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ちょっとうちの猫を見ていってよ ~だいず編~


キリリとイケメン
  1. 名前ːだいず♂

  2. 生年月日ː2022年6月?

  3. 出身ː不明

  4. 性格ːやんちゃ、好奇心旺盛、いたずらっ子

  5. 柄ː茶トラ

  6. 好きなものːおやつ、他の猫(特にもなか)

  7. 嫌いなものːインターホン、掃除機

  8. 一言で表すならː溺愛されし末っ子ボーイ


もなかを引き取って3年が経過した2022年8月13日。
またも私の猫生を変える出来事が起こりました。

お盆で九州に嫁いだ姉が帰省し、コロナで会えなかったこともあり久しぶりにご飯でも・・・と車を走らせていました。
時刻は夜8時過ぎ。お互いの近況を話しながら車を進めていくと、車道に白い塊が落ちていました。
「なんだろうあれ・・・ごみかな?」

「違う、猫だあ!!!」


そう叫ぶのと同時に思いっきりハンドルを右に切り、対向車がいたらあわや大事故な運転テクニックを披露しました(本当にいなくてよかった)
そして車線を戻し路肩に停め、姉は「拾ってきていい!?」とこちらがまだ答えていないのにすぐに車からでていきました。
その時の私は『事故を起こさなくてよかった』と『後続車に猫が轢かれていたらどうしよう』という安堵と不安で心臓バクバクで動けれなかったです。

その状態で待つこと数分、戻ってきた姉の腕には先程の白い子猫がおとなしく抱かれていました。

「よく捕まえれたね」
「逃げようとしてたんだけど、ふらふらですぐに捕まえれた」

そういって見せてきた子猫はかなり汚れており、恐らく猫風邪をひいており顔はぐちゃぐちゃ、目も開けれない、触ると骨にふれれるほどやせ細った体。もうどれぐらいご飯を食べれてないんだろうか。

とりあえず車にあった空のダンボールにいれて、ひとまず当時住んでたアパートに戻りました。車中、子猫をどうするかとか、しんさんになんて話せばいいだろうとか話しながら運転し、やっとこさアパートに着いた時、



「あれ?猫は?」



ダンボールにいれていた子猫が消えていました。
この時点で車から誰も出ていないので車内にいるのは確実なのに、どこを探してもいない。
半泣きになりながら探していると、ハンドルの裏からかすかに聞こえる子猫の鳴き声。

この状態で1時間半

ネットで調べたり何故か消防に電話したりしたけど結局解決できず、隙間から手を突っ込んで引きずり出す原始的な方法で攻めることになりました。夜といえど真夏には変わりなく、むちゃくちゃ暑い。
途中しんさんも合流したけどいつの間にかいなくなっており(酷い)、姉もやることがないからか笑いながら写真撮るし(酷い)、格闘すること約1時間半後。

満身創痍

やっと救出できました。
この写真拡大して見てください!汗だくでTシャツびちょびちょだし、腕も傷だらけですよ!

明るい所で見るとますますガリガリボロボロで心が痛みました。

すぐに慣れてくれた

コンビニで買ってきたウェットフードは食べてくれず、仕方ないので子猫用のちゅーるを小指につけ、鳴いた瞬間に指をつっこみ上顎にこすりつけて食べさせました。
それでも1/3程度しか食べれてくれず、この日は断念。


その後しんさんと話し合いをしましたが、
『3匹までと約束したはず』
『このアパートの広さではもう飼えない』
とのことで、



『里親に出す』

と結論が出ました。
ただ今の状態では無理なので、元気になってから探す方向で落ち着きました。
もなかの時に散々話し合って3匹までって決めたし、アパート狭いし、先住猫達のことを考えるとこれ以上は難しい。私も里親募集に賛成でした。

プラケースにいれて鼻詰まり解消の煙?を吸わせてる

翌日、お盆でもやってる動物病院があったので早速行ってきました。
生後2ヶ月ぐらいだけど、体重が1キロほしいのにその半分の500グラムしかありませんでした。とにかく食べさせてくださいと言われました。

お疲れ様

病院から帰ると疲れたのか、キャリーバッグの中でしばらく寝ていました。
というわけで、また1日6回の食事、3回の目薬、2回の粉薬のルーティンがやってきましたよっと。

自分から食べてくれた

薬が効いたのかやっと自分からご飯を食べてくれました。

すごく人懐っこい

膝の上にもすぐに寝てくれました。

お腹ぽんぽん

ちょっとずつ目が開いていき、

おめめうるうる

体重も順調に増えていきました。
あ、姉はいつの間にか九州に帰ってました。

ふわふわ

そしてここまで回復してくれました。ふいーよかったよかった。
じゃあ次は里親募集ですが、この時点で私に
かなり情がでてしまい、手放したくありませんでした。でもしんさんからとてもじゃないけど許可はもらえないだろうし、せめてもう少しだけ一緒にいたい思いから、子猫の社会性を養う為に先住猫達としばらく生活させることにしました。
しんさんも「まあそれなら…」と渋々許可してくれました。やりい。


早速猫達と引き合わせてみましたが、

実際には出ていない

なんともなかがおっぱいを吸わせていました。このあとももなかは毎日毛づくろいをし、おっぱいをあげ、本当の母猫のようにお世話をしてくれました。

いい距離感

キキとも良好で、一緒に寝てたり遊んであげていました。写真は器逆なんですけどね。

きなこは…言わずもがな。



ただここで予想していなかったことが…!




いつの間にか懐柔されてました。
「向こうから…向こうから来たんだ…」とかなんとか言ってましたが、この日から里親の単語を一切言わなくなりました。めでたしめでたし。

ホットカーペットでほかほか

しかもここでもまた予想しなかったことが。




「狭くなっちゃったし、家でも建てるかー」
「マジで?」


この約半年後、本当に家を建てたのはまた別のお話。

いつもここで下々を見下してるよ!

リビングにはキャットウォークをつけました。
猫ファースト!

ドライヤー見回り隊
あのきなこの上に立つなんて…
起きろ、飯の時間だ
肉球はサーモンピンクなのだ
並んでご飯
やっぱりもなかが一番デカい
〉〈
ここからキャットウォークに登ります
なにやら企んでいる様子
へそ天&足きゅー
一番の仲良し



以上が我が家の4姉弟のお話です。
かなり簡潔にまとめたので書いてないことがいっぱいありますが、あまり長々と書いてもあれなんでここいらでやめときましょう。

なんで猫のことを書いたかというと、単純に自慢したかったからです。重度の親バカなんですよ。でもペット飼ってる人なら全員そうだと思うんですけどね。まあつまるところ、私は幸せです。

     

   私の幸せ=4姉弟の幸せ


という方程式の元、これからもお世話させて頂きます。




#猫のいるしあわせ


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