にねじ曲がって、悪意のあるものに変化してしまうこともあるにはあると思いますが、かわいくなりたい、かっこよくなりたい、きれいになりたい、幸せになりたい、っていう欲は、人間を生き生きさせてくれると思います。買い物してると、素敵な商品が、次から次へと飛び込んできて、わ~あれほしい~あれが似合う人になりたい~とか、いろいろ頭の中で考える。周りのお客さんたちもみんなおしゃれだから、なんか、私もおしゃれになりたいかもな~という気持ちになってくる。
 欲って、人間を輝かせる。

 どっかで、「人は見られていたほうが、健康になる」という話を聞いたことがある。多分、親にくっついていった化粧品売り場の店員さんの言葉。人によく見られたいから、おしゃれする。もっときれいになりたいという気持ちが、人間を内面から輝かせる、と。

 もちろん、人目や見てくればっかりを気にするのはよくないですが、そこから良い欲が生まれて、楽しく暮らせるんなら、それでいいんじゃないかな~と私は思います。

 ユーミンだって、「欲しいものは欲しいと 云った方が勝ち」って歌ってたし。ユーミンが言ってることはたいてい正しい。

 それでは、この辺で、さようなら。

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