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20年CNBC Disruptor50の10社を紹介

アメリカNBC系のニュース専用放送局CNBCが毎年発表している”CNBC Disruptor 50”をご存知だろうか。実は今年で8回目の発表となる。
                  *タイトル画像はCNBCサイトから借用

同社が2013年から続けている既存の業界を破壊してしまう様なイノベーションを持ったいわゆる、ディスラプター(破壊者)を独自のルールで順位づけをしている。

今年選出された領域は、サイバーセキュリティ、教育、健康IT、物流・配送、フィンテック、農業など。そのうち大半が10億ドル規模のビジネスとなっている。36社の評価額は10億ドルの大台に達している。

今年は6月16日にリストが公開されたが、7月22日に新たにアップデートされていたので、上位10社がどんな企業で、世界きぼでどの様なサービスを展開しているのかを共有したい。


1.Stripe(ストライプ)

WEB:https://stripe.com/jp
内容:オンライン決済サービス
ビジネスモデル:
顧客に2.9%のスワイプ手数料と、処理するトランザクションごとに30セント(PayPalと同じ)を請求して収益を上げている
創業者:Patrick Collison(CEO),John Collison
創業年:2010年
本拠地:サンフランシスコ
調達額:$1.6B
評価額:$36B
業界:グローバルeペイメンツ

2.Coupang(クーパン)

WEB: https://www.coupang.com
内容:
モール型ECサイトCoupangの運営。Amazonライクで、配送が非常に早い。自社で抱えているクーパンマン(配送員)が配送してくれる”ロケット配送”がユーザーに評価されている
創業者:Bom Kim(CEO)
創業年:2010年
本拠地:ソウル、大韓民国
調達額:$3.4B
評価額:$9B
キーテクノロジー:AI,クラウドコンピューティング
業界:Eコマース、リテール
その他:ソフトバンクビジョンファンドの投資先

3.Indigo Agriculture(インディゴ・アグリカルチャー)

WEB: https://www.indigoag.com
内容:
天然微生物学とデジタル技術を用いて、生産者の収益性、環境の持続可能性、消費者の健康を向上させる。2015年、ファイザーに52億ドルで買収経験があるデビッド・ペリーがCEOに就任。従業員1,000人以上、世界6拠点
創業者:Dabid Perry
創業年:2014年
本拠地:Boston
調達額:$850M
評価額:$3.5B
キーテクノロジー:AI,機械学習
業界:農業、農場経営

4.Coursera(コーセラ)

WEB: https://www.coursera.org
内容:
世界中のどこにいても一流大学のオンラインコースや学位へのアクセスをわずかな費用で提供。(Coursera の修士号は 15,000 ドル〜25,000 ドル、実際に大学に通うと、同じ学位でも 80,000 ドルの負担)。ユーザー数4800万人、3000以上の学習コース(ビジネス、社会科学、数学、言語、コンピュータサイエンスなど)2000社以上の企業が利用
創業者:Andrew Ng, Daphne Koller
創業年:2012年
本拠地:マウンテンビュー、CA
調達額:$325M
評価額:$1.6B
キーテクノロジー:AI,クラウド、ディープラーニング、IoT、機械学習

5.Klarna(クラーナ)

WEB: https://www.klarna.com/us/
内容:
ECサイトで商品を購入する際、メールアドレスと郵便番号を入力すると即座に与信審査が行われ支払代金を立て替えしてくれる。これによりユーザーは”後払い”による購入が可能となる。H&M、Sephora、Adidas、Abercrombie & Fitchなどの20万店舗で利用可能で、世界中で約8,500万人のユーザーがおり、そのうち米国では約600万人が利用
創業者: Sebastian Siemiatkowski(CEO)
創業年:2005年
本拠地:ストックホルム
調達額:$970M
評価額:$5.5B
キーテクノロジー:AI,クラウド、機械学習、エッジコンピューティング
業界:Eコマース、フィンテック、金融業


6.Tempus(テンパス)

WEB: https://www.tempus.com
内容:
人工知能、機械学習、次世代シーケンシングを利用して、電子カルテにある臨床データを収集、構造化、分析し、より正確な情報を医師に提供し、患者にとってより良い選択肢を提供している。テンパスは腫瘍内科からスタートし、現在では5,000人以上の腫瘍医、全学術医療センターの80%、数百の病院システムと提携
創業者:Eric Lefkofsky(CEO)
創業年:2015年
本拠地:シカゴ
調達額:$620M
評価額:$5B
キーテクノロジー:AI, 機械学習、
業界:ヘルスケア


7.Zipline(ジップライン)

WEB: http://www.flyzipline.com
内容:
世界初のドローン医療スタートアップ。ルワンダ2拠点、ガーナ4拠点開設。2000万人以上の人々にサービス提供。
創業者:Keller Rinaudo(CEO)
創業年:2014年
本拠地:ハーフムーンベイ、CA
調達額:$225M
評価額:$1.2B
キーテクノロジー:AI,ドローン、無人機,エッジコンピューティング、機械学習、ロボティクス

8.SoFi(ソーファイ)

WEB: https://www.sofi.com
内容:
ソーシャルレンディングを手がけるフィンテック系スタートアップ。2011年にミレニアル世代向けの学生ローン融資会社としてスタート、その後、個人ローンや住宅ローン、借り換え、ウェルスマネジメントサービスへ拡大。昨年は、一般の人々を対象とした金融商品一式を提供することで、再び事業を拡大中
創業者:Ian Bradyほか
創業年:2011年
本拠地:サンフランシスコ
調達額:$2.3B
評価額:$4.8B
業界:金融

9.Neteera(ネティーラ)

WEB: https://www.neteera.com
内容:
皮膚表面の小さな動きを感知して、人間のバイタルサインやストレス、疲労、痛みなどの身体指標、コビッド19の症状をモニターする技術を開発。特に場所に関係なく車両を監視し、子供が車内に置き去りにされた場合に親に警告することが出来る。アメリカでは社会問題となっていて、今後全ての車にアラートシステム設置が義務化される可能性がある。*Hot Car Act
創業者:Isaac Litman
創業年:2015年
本拠地:イスラエル
調達額:$13M
評価額:$40M
キーテクノロジー:AI, 自動運転、バイオチップ、機械学習、IoT、ディープラーニング
業界:リモートセンシング

10.GoJek (ゴジェック)

WEB: https://www.gojek.com
内容:
オンライン配車サービスのほか、フードデリバリー、オンコール美容サービス、エンターテイメントの予約、電子決済へと拡大。「GoFood」は、注文量で東南アジア全体で最大のフードデリバリープラットフォーム(以下PF)。デジタル決済PFの「GoPay」は、インドネシアのGoogle Playストアでは初の電子マネー決済オプションとなり、インドネシアの何百万人もの銀行口座を持たないAndroidユーザーが、人気のゲームやエンターテイメントに簡単にアクセスできるようになった
創業者:Nediem Makarimほか
創業年:2010年
本拠地:インドネシア ジャカルタ
調達額:$6.2B
評価額:$12.5B
キーテクノロジー:AI,クラウド、ディープラーニング、顔認識、機械学習、
業界:輸送、フードデリバリー、支払い

11位以降は気が向いたときに翻訳して、noteにあげたいと思っている、、、
ただし定かではないw



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