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地味ハロウィン2019 丁寧に分析してみた マニアックネタ編

 地味ハロウィン2019の分析はいよいよ真打登場。マニアックネタである。説明されないと分からないマニアックネタ、仮装そのものよりも仮装ができるまでの物語を楽しむ感じが強い。

一番マニアックネタの中でヒットを飛ばしていたのが、宝塚音楽学校の合格発表を見に来た親子。

 田舎の美容室で微妙なチョイスの雑誌を勧めてくる美容師、運動会でスカーフをまいたら人造人間17号みたいになったPTA、脱毛の広告に出る髭の濃い人、ババ抜きで勝ちが確定した人、誰よりも早くお先に失礼するOL、料理が下手なヒロイン、どこかに行く人、これからバンジー飛ぶ人、

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  もちろん私の仮装、武蔵村山市の職員もこのマニアックネタに入る。スタッフのカメラマンさんに「私所沢からきました。武蔵村山はとなりなんですよ」って言われた。固有名詞は会話のきっかけになる。

 マニアックネタは細かすぎて伝わりにくい分、出てきた時のインパクトに欠けやすい。そのかわり伏線を回収していくような丁寧な説明が求められる。時事ネタやあるあるネタみたいなみんなの頭の中のお手本が分かりにくいので,仮装ができるまでの世界感を作り上げるのが大事だ。舞台の上で仮装が出来上がるまでの世界を濃密に語ることで、「なんだっけあの人?」が「あ、あの人いた!」に変わりやすい。


 今回のマニアフェスタで得た、「より目立つコツ」をまとめてみました、勤め人で身バレしたくない人は参考にしないように。


1、軽仮装か重仮装かはっきりさせる。

 地味ハロウィンで目立つにはとにかく写真で撮られることが大事です。写真の被写体になるには他の参加者と会話することが大事。混雑している会場をフットワーク軽く回るには最小限の仮装で写真に写る数を増やす作戦があります。これとは別にしっかり作りこんでいく重仮装の場合はしっかり作りこんだうえであまり動かないで効率的に写真を撮ってくれる人に声をかけていく作戦になります。居飛車と振り飛車みたいなもんです。

2、できれば仮装は汚れがあったほうがいい

 仮装の作り方で多くの人はAmazonで小道具を買います。Amazonは便利で専門職の人しかもっていない道具を頼んでもすぐ届きますが、みんな新品なんで友達から借りたり実家から引っ張り出したような年季の入った服の方がいい味が出ていて会話が弾みます。

3、舞台では長々喋ろう

 全参加者は一人一人順番に舞台にあがります。このチャンスを最大限に生かすために時間切れのベルが鳴るギリギリまで、司会者の方と会話を続けることがたくさん写真を撮られるコツになります。長く会話を続けるには仮装の人物の物語を語ることと、小道具を小出しに出していくのがおすすめです。仮装の道具の調達先の話をしていくうちに個人情報がぽろぽろ落ちるようになればベストです。

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ちょっと早いけど来年のトレンド

ケムール人 

テレビ特撮ドラマ「ウルトラQ」に出てきた当時は遥かな未来の2020年から放送当時の日本(1966年)にやってきて人間をさらう誘拐怪人。これに挑戦すれば文字通り「2020年の挑戦」になります。

東京オリンピック関係

ボランティア、なれないコスプレをした政治家、外国人観光客の誘致に必死な商店街のおやじ、式典でこけたパフォーマンス

センター試験関係

センター試験が変わって戸惑う受験生、ここが商機と頑張るTVCMの予備校教師、追記 誰か来年でなくてもいいからみすゞ各園の仮装してくれ


みなさん、三部作を見てくださってありがとうございました!地味ハロウィンに行きたかった高橋隊員の友人の仮装でしめくくります。では今度は地味ハロ2020でお会いしましょう。

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