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【約3万字】NTTデータの内定へのバイブル|企業研究から本選考対策まで詳しく解説

割引あり

1.はじめに


はじめまして、ポンコツ@就活の人と申します。
本noteは、SIer業界の大人気企業である「NTTデータ」について、企業研究から志望動機の作成法、選考対策&面接回答例などを網羅的にかつ詳細に記載したものであります。

具体的に、noteに記載している概要は以下の通りです。


NTTデータは採用数が多いと言われていますが、採用者の半数以上はインターン経由や推薦応募のルート(8章で詳細解説)で埋まります。また、昨年度は600名ほど採用されておりますが、早慶で約4分の1を占めており、就職難易度的には、SIer業界の中でもトップクラスに難しいものだと言えるでしょう。

そこで、わたくしポンコツと24卒の学生と共同で、約3万字にてまとめておりますので、本note1冊でNTTデータ内定獲得に向けた全てが完結できると確信しております。(※noteは、SE・営業。コンサルコースに向けた内容であることを予めご了承ください。)


では早速、NTTデータが属するSIer業界に関して説明していきたいと思います。


2.業界理解:SIer業界に関して


・SIer業界について

本記事を読む人はSIerを知っているよという人も多いと思いますが、改めてSIer業界の構造についてお話ししていきます。

SIer業界は図のようなピラミッド型の多重下請け構造で語られることが多く、顧客から「元請け」が取ってきた仕事を下へ下へと2次請けや3次請けに流していくような構図がしばしばみられます。

多重下請け構造

顧客に近い企業ほどマネジメント寄りの仕事がメインとなり、責任が大きい分給与も高めに設定されている傾向が強いです。そして今回の主役である「NTTデータ」はいわゆる元請け(プライムベンダー)に該当するため業界の中でも非常に地位の高い企業になります。上記の顧客に近いほど、プロジェクトのマネジメント(人やお金の管理)の仕事が多いです。また、責任のレベルも全然違います。
2次請けや3次請けに関しては、プライムベンダーが顧客の要望を受けてプロジェクトを立ち上げ、2次請け企業がシステム開発を行い、3次請け企業がテストやプログラミングを担当します。プロジェクトの規模やスケジュールによって、3次請け企業にチェック業務を依頼することもあります。また、4次請けや5次請けなど、より細かく業務を分割することもあり、下の層では小規模な企業やフリーランスエンジニアが参加します。

・プライムベンダーに関して

次は、先程出てきたプライムベンダーについて紹介します。プライムベンダーは大きく3つの種類(メーカー系、ユーザー系、独立系)に分類できます。

■ユーザー系(NTTデータ 野村総合研究所 伊藤忠テクノソリューションズ)
ユーザー系は、民間企業の情報システム系の部門から独立した会社のことです。親会社の案件があり、一定数の売上を担保でき案件に困ることはないと言えます。

■メーカー系(日立製作所 富士通 NEC)
メーカー系は、コンピュータメーカーやソフトウェアメーカーなどの開発企業が独立した企業のことです。企業規模が大きく、自社の製品を用いて開発や提案をすることも可能です。

■独立系(オービック 大塚商会 BIPROGY)
独立系は、ユーザー系やメーカ系と違って、親会社を持たずに独立した経営を行うきぎょうです。主な収益はシステム開発になるため、システム開発に特化する環境下でスキルを磨くことが可能です。また、最も顧客の要望に合わせたシステムの提供をできるでしょう。

このタイミングで余談ですが、就活生の皆さんは、SIerは基本的に忙しい!と思っておいてください。部署や駐在先等によりますが…


・ITコンサルとSIerの違い

以前もツイートしましたが、似ているようで意外と違います。

ITコンサルティング(ITコンサル)は、クライアント企業に対して戦略的なアドバイスやソリューションを提供し、ITの戦略立案や問題解決を支援します。彼らは戦略的な視点でクライアントに価値を提供し、業務プロセスの改善、テクノロジの導入、組織変革などに関与します。

一方、SIer(システムインテグレーター)は、具体的なITシステムの開発、設計、実装を行う企業です。SIerはクライアントの要件に基づいてソフトウェアやハードウェアの開発、導入、保守を提供します。SIerはプロジェクトベースでの作業が一般的で、特定のITシステムを構築することが主な仕事です。

では、ここからNTTデータの企業研究を説明していきます!

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