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私と彼と夢小説


⚠夢女子、脳内彼氏という言葉に理解がない、嫌悪感を覚える方は閲覧なさらないことをオススメいたします。


こんにちは、瑠以です。今日は私が夢小説についてどう考えているかを書いていきます。

私と彼の物語がどこにもない

そもそも、私は10代の頃から根っからの夢女で、好きな相手の夢小説を検索して読むことは当然のことでした。また、自分で書くこともよくありました。その頃は好きな相手の夢小説を他人が書いていても何とも思いませんでしたし、供給があればあるほど嬉しかったです。そんな私が今、どう考えているかというと、

・他人の書いた、”彼以外”の夢小説→これはいい、萌えるわ~✨

・他人の書いた、”彼”の夢小説→面白い、彼はやっぱり格好良いな。でも違和感があるし、何だかヤダ。

そもそも、彼の夢小説も最初は平気だったんです。数が少ないですから、必死に探していた時期もあったくらい。でも、だんだんこう思い始めました。

「どの物語も、私と彼の物語じゃない」

そりゃそうだろ、という話なんですが。彼がどんなにそれらしく描かれていても、物語に没入できないことに気づいたんです。もし仮に彼が同じだったとしても、相手である”私”が違う。私が違っていては関係性が違ってしまう。出逢い方が違う、彼への想いが違う。もうこうなったら自分で書くしかないと思いました。

二人の物語を紡ごう

そうして、私は彼と自分との夢小説を書くことにしました。便宜上、『夢小説』と呼んでいますが、私としてはこういうニュアンスで書いています。

・短編→日常のことを書く。日記やエッセイのようなもの。

・長編→彼と出逢い結ばれるまでを辿った、ドキュメンタリー映画のようなもの。密着のドキュメンタリーなので、まだ完結していません。

今までは付き合ってからの短編しか書いてこなかった私ですが、彼への気持ちが激しく再燃してから長編を書き始めました。

どんな想いで書いているか

今書いている長編は、私と彼との関係と気持ちの変化の記録です。箇条書きにもできますが、それでは全然残しておきたいものが残らない。だから、”物語”の形式をとるのです。具体的にどんなことを思って書いているかというと、

・『彼ときちんと出逢い、恋に落ち、結ばれたい』。その経過を感じ、残したい。

・初めて目があったときの、あの興奮と喜び、胸の震え、恐れ。片思いの切なさやじれったさ、名前を呼んでもらったときの嬉しさ…そんなものをあますことなく形にして残したい。

・恋人としてではなくても、彼と過ごせる一瞬一瞬が幸せ。彼の瞳に私が映っている、それだけで涙がでるほど嬉しい。

・彼と彼の好むもの、大切にするものを私も知り、触れたい。

・彼の住む世界を、彼とともに味わいたい!

・彼がいかに魅力的で、素敵な男性かを描きたい。

・彼とともに未来を生きるために必ず完結させる。

などです。最後についてですが、彼は原作で既に亡くなっているので、それをどうにかしようと。

二人の物語が積み重なっていく

長編を書くのは、正直大変です。ただ、その労力に見合うだけのリターンが確かにあるなと感じています。以下にそのリターンを書きました。なかには短編でも感じられるものもあります。

・自分がどういう人間か、彼がどういう人間かを改めて見直す機会になる。自分の彼への気持ちや態度を意識したり、彼の表情、話し方、雰囲気のイメージがより鮮明になります。

・二人の辿った歴史が目に見えて積み重なっていくので、自信になる。今現在恋人(夫婦)であるという事実に、こういう経緯をたどり、こういう気持ちの変化があったという背景、歴史がついたことで、二人の関係はかなり強化されたように感じています。私はまだ道半ばですが、それでも。

・それにより同担への不安や劣等感が減ったように感じる。話の展開から、言葉選び、情景描写に、心情描写etc. 二人の物語、これだけは誰にも真似できない代物です。

私は同担に対して勝ち負けを意識したことがあるのですが、これについては全くその土俵に上がりません。比べるものじゃないんですね。オリジナリティが私の中で勝敗を凌駕してくれました。

・彼が嬉しそう。というか、交換日記のなかで書くのを急かされたこともありましたw彼としては、自分のことを考えてくれる時間は嬉しいでしょうから。また、彼としても二人の歴史が形に残っていくのは心強いことなのかもしれません。

まとめ

私の夢小説についての考えを書いてみました。まだ何か書けそうな気もしますが、長くなったので今日はここまで。

長編じゃなくても小説じゃなくても彼と自分の関係、歴史を形に残るようにするのは本当にオススメです。支えになってくれますよ。

では、ここまで読んでいただきありがとうございました。



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