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「便座エース激闘編 その1 (紙も仏も)」

これはもう定番ですなぁ。
(食事中の方、ご遠慮ください!)

「経験ない!」なんていわせねーよ。み〜んな絶対一度はあるはず。
 
そうだよ。事が終わった後、「紙も仏も無~い」ことに気付いた、あん時の話よ。

まず考えるのは・・・。
 

1.どっかにトイレットペーパーまたはポケットティッシュを持っていなかったか?とにかく持ち物検査を実施する。

これは当たり前だわな。自分でもってりゃな〜んの問題もなし。
で、前述1をクリア出来なかった場合。

ここで前回のウォシュレットが再登場するわけである。
 
2.ウォシュレットがあるんだからとにかく洗浄。そしてワシは使ったことのない「乾燥」ボタンをプッシュし、気長に待つ。
 
これなら「スッキリ感」や「満足度」はともかく、一応「校門」の顔は立つのである。
 
問題は1,2ともに不可であった場合である。


諸兄には様々なる「怪ケツ」方法をお持ちかと拝察する。

ちょっと考えるだけで枚挙にいとまがない。

「指があるじゃないか派」、「パンツだって使えるじゃないか派」、「いっそのこと、無かったことにしよう左派」・・・。
 
まさに百家争鳴である。全部一理ある。立派な論証である。
 
しかしこれだけでは、なんの問題定義にも後学にもならないのである。
 
小生にはある。恐らく諸兄には思いもつかない、未経験の、そして「ハイリスク&ハイリターン」の唯一無二の怪ケツ方法が。
 
決して我が流派を布教しようなどと不遜な考えは持ち合わせていない。あのリスクを思い出すだけで・・・動悸・目眩・息苦しさが襲ってくる。


しっかしである。正直、あの「リターン」も忘れがたい。未知の快感である。


某月某日。
 
思い起こせば丸ノ内線「後楽園」駅に隣接する公園の公衆トイレでのことである。


前日の呑みすぎが祟り、本学の校門内は全共闘デモ隊が嵐の如くシュプレヒコールを繰り返していた。


「校門を開けろ!」校門内の特に銅像の前、「大腸部」での勢いは止まらず機動隊の催涙ガスにより小生の顔面は歪み、涙が止まらなくなっていた。全然ダイチョウブではないんである。
 

一刻も早くこの不埒なるセーガクを校門から解放し本学の健康と威厳を回復しなければならない。


 
そこに一筋の光が・・・あったのである。「公衆トイレ」、「男」・・・。

 
束の間、その表示はワシの精神安定剤とな・・・るはずであった。

(以下、続編に続く)
 

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