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高級ベッドマットレスはなぜおすすめなのか?安い製品との違いってなんだろう?

価格の安いマットレスがたくさんある中、価格が高いだけじゃない様々な魅力がある高級ベッドマットレスは、ずっと変わらず支持され続けています。

ここでふと思ったのは、高級ベッドマットレスと安いマットレスは何が違うんだろうということです。

がおすすめな理由やおすすめのマットレスの種類、おすすめのマットレスメーカーをご紹介します。

高級ベッドマットレスはなぜおすすめ?安い製品との違い

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高級ベッドマットレスが一般的におすすめと言われる理由は次の4点です。


①寝心地が段違い
②耐久性が高く10年以上使えるのでコスパ良い
③適度な高反発なので腰痛に良い
④生活の質が上がる


人生の3分の1は睡眠に時間を取られています。
それだけの時間を過ごすベッドマットレスが、快適な寝心地で体に合うものであれば、健康で充実した生活を送る助けになります。

高級ベッドマットレスは、快適な睡眠をサポートするために研究、開発された様々な技術を製品に反映させているマットレスです。
高級ベッドマットレスのおすすめの理由に挙げられているものは、安い製品では得にくいものばかりです。
では、おすすめする理由4点について、詳しく見てみましょう。

おすすめと言われる理由①寝心地が段違い

高級ベッドマットレスがおすすめの理由の一つ目は、安い製品に比べて段違いに寝心地が良いところです。

高級ベッドマットレスは寝心地を追及するために、メーカー独自の技術の開発や手間のかかる製造、耐久性の高い素材など、様々な工夫がされています。

そんな試行錯誤の末に生まれた高級マットレスは、体の部位に合った強さで支えてくれて理想的な寝姿勢をで保ってくれる上に、体に感じるやわらかさなどの寝心地に直接関わる部分にもこだわって、段違いの寝心地を生み出しています。

※ただし、高反発ウレタンフォームやラテックスの寝心地も良いという意見もあるようです。

高弾性ウレタンフォームや天然100%ラテックスであればほぼ間違いなく期待以上の寝心地を味わっていただけます。スプリングマットレスならスプリングの上に詰められているウレタンフォーム・ラテックスが高弾性のものを選びましょう。
https://kaimin-times.com/mattress-recommendation-11264

おすすめと言われる理由②耐久性が高く10年以上使えるのでコスパ良い

高級ベッドマットレスがおすすめな理由の二つ目は、値段だけを見ると高く感じてしまい、ますが、長く使える分結果的にコスパが良いところです。

普通に使用していても10年以上使えるのはもちろん、ローテーションしたりマットレスプロテクターや敷きパッドなどのマットレス保護アイテムを使用するなど、丁寧に使えばそれ以上に使える耐久性があります。

購入する時に大きな金額を支払わなければいけないので、値段が高いことだけが気になってしまいますが、使用年数で金額を割ってみると、安くて耐久性の低いマットレスを何度も買い替えるよりも長い目で見ればお得になるのです。

コイル(スプリング)タイプはコイルの品質で耐久性を判断しますが、高級ベッドマットレスなどは総じて高い耐久性を誇ります。
https://xn--zcktap0g6c0563a9jd.com/

おすすめと言われる理由③適度な高反発なので腰痛に良い

高級ベッドマットレスは適度な反発力があるので、腰痛に悩む人にもおすすめです。
ピロートップや表層の詰め物などが工夫されていて、寝心地のやわらかさがありながらも、しっかりと支えてくれる反発力があるので、体の沈み込みを抑えてくれます。

沈み込みやすいマットレスだと、荷重の大きい腰部分が必要以上に沈み込んでしまい。腰に負荷がかかってしまうので、腰痛には良くありません。
高級ベッドマットレスの適度な反発力が体をしっかり支えて、腰痛に悩む人にも快適な寝心地を与えてくれます。

おすすめと言われる理由④生活の質が上がる

高級ベッドマットレスがおすすめな理由の一つに、生活の質が上がるというものがあります。

高級ベッドマットレスはその見た目も魅力の一つで、ボリュームのある厚みや重厚感が、ラグジュアリーな寝室を好む人にはおすすめです。
デザイン性も高く、使用されている側生地の素材や色、柄などが高級感があって、部屋全体の印象もグレードアップさせてくれます。

また、高級ベッドマットレスに寝ているというステイタス感も得られます。
ベッドマットレスは寝るための道具であることはもちろん、インテリアの重要な要素になるだけでなく、そのブランド力が満足感にもつながり、これらが生活の質を上げてくれるのです。

高級ベッドマットレスの欠点

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一方で、高級ベッドマットレスにも、残念ながら欠点はあります。高級ベッドマットレスの欠点は次の3点です。

①値段が高い
②折りたたみ(三つ折り)モデルはなく、部屋のスペースを取る
③フローリング(床)には直接置けない

高級ベッドマットレスメーカーは常に新しい技術を取り入れるなど、上質な睡眠や快適な寝心地のマットレスを製作するために進化し続けています。
欠点に挙げられている3点は、メーカー側の「快適な寝心地を提供したい」という思いから発生する欠点です。
それぞれについて詳しく見てみましょう。

欠点①値段が高い

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高級マットレスは「高級」という名の通り、値段が高いところが欠点です。
値段が高い理由は、もちろん独自の技術による寝心地の良さや、上質な材料を使って手間をかけた製品であることも挙げられますが、その値段の中にはライセンス料も含まれています。

高級ベッドマットレスメーカーは、それぞれの国のマットレス会社とライセンス契約を行い、技術のみを提供して、現地のマットレス会社で製造と販売を行うスタイルを取っているメーカーがほとんどです。
製品の良さに対する値段だけでなく、このライセンス料があるため、どうしても値段が高く設定されています。

欠点②折りたたみ(三つ折り)モデルはなく、部屋のスペースを取る

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高級ベッドマットレスは何よりも寝心地を重視したマットレスです。
寝心地には厚みや一枚のマットレスであるかなど様々な要因が影響します。

三つ折りに折りたたんで収納できるタイプは、折りたためるようにマットレスを分割したり、厚みを薄くする必要があるので、どうしても寝心地に影響が出てしまいます。

この折りたためるという機能を持たせると、高級ベッドマットレスメーカーの目指す寝心地を損なってしまうので、三つ折りに折りためるみモデルは製造されていません。
部屋のスペースが限られていて、使わない時は折りたたんで収納しておきたい人には、高級ベッドマットレスはあまり向いていません。

折りたたみ式マットレスは小さく折り畳めるため、6畳のワンルームのような間取りでも未使用時は省スペースで収納できるのが大きなメリットです。
https://smartlog.jp/136739

欠点③フローリング(床)には直接置けない

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高級ベッドマットレスはベッドフレームとセットで使用することが前提のマットレスです。
マットレスをフローリングに直接置くと、フローリングとマットレスの間に結露が起きやすい上に、湿気が溜まりやすいので、カビやダニの原因になってしまいます。
湿気や結露によってマットレス表面にカビが生えたり、内部のコイルがさびてしまうと、マットレスの寿命が短くなってしまいます。
また、フローリング材にカビが生えるなど、家自体にも悪影響が出てしまいます。
マットレスをフローリングに直接置くには、湿気が溜まりやすいというデメリットを解消できるタイプのマットレスでないと適しません。

フローリングに直接敷きたい場合は、頻繁に陰干ししたり折りたたんで収納できるタイプのものがおすすめです。

高級マットレスは厚みもボリュームがあり、一枚のマットレスなので重量もかなりあります。
高級マットレスを頻繁に移動させたり、立てかけて干すのは困難です。
また、機能性だけでなくラグジュアリー感も大切にしているので、ベッドフレームを使用せずにフローリングに直接置くことは、メーカー自体が想定していない使用環境なので、避けた方が無難です。

ベッドマットレスのおすすめの種類は2つ

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マットレスは大きく分けて6種類ありますが、よくおすすめと言われるのは次の2種類です。

①ポケットコイルマットレス
②高密度連続スプリングマットレス

マットレスの中でも体圧分散性や耐久性、寝心地の良さなど総合的に見て、上記の2種類がおすすめと言われるようです。

マットレスは全6種類

まず最初に、マットレスの6種類すべてのそれぞれの特徴を見てみましょう。

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6種類のマットレスそれぞれに特徴があり、特徴によって向き不向きがあります。
体重の軽い人には硬いマットレスはあまり適していませんし、腰痛のある人にはやわらかくて体が沈み込みる過ぎるものは適しません。
どの種類を選ぶかは好みや体格、使用する場所など総合的に判断する必要があります。

おすすめの種類①ポケットコイルマットレス

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ポケットコイルマットレスがおすすめと言われる理由は、日本人の標準的な体型に適しているマットレスだからです。

また、日本人はやわらかさがありながら、芯でしっかり支えてくれるポケットコイルマットレスの寝心地を好む傾向があります。

ポケットコイルマットレスは体に沿うようにコイルが一つずつ沈むので、体にフィットつつも寝返りがしやすく、理想的な寝姿勢を維持してくれるため、腰痛のある人も快適な睡眠が得られます。

二人で同じマットレスに寝る場合でも、ポケットコイルマットレスはコイルそれぞれが独立しているために揺れを伝えにくいので、パートナーの寝返りで目を覚ましてしまうことも防げます。
製造の手間や材料の問題から、価格設定が高いのがデメリットですが、コイル数が多く品質や耐久性の高いものの方が結果的にコストパフォーマンスが良いので、価格だけでなく性能、機能面も一緒に検討することをおすすめします。

おすすめの種類②高密度連続スプリングマットレス

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高密度連続スプリングマットレスがおすすめな理由は、ボンネルコイルマットレスの硬めの寝心地や面でしっかり支えてくれる特徴をそのままに、欠点が取り除かれたマットレスだからです。
高密度連続スプリングマットレスは見た目はボンネルコイルマットレスととても良く似ています。

違いは一本の金属で一列分のコイルを構成しているところで、これによって体の動きを追うようにコイルが伸縮して、体圧分散性をアップさせると共に振動が伝わりにくくなっています。

体の大きい人や硬めの寝心地を好む人にとって、ボンネルコイルの欠点を補ってくれている高密度連続スプリングマットレスは寝心地と機能共に満足できるマットレスです。

左右のコイルが連結されていて負荷が分散されるので、耐久性は高いのも魅力ですね。
日本ではフランスベッドだけが製造や販売のライセンスを持っているので、他のメーカーのものはありません。

おすすめのマットレスメーカー(ブランド)

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高級マットレスメーカーの中でも、特におすすめなのが次の3社です。

①シモンズ
②サータ
③シーリー

マットレスの世界3大ブランドと言われるこの3社は、いずれも世界的に展開されていて、高級ホテルの客室にも多く採用されています。
ホテルの客室は様々な体型の人が利用するため、どんな人にも快適な睡眠を提供できるマットレスであると評価されている証拠ですね。
では、それぞれのメーカーについて詳しく見てみましょう。

おすすめメーカー①シモンズ

シモンズはおすすめのマットレスの種類の一つ、ポケットコイルマットレスを開発したマットレスメーカーです。
アメリカ発祥の世界的トップメーカーであり、アメリカ人の6人に1人がシモンズのマットレスを使用していると言われているほど、広く普及しています。
シモンズのマットレスは寝心地が柔らかいのに、コイルの反発力が適度にあるため沈み込み過ぎずに寝返りも楽に打てます。
シモンズの創業は1870年、ポケットコイルマットレス製造の革新的技術を開発して、一般にも広く販売することを実現させたのが1925年と、長い歴史を誇る老舗メーカーです。
伝統だけにこだわらず、最新技術も取り入れながら今も進化し続けています。
また、日本シモンズでは人間の感覚までもマットレス作りに反映させるために、感性工学を取り入れた商品開発に取り組んでいます。
価格は8万円台から60万円台と幅広く、寝心地の柔らかい物ほど高額になる傾向のようです。
耐久性も高く、丁寧に使えば10年以上は十分に使えるマットレスです。

おすすめメーカー②サータ
サータは、ポケットコイルマットレスのメーカーです。
サータのマットレスは、マットレスに求められるしっかりと支えてくれる硬さと、体を受け止めるような柔らかさという相反するものを共存させたマットレスで、世界27カ国で60社近いライセンス契約を行って、世界的に展開されています。
アメリカで8年連続で売上実績1位を獲得しており、アメリカのホテルでの導入実績でもシモンズを抜いて1位を誇ります。
日本で販売されているマットレスは、ドリームベッド株式会社がライセンス契約を行って製造、販売していて、国内受注生産で、サータのマットレスの良さはそのままに、より日本人の好みに合うようにアレンジされたものです。
腰や肩などの荷重が大きい部分には線径の太いコイルを配置することで、部位に合わせた反発力を持たせて体圧を分散させてくれます。
側面に3列の通気用の穴が設けられていて、湿気の多い日本の気候では欠かせない通気性にも優れています。
価格は10万円台から40万円台のものまであり、高価格帯の物ほどソフトな触感のものになります。

おすすめメーカー③シーリー
シーリーはアメリカのボンネルコイルマットレスのメーカーで、おすすめの理由は「ポスチャーテックコイル」という独自のコイルが、どんな体型の人にも心地よい寝姿勢を与えてくれるからです。

ポスチャーテックコイルは、独特の角度を持つセンサリーアームによって、荷重が大きい程反発力が大きくなるようになっていて、重い部分はしっかり支えて軽い部分は受け止めるような柔らかさがあるという絶妙な寝心地を生み出しています。

このポスチャーテックコイルによって、どんな体型の人にも合うだけでなく、肩や腰など体の部位によって沈み込みやすい部分はしっかり支えて、脚などの軽い部分はやわらかく受け止めるので、理想的な寝姿勢を維持しやすくなっています。

創業は1881年と歴史も長く、世界60カ国以上で愛用されています。
マットレス業界で先駆けて整形外科医の協力のもとにマットレス開発を行うなど、快適な睡眠を科学的に追及していて、「快眠テクノロジー」と呼ばれる様々な独自技術を開発しています。
価格は8万円から20万円台までと、世界3大メーカーの中では比較的リーズナブルですが、その理由はボンネルコイルマットレスであることが理由の一つです。

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