20240107 とかくに人の世は

冒頭しかしらない『草枕』の
冒頭がしみじみ浮かんだ本日。ちゃんと読んでみなければと思う。

ある方のインスタのいろんな意見がコメント欄を埋めていて、
それを朝からなんとなく読んでいたからかもしれない。

いろんな人がいるな。
もちろん日々おもっているけれど。

同じような考えの方、辛辣な方、まったく論点が違う方。
それぞれの思いが渦巻いていて。
おもしろいといっていいのかわらかないけれど、個人の意見が聞ける
読めるというのはすごいことだなと思って読み始めたものの

少々つかれてしまったので、
すきなラジオを聴いて、お茶にしようと思う。
母の焼いたマドレーヌがいま家にあること、そのありがたさをしみじみ思う。

いろんな人が自分の時間を生きている。
交わることもあれば、一生交わらないこともある。

そんなことをつらつらと思っていたら

あの夏目漱石の有名な冒頭、国語の授業でも読んだやつ、あれなんだっけ?
とかくこの世はすみにくい、ってなんの小説だったっけ?と思い浮かぶ。

調べると

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。(夏目漱石『草枕』)

そうそう、これこれ。
読んだことないんかい!と思われそうだけれど。。苦笑
最後までちゃんと読んだことがない。

学生時代、うまいこというな、なんて生意気にも思っていた
この冒頭がそれこそしみじみと、ほんとに人の世ってやつは
などと浮かんできたのかもしれない。

そして、はて、どんなお話?と思ったのだ
読まねば。


ちなみに、近年では人の世もすてたもんじゃないと思えることも多く
日々感謝して過ごしている

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