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東京嫌い 


私は神奈川県で生まれ育って東京はお隣で、
15歳から東京にダンスやゴスペルレッスン通ってたり友達と遊ぶとなると原宿や渋谷に集まってた。
自分の家から東横線で片道500円で行けるから東京は遠くてすごい街。みたいな感覚は全くなかった。

思い返すと東京に憧れたことが本当に驚くほど一度もない。

大学の頃に「よく鎌倉から通うわなこっち住みなよ」
「小旅行やんけ片道1時間は」
「青学に行ってるのに東京住んどらんのか」
とか散々言われたけど東京に多分いたらもう心がもたないわ私wwww

本当に好きじゃない
日本の嫌なところが凝縮されてる気がするねん。w

日本の中心だからそれはそうか。

ここ2,3年で思うこととしては
東京が全て、
東京には何でもあると思い夢見すぎる人が多すぎること。

私が以前働いていた先輩に
もう辞めたいんです
って話をした時の返しが「ルナは長時間かけて東京に来て働くからオフィス着いた時には疲れてるからパフォーマンスが下がったりやる気が落ちるんだよ。それを改善するには東京に住んだ方が良い」

と真面目な顔して言われた。
全然同意できなすぎてびっくりしたのと割と憧れてた人だったから衝撃だった。

私の心の中ではまだこの人、
東京が一番だと思ってるんや

と思ってしまった。

私が東京嫌いなのはお金が無いからじゃない。
お金があっても住まないな。
同じ金額なら横浜みなとみらいの景色が綺麗な
マンションとかに住むかな😜


幸せの基準って人それぞれだけど未だに東京で良い暮らしすることがゴールと思ってる同世代が多すぎて萎えまくってるここ数年。

東京なんて開けば薄っぺらいシティーやし
人は冷たいし、なんか良くも悪くもFAKEなんよな
うまく飾ってる感じね。

東京に憧れるのは良いと思う
でも東京に染まって東京が全てだと思わないでほしい

世界はもっと広い

私はここ数年
日本は"住みやすいけど生きづらい"が常に頭にあった。

私は元々海外旅行好きであり、
海外の媒体を読んだり見たり聞いたりしたことにより正直そこらへんの同世代より視野が広いとは思ってる。
あとはこのバックグラウンドのおかげで良くも悪くもいろんな経験ができたこともあるしラジオというお仕事を通じていろんな人に出会えたからこそ人生観が広がったと思う。

私は大学時代にタイに留学した時に
第一波 「なんでもええや」が発令した。
海外で暮らすことで、視野が広がり、もうなんでもいいやが強くなったように思う。

コロナが明けて昨年の冬
初めてフランスとドイツに行ってフランスの黒人コミュニティに行った時やドイツのクリスマスマーケットで子供がベビーカーで寝てる中親はホットワイン片手で大声で喋ってるのを見て何だこの居心地の良さはと感じてしまった。

そして今年、One Young Worldという198の国と地域から2000人超の若者が集まるサミットに参加した時にいろんな人種が一つの場所にいる環境で4日間過ごしただけで心の今までと焦りが無くなった。

感じたこととしては
「日本人が一番焦っている」
こちらの人たちは、いい歳してどうとか、そういう世界観があまりない。

そもそも4日間仲良くしてたのに最終日に
流行ったドラマや何のテレビ番組で育った?て話になって初めて
what age are you in?ていう言葉がでてきて
そうだ!私、彼らの歳を知らずともこんな仲良くできるんや。て思ったら本当に歳なんかマジで関係ないと思った。
普通に結婚してる人もいたし、子供いた人も対等に話してくれて年下だからこいつは相手にならんとか友達の領域には入らんな。みたいなことにはならないってわけ。

日本のエイジズムは過激すぎる。

一度きりの人生だから他人にどう思われるとか
高級ブランドの新作のバックをあの年で持ってるのはおかしい
とかよくわからない偏見まみれの東京にいてはダメだなと思った。


27歳、アラサー?うるせー
そんなの言ってるのは日本だけ

これから楽しいことしか起きないんだから私の人生!羽ばたこっと✈️


Luna

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