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【京都】伏見稲荷の宵宮祭に・2022年

今年の7/23(土)の京都は、祇園祭・後祭の宵山でしたが、伏見稲荷大社の宵宮祭の日でもありました。

夏土用入りした最初の土日に執り行われる、宵宮祭と本宮祭。祇園祭も3年ぶりの山鉾巡行でしたが、こちらの開催も3年ぶり(2020年は中止、2021年は極々小規模に)

宵宮祭は、本宮祭の前夜に斎行さいこうされます。
この夏のお祭りの為に奉納された真っ赤な提灯に明かりがともされ、いつもの伏見稲荷とは全く異なる姿を目にする事が出来る、幻想的で美しい夜です。


お仕事を終えて、19時頃に到着。まだ空が青い。

参道にも境内にも、たくさんの奉納された提灯が。
行灯画あんどんがも3年ぶり。


久しぶりに目にする光景に感激しながら、緩々と境内を巡って過ごします。


そうこうしている内に、次第に辺りが暗くなってきました。


提灯に、明かりがともり始めます。

次第に暮れゆく空のグラデーションの下で、

境内中が提灯の明かりで赤く染まっていきます。

この伏見稲荷の姿を見られるのは、一年でこのお祭りの夜だけ。


更に暗くなると、美しさと共にも言われぬ妖しさも加わります。


夜風が心地良く、雨に降られることも無く、無事に斎行されて本当に良かったです。

参道に現れた猫さん



来年もこの景色を見ることが出来ますように。心から願っています。


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