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日記:パリじゃん

マルタ島29日目の朝。

今は旅行でパリに来ている。人生初パリ。文化の違いで刺激的なことが多い。
行きの飛行機では隣のパリジャンが組んだ足のコンバースのつま先が僕のスネにずっと刺さっていたし、21時になっても外はめっちゃ明るいし、市内へのバス車内でスピーカーにして通話する人は当たり前、チェックインしたホテルの部屋は窓が全開だった。スパイディ🕷️が事件を解決させて窓から飛び降りたのかもしれない。

昨晩、バス停からホテルまでは散策がてら自転車で向かったが、パリの車道は石畳であまり舗装もされていないので、アメフト部時代に痛めた首の捻挫が再発した。

途中、凱旋門とエッフェル塔を見た。元々あまり期待していなかったのもあったが、ふたつの綺麗さったら想像を絶した。自ら発光している物をそこに置いたかのようなライトアップ。パリ人のセンスも光る見事なものだった(ヨイショ!)。

朝、ホテル近くにL'Artisan Des Gourmandsという評価高めのベーカリーがあったので朝食をとった。マシンガンを持った軍人がクッキーを買っていたのが新鮮で、店員のマダムは僕がどれだけ英語で注文しても向こうからの返事は大声フランス語だった。
クロワッサンとキッシュを注文したが、これの美味さったら驚くもので、ひとりだったが「んーまっ」と声が出た。
クロワッサンは歯で触れただけでバターの香りが脳に達し「あれ?俺バターの香水ふったっけ?」と勘違いしてしまうくらい芳醇な香りが鼻を制圧した。キッシュは一歩間違えれば飲み物になるくらいギリギリ固形を保っている柔らかさ、具は少なくシンプルで、玉子の甘さとベーコンの塩味だけで充分だった。

今は電車に乗ってベルサイユ宮殿に向かっている。車窓からブリーフ一丁でベランダの花に水をあげるおじさんを見つけだが、もう驚かなかった。

お賽銭箱でございます🙇 毎週、うな重食べたい…