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ボレスワヴィエツ陶器 「Zakłady Ceramiczne “BOLESŁAWIEC”」 / ポーランド・ヴロツワフ④

こんにちは。
「百年記念会館」から旧市街へ戻る途中、寄りたかったのがボレスワヴィエツ陶器のお店。が、陶器を見始める前にエネルギー補給が必要。小さなパン屋さんに立ち寄る。

ターコイズブルー x クロスステッチの花がカワイかった。ポーランドってドーナツ類が美味しかったのよね。

ポリッシュポタリー(ポーランド陶器)で思い浮かべるのがボレスワヴィエツ。ヴロツワフから列車で1時間程の距離にあるボレスワヴィエツでは、近郊のボーブル盆地とクヴィサ盆地からとれる高品質の粘土を使用し、何世紀にも渡り陶器がつくられてきました。

もう少し西に行くとドレスデン!この辺りの土は陶器に適してるのね。

学生時代、ルーブルでBernard Palissyの陶器に衝撃を受け「自分でつくってみたい!」と本を片手に陶芸教室を探し回ったことを思い出した。

ついでに、アメリカの大学で受講したセラミッククラスで半年かけてつくった手びねり(ろくろを使わないで成形すること)の作品が引っ越しの時に無惨に割れたことも思い出した。

今残ってるのこれだけ。

デコラティブな陶器を夢中になってマネしてたこともあったなー

と、色々浮かびながらお店に到着。
Zakłady Ceramiczne “BOLESŁAWIEC”(ザクワデ・ツェラミチュネ・ボレスワヴィエツ)の工場直営店。

戦前のHugo Reinhold社の陶工所を1946年に受け継ぎ、1980年に独立後「ザクワデ・ツェラミチュネ・ボレスワヴィエツ(Zakłady Ceramiczne “BOLESŁAWIEC” Sp)」と名付けられたたこのブランドは、ボレスワヴィエツ地域において最も伝統ある製造元のひとつです。

デーンと大きなポットがお出迎え。

ボレスワヴィエツ陶器は、絵柄(パターン)や形はそれぞれの製造元で少しづつ異なりますが、コバルト、緑、茶色などの色を使用し、ドット、孔雀の目、魚の鱗、クローバーの葉などを組み合わせた伝統的パターンがスタンプで表現されています。

花をモチーフにした手描きのものも。

「ザクワデ・ツェラミチュネ・ボレスワヴィエツ」のテーブルウェアは、クリーム色に焼き上がる天然粘土のみを使用し、ボレスワヴィエツ地域から調達された原材料で作られています。摂氏1200度を超える高温で焼成されるため、オーブンにも対応。

製造プロセスで使用される塗料、釉薬などにも有害物質は含まれていません。

裏には製造元のスタンプ。細かな手作業の製品にはアーティストのサインがあるものも。

違うパターン同士も馴染んでしまう不思議。

どれにしようかなー

ひつじちゃんたちと目が合ったけど、

後ろのウサギの眉毛が気になるが。

お魚を連れて帰ることに。

目の入れ方によってひとつひとつ表情が違って面白い。

色々並べるとカワイイ。

(店内は許可を得て撮影しています)

続く。

Brand Store in Wrocław
Sienkiewicz Street 10
Opening hours:
Saturday from 9am to 4pm
Monday to Friday from 10am to 6pm


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