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ClariS「トパーズ」の歌詞は卒業するアリスへの感謝の想いっていう説

まえがき

ClariSTの皆様、いかがお過ごしでしょうか?
ついにWINTER TRACKSも発売され、来週末には待ちに待った単独コンサートもあってと、遠足前の小学生みたいな気分になっているのは私だけではないと思います。

ということは当然今回は冬曲について・・・と自分でも思っていたのですが、今回は冬と全く関係の無い、しかも8年も前の曲について書きます。

なんでこうなったかというと、先日ふと思いついて ↓ のツイートをしたら想像以上に反響が大きかったんですね。

普段から色々歌詞で思いついた事をつぶやいてますが、過去一レベルの反響だったのでこれはブログにまとめた方がいいかな~と思い急遽記事化することにしました。

といっても、内容は ↑ のツイートでスレッド化している内容に補足付け足した感じになるので、手っ取り早く内容知りたい方はツイート読んでもらえれば充分かと思いますので悪しからず。

曲紹介

作詞・作曲:渡辺翔 編曲:湯浅篤

3枚目のアルバム「PARTY TIME」(2014年6月4日発売)の9曲目。
ClariSの代表曲「コネクト」を生み出した渡辺翔×湯浅篤の強力タッグです。

歌詞考察

曲全体のストーリーへの仮説

・「トパーズ」=「太陽の宝石」=アリスへのメッセージなのでは?
・卒業するアリスへのクララからの感謝の気持ち

まず大前提として、トパーズが古代エジプトで「太陽の宝石」って呼ばれていたっていうのがこの考察全体の土台になってます。

エジプト人はトパーズを「太陽の宝石」と呼んでいました。太陽神ラアの輝かしい光でその色になり、災害から身を守る力があると信じていました。

上記URL(https://gstvfan.jp/knowledge/gembook/topaz-history)より引用

では、いつも通り1番から順に見ていきます。
※歌詞は歌ネット(https://www.uta-net.com/song/164936/)からの引用

1番

あぁ七色の線 渡し繋げて陽炎じゃないここへ
暖かい場所君はくれたね 次は私があげるよ

ぎこちない君への言葉
切れ切れに伝えて広がった視界
夢模様叶えた

形は何気ないことで思いもよらず変わるけど
それは君に会えて そう笑えたから

あぁ七色の線 渡し繋げて陽炎じゃないここへ
暖かい場所君はくれたね 次は私があげるよ

歌い出しやサビに出てくる「七色の線」は、多分ガラスとか宝石に光が当たって虹の七色に分解されるプリズムのことを言ってると解釈してます。

「トパーズに太陽の光が当たって掛かった虹を繋げて、陽炎じゃないここへたどり着いた」=「アリスが今日まで一緒に歩んでくれたお陰で、歌手になるっていう夢が現実になった」みたいな意味なのかなと。

「暖かい場所君はくれたね 次は私があげるよ」と合わせると、歌手になるっていうクララの夢を一緒に歩んで叶えてくれたアリスに感謝しつつ、ClariSを卒業して次の人生を歩み始めるアリスを今度は私が応援するよっていうクララからの感謝の気持ちを表しているのかなと思います。

「ぎこちない君への言葉 切れ切れに伝えて広がった視界 夢模様叶えた」はクララがアリスを誘ってニコニコ動画でアリス☆クララを始めて、それがClariSになってメジャーデビューして、みたいなClariSの歴史を表現してる気がします。

ちょうど今朝フジテレビでドキュメンタリー番組『ClariS「新章」』の30分ダイジェスト版が放送されてましたが「歌手になりたいって夢はあって歌ってみた動画公開してみたいなと思ってたけど、1人でやる勇気は無かったのでアリスを誘いました」ってクララが話してた内容を思い出すと、この歌詞がそういう場面にしか聴こえなくなってきます。

「形は何気ないことで思いもよらず変わるけど それは君に会えて そう笑えたから」はアマチュアだったアリス☆クララがメジャーデビューしてClariSになった時の様子なんですかね。
「なんか凄いことになっちゃったね!?どうしよ~!?」みたいな会話を2人でしていたのかもと思うと微笑ましいですね。
※アリスが卒業した後の新しい形になるClariSのことを指してるって可能性もありますが、ちょっと文脈に合わないかなと思い除外してます。

2番

戸惑いながらいつも
星の数ほどある道を選び進んで
今日迎えた

瞬きさえ惜しいくらい綺麗な景色は
君と僕が出逢えたから そう 生まれたんだ

何も標識はないけど怖くはないよ
君よりも一段高く登ってその手引くよ

想像を超えるスピードでClariSが人気を獲得していった現実に戸惑いながらも、色んな選択肢の中からその都度2人で相談して道を選びながら活動を続けていって、そしてアリスが卒業する今日(PARTY TIMEの発売)を迎えた。

沢山の人が自分達の歌を心待ちにしてくれている、瞬きするのも惜しいくらいずっと見ていたいこの景色は、アリスと出逢えたから生まれたんだ。

1人ClariSに残る私(クララ)も一般人として歩んでいく君(アリス)も、これから手探りで標識の無い道を歩んで行くけど怖くはないよ。
君よりも先に次の目標にたどり着いて、君が不安になったり迷った時に一歩先から勇気付けたり手を引いて導けるような存在になるよ。

そんな気持ちを歌っているのかなと思います。

Cメロ~ラスサビ

声が聴こえだして目を開け始まった
物語はこれから
(One, two)

あぁ七色の線 渡し繋げて陽炎じゃないここへ
暖かい場所君はくれたね 次は私があげるよ
止まらない想い 光を浴びてすべて一つに混ざり
届けてゆくよ 君の明日に君の心に何度も

「歌手になりたい」っていう自分の心の声が聴こえ出して、それを叶えるために色々行動して始まった2人の物語は、別々の道を歩むことになったけどこれからも続いていくよ。お互いの人生頑張って行こうね。
っていう感じなんでしょうか。

「光を浴びてすべて一つに混ざり」って表現が良いなって思います。
光が宝石に当たって7色のプリズムに分解されるけど、7色が混ざり合えば元の白い光に戻るので、これからは君(アリス=トパーズ)が作る虹の7色が無くても、私(クララ)の光で歌を届けていくよ。
卒業した後の君の明日に、君の心に届くように歌い続けていくから、遠くから見守っていてね。
そんな風な解釈もできそうですね。

補足:「イロドリ」と「陽だまり」

トパーズは「クララからアリスへの感謝」って解釈しましたが、これに似てるなと思うのがカレン加入後の「イロドリ」と「陽だまり」です。

この2曲はカレンが作詞しているのもあって「カレンからクララへの感謝」なのかなと思っています。
どっちにもトパーズと似た「暖かい景色」っていうフレーズが出てきて、クララが作ってきたClariSを一緒に守り続けたいっていうカレンの気持ちを感じる、ファンならみんな思い入れがある曲なんじゃないでしょうか。

さらに言うと、以前ちらっと紹介したDreamin'もクララとアリスのそれぞれのイメージアイテム(太陽と月)が出てきて「探しにゆこうよ夢のような世界 二人なら何一つ怖くはない」なので2人の関係性が表現されてたり。

クララとアリスで作詞したsecond storyからも、若干弱いけどそんなニュアンスを感じられなくもなかったりします。

あとがき

・「トパーズ」=「太陽の宝石」=アリスへの感謝のメッセージ
・アリス☆クララからPARTY TIMEまでのClariSの歴史を表現している

僕はこんな感じで解釈しましたが、皆さんはいかがでしょうか。
違う解釈や感想があれば是非コメント欄にお願いします。

では、ここまで読んで頂きありがとうございました~。

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