マレーシア、台湾記②

二日目、起きたらドミトリーの朝食の時間は終わっていたので、近くのカフェへ。私、パンより米派だが、クロワッサンは大好き。クロワッサンだけは特別扱いしている。言うなれば"クロワッサンさん"だ。ヨーロッパをバックパックで旅していたときはほぼ毎日クロワッサンを食べておりました。クアラルンプールのカフェにもクロワッサンがあったので、注文。お腹が空いていたので、ハムチーズ入りにしてみました。安定の美味しさ。コーヒーを飲んでのんびりした後は昨日会った友達の大学へ行き、キャンパス案内をしてもらいました。レイクサイドにある素敵なキャンパスで、様々な人種の人々が行き交う光景が新鮮でした。ちょうどお昼休憩時だったこともあり、キャンパスの中庭っぽいでバンドが演奏していたり、出店でアクセサリーが売っていたり、教科書を抱えた学生で食堂がごった返していたり、自分にはもう訪れないであろうピカピカの日常に飲み込まれ、案内されていながら中盤からエモーションが爆発して死にそうになりながら歩いていました。大学のバイキング形式の学食でうまい昼食をとった後は近くの山を謎に2時間ハイキングをして汗だくになり、水族館でサメとウミガメを見て鼻息を荒くし、ちょっといい中華を食べて、足ツボマッサージを受けて帰りました。足ツボマッサージなんて久々で、元々受ける気はなかったけども、キャッチのおばちゃんに声をかけられ、聞くと30分1000円くらいと安かったのでお願いしました。近頃めちゃくちゃ歩き回る日が続いていたのでかなり気持ちよく、終わった後は足の裏がぺったんこになった感覚を覚えるほどほぐれていました。マッサージは定期的に受けるもんですね。マッサージ終わりに大学生らとさよならしたのだが、マッサージの気持ちよさにハマってしまい、その後全身マッサージを別の店舗で受け、マッサージ店をハシゴするという珍しいことをしてしまいました。マッサージ師の人ってどうやって気持ちいいポイントとか力加減を習得しているんですかね、自分じゃ自分をマッサージできないのに、そんな考えなくてもいいことをマッサージされている時に考えたりしてました。

三日目、昼にドミトリー近くの鶏飯(シンガポールライス?)とチャーシュードライ麺を食べて、また昨日と同じカフェへ。10月にラフォーレ原宿で販売するZINE作り。PCを家に置いてきたので、スマホで素材集め、めちゃくちゃ作業が遅い。何度もPCを家に置いてきたこと後悔しながら、4時間ほど滞在してなんとかひと段落。その後ドミトリーで仮眠して、また大学生達と合流。大学寮の一階で晩御飯を食べました。ただ会いたくて会いに行ったのだが、寮の一階は授業終わりの大学生でごった返していて、みんな今夜のパーティーの買い出しをしたり、大学で新しく出会ったクラスメイトの話で盛り上がってたりしていました。僕と一緒にご飯を食べていた大学生達もこの後部屋でみんなで映画を観るらしく、僕も一緒にどうかと誘われたが、私は既に昨日と引き続きのキャンパスエモーションに襲われて瀕死だったのでお断りさせてもらい、その日は晩御飯だけ食べて帰りた。自分から参加しておいて勝手に死にそうになって早々に帰って自分は何をしてるんだと、夜も相まって自己嫌悪モードに入りたが、いつもより大きい音量で銀杏BOYZを聴いて「それもこれも夜のせいやわな」と言い聞かせ、その日はペラペラの毛布にバスタオルを追加してそれにくるまって寝ました。

つづく

お賽銭箱でございます🙇 毎週、うな重食べたい…