AC6の対人アセンブルに関しての基礎的な考え方。


AC6の機体構成で重要な基礎

  • 重量
    これは体感でも露骨に感じられるしWikiにもそこそこ細かく書いているので大体理解してる人も多い。
    それ以上の知識はあまりいらない。
    重量40000以下にしても意味がない事と、75000以上になると一気に重量の影響が大きくなることだけ覚えておくと良い。一応引用部分に書いておく。

75000未満だと速度が1刻みで変わるのに対して75000以上になると重量1000事に速度が4づつ変わる、異常に動きが重くなるので75000を超える重量級構成はタンク脚部以外は避けたほうが無難。

https://w.atwiki.jp/armoredcoreforever/pages/769.html#id_c1f317e0
  • 装甲
    これは結構ぼんやり覚えてる人が多い。
    重ショ環境だった頃はこれでACSが割れるか割れないかを重視していたので結構実弾防御偏重で組まれていた。
    1000で防御力100%、1100で110%の防御力になる。ダメージ全般に効果があるのでACSダメージも下がる。
    コーラル属性は対コーラル装甲1000として計算するので重量級に対してダメージが結果的に高い。
    対コーラル装甲を上げる方法はないが、OSチューニングの被ダメージ軽減チップで同じように15%軽減される。

  • 姿勢安定性能
    生き死にに直結する場合がある割になんとなくでしか理解していない人が多い。
    姿勢安定性能の性能自体はACSゲージの容量である。
    軽量でブースター効率の高いフレームなら容量が小さく、重量が重く積載が大きいフレームほど容量が大きくなる。
    ここまでで理解が止まっている人が多いが、実際には姿勢安定回復補正とブースターによる回避をあわせてどれだけACSゲージを長持ちさせられるかを姿勢安定性能と呼ぶほうが正しい。
    姿勢安定回復は総重量に影響されて重量が増えるほどに下がっていく。
    重量二脚やタンクなどがスタッガーの回復が遅いのでパルスアーマーを使う、という理屈がこれ。(パルスアーマーは発動した瞬間にスタッガー状態にならなくなり、発動後展開されるとACSゲージを上書きして0に戻す効果がある)
    余剰積載などは一切関係なく総重量のみを参照して安定回復性能が決まるので、フレーム+インナー+武装に対してギリギリの積載量で調整するのが一番姿勢安定回復が高くなる事になる。
    ただしどれだけ姿勢安定回復性能が高くなっても、最後の攻撃を受けてから衝撃回復までにかかる5.1秒のラグは短縮できない。
    この影響もあって軽量フレームは引き撃ちがメインの構成が多い。


フレームの選び方

自分が機体を構成する時の選定の仕方を一例として乗せる。

  1. 脚部、腕部、メインの武装を選ぶ。
    脚部が先か武装が先かは場合によるが、基本的にこの3つから先に選定したほうが良い。
    腕部と脚部はEN負荷と総重量への影響がパーツの中でも大きく、武装は4本積むことを前提に考えるとこの3箇所を絞ってからジェネレーターを選ばなければ実際に動かす場合に困る事が多い。
    腕部は実際には特定のパーツ数種類から選ぶだけだが。(対人を想定した場合コアと脚部と頭部で装甲やシステム異常耐性を調整して腕部は反動や運動性能を見て選ぶほうがバランスよく作りやすい)

  2. コアとインナーパーツを選ぶ。
    ジェネレーターはなぜか容量特化で出力が低くピーキーなSANTAIを積んでいる人をよく見かける。
    中量ジェネレーターならMINGTANG、YABA、AORTA、VP-20C
    重量級ならVP-20DかHOKUSHI、NGI000
    軽量級ならVP-20Sあたりを積むと良い。
    これ以外はコンセプト特化し過ぎていて初期構築には向いていない。
    まずは普通の機体を普通に動かせるように作るべきである。
    脚部と武装のEN消費に対して供給が潤沢にある場合、ブースターは消費が大きくよく滑る物を選ぶ方が良い。
    ALULAやGILLSなどのクイックブースト感覚が短い物は機体の挙動が鋭くなる代わりに噴射時間が短く一切滑らないので、相手の構え武器やミサイルを避けるのに余分なENを使う事が多い、クイックブーストのEN消費の単価も大きいので総じてEN管理が厳しくなりやすく玄人向け。
    FLUEGELかG2/P04を最初に試して、ENが過剰に余っているならNGI001、QBを使わない構成ならG2/P06SPDあたりに付け替える。
    FCSは戦法ではなく基本レンジによって変える。
    中近距離で戦うならTALBOT、中遠距離ならVE-21B、完全張り付き特化ならOCELLUS。WLTはハンガーを利用した全距離対応構成になら合わなくもないが負荷が莫大なのでジェネレーターとコアが縛られる。
    ミサイラーの場合はG2/P10SLT一択、マルチロックなど対人ではチーム戦であっても使う必要がない。(そもそもマルチロックまでに0.5秒ほどラグがあるのでどれだけ短くなった所で1秒以上ロックオンにかかる上に弾がバラけて有効弾が減るだけ、4系以前のように連動ミサイルをあわせて超大量のミサイルを垂れ流し続ける構成は今作は出来なくなっている。)

  3. 頭部、コア拡張機能を選ぶ。
    読んで字のごとくでしかないが、一応記載。
    実弾防御を重視する場合VERRILLが最も機体の防御力が上がり、安定性を重視する場合はMELANDERが最もバランスよく構成出来る。C3は耐爆防御が下がりすぎ、重量も重く、復元性能も上記2つより低い、見た目に拘らないなら採用する理由はない。
    大豊頭は論外、ふざけて爪楊枝みたいな極細ACを作ろうとでもしない限り必要ない、というかそういう見た目を作るにしてもLAMMERGEIERでいい。
    EN防御を重視する場合はEPHEMERAが最も機体の防御力が上がり、安定性を重視する場合はVP-44Dが最もバランスがよくなる。
    VP-44Dはシステム復元性能も100と及第点を満たしている非常にハイバランスな頭部なので軽量級でも積載に余裕があるなら搭載して良いレベル。
    EPHEMERAとVE-44Bは僅差で防御係数の誤差程度の差なので機体のバランスを見て自分の重視する防御が高い物を選ぶといい。
    耐爆防御を重視する場合はBASHOが最も機体の防御力が高くなり、安定性を重視する場合はHALが最もバランスが良くなる。
    耐爆防御は能動的に高くしようとすると頭部に求められる要素に何かしらの穴ができる為無理に上げようとすると返って防御力を下げかねない、1000を下回っている場合でもなければ気にしないほうが良い。
    システム復元性能を重視する場合はVE-44Bが最もデバフに強く、安定性を同時に求める場合はKASUARが最もバランスが良くなる。
    スタン系、ACS障害、ジャミングなどのデバフに強く出られる様になる。
    ぶっちゃけこれが頭部に一番求められてる性能でもある。
    KASUARは装甲を多少削る代わりに軽量としては考えられないほど高い安定性と全体3位の復元性能を誇るので拘りがなければこれ一択でもいい。


初回は以上、気が向いたら第二弾も書く。


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