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長野旅行 その③ 訪問した寺院

諏訪神仏プロジェクトで今回私が訪問した諏訪大社以外のお寺は次の通りです。なお、プロジェクトに参加していない寺院についても括弧付きで記載しています。
あくまでも私の感想です。悪しからずご了承ください。それでは私が訪問した順に紹介します。

・慈雲寺:鎌倉時代末期に下社大祝職の金刺満貞が開基として設立。長野県内最古級の禅宗寺院。境内にある枯山水庭園、池泉庭園を見ることができます。杉木立の中から見える山門はインスタ映えスポットだと思います。
・法華寺:上社神宮寺として旧地に残る唯一の寺院。平成11年の火災により 三尊像等が消失。吉良義周のお墓があります。
・仏法紹隆寺:上社神宮寺普賢堂に祀られていた諏訪大明神本地普賢菩薩騎象像のほか、慶派仏師策の不動明王、諏訪市指定名勝の庭園など見どころ豊富。アクセスの最後が短いながらなかなかの登り坂あり。
・髙國寺:上社の仁王門が下取りされて移築されています。仁王像を見るだけといえばそれだけかもしれません。
・(地蔵寺):諏訪市指定名勝の庭園がある。こじんまりしている庭園ですが、Y字に組まれた切石からの滝があり、個人的にはとてもよかったです。
・照光寺:下社神宮寺の末寺で、その縁から下社諏訪大明神本地仏千手観音像、不動明王、毘沙門天の他、信玄不動像、下社神宮寺三重塔の大日如来など下社神宮寺ゆかりの仏像を多数見ることができました。仏像を見たい方は必見のお寺だと思います。
・平福寺:下社の名門寺院で、秋宮三精寺、春宮観照寺から仏像を引き継いだそうです。中でも、阿弥陀如来は慶派仏師による堂々とした等身大の体躯でこちらもとてもよかったです。

お寺は全部で19か所の公開ですが、平日のみや期間限定もあり、遠方在住者は中々すべて訪問することは難しいですが、今回参加してよかったと思います。
そもそも今回のイベントがなければ、諏訪大社についてもほとんど知らないままでした。
なお、一緒に回りたかった、片倉館に行けなかったので、次回の宿題にしておこうと思います。

※写真は仏法紹隆寺

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