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日本で唯一の金平糖専門店 「緑寿庵清水」と「茶寮 宝泉」の極上わらび餅

2022.05.13

日本で唯一の金平糖専門店 「緑寿庵清水」

京都に来たら買って帰ろう!な京大近くにある日本で唯一の金平糖専門店「緑寿庵清水」の金平糖。
少しづつ違う味を食べるのが楽しみなここの金平糖。

金平糖の語源は、ポルトガル語の「confeito(コンフェイト)」。1546年にポルトガルからもたらされた美しいお菓子だったそうです。

通年作っている定番の金平糖は13種類。

金平糖はレシピがなく、気温や天候によって蜜の濃度や釜の角度と温度、釜で転がる金平糖の音を聞き状態を見極めて五感を使いながら体で覚えていく一子相伝の技で、砂糖の金平糖が作れるようになるのにもコテ入れ十年、蜜掛け十年、二十年かかると言われています。

緑寿庵清水

約14日かけて作り上げられる金平糖。その日の天気や気温に左右される為、全く同じものを作ることは出来ないといいます。
その土地の環境との共作なんですね。

今回購入した「蕎麦ノ実黒糖」は、金平糖を作る釜の中で煎りあげた蕎麦ノ実を核にし、まわりに極上の黒糖を使い、二種類の素材を結晶させるという巧みな技術を用い、約16日間かけて香ばしくまろやかな風味に仕上げたもの。

なんて丹精込めて作られたお菓子なの!ゆっくり味わっていただきます。

「緑寿庵清水」といえば、皇室のボンボニエールが思い出されます。
(記事「東京駅前の「驚異の部屋」を見に行こう!インターメディアテク(東京大学総合研究博物館+日本郵便)② / 後編

欲しいのよね〜十二支のボンボニエール。本店のみの取り扱いで、予約等受け付けていないので、お正月に京都にいなくてはならない〜

茶寮 宝泉

金平糖買って機嫌よく向かったのは、茶寮 宝泉
わらび餅好きなんですよねー。

わらびの根から極少量しか取れない「わらび粉」をキチンと使用したわらび餅って、そうそうお目にかかれない。一般に出回っているのはデンプンや葛粉を使用したものがほどんど。
ここのは、そんな貴重なわらび粉のみで作られている極上のわらび餅なんです。


勢いのある緑が美しかった。

気持ちの良い庭園を眺めながら、注文を受けてから作り始めるわらび餅を待ちます。ワクワク。

本物のわらび粉は灰色なので、出来た餅も黒っぱい色なんです。そして時間が経つと、どんどん口溶けが悪くなってくるので、出来たてを早めにいただくのが最高に美味!
なので、当然持ち帰りも出来ません。ここでだけいただけるわらび餅。なんて贅沢。

京都タカシマヤのローズちゃんは舞妓さんでした。カワイイ。
1959年に誕生した高島屋の「ローズちゃん」。当初はクリスマスのマスコット人形「ハッピーちゃん」として登場し、1960年に浩宮徳仁親王誕生をお祝いし「ラッキーちゃん」へ。「ローズちゃん」になったのは1962年からだそうです。

制服だったり、四季折々やイベント等でお召し替えするローズちゃんだけど、私の中のイメージは、やっぱりヌーディなあのローズちゃんなのよね。

ということで、美味しい「京都」でした。またねー

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