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フトアゴヒゲトカゲ飼育の楽しさを語る



はじめに


はじめまして。今回ふと思い立って記事を書くことになりました『るん酸』と申します。
本記事は、私が飼育しているフトアゴヒゲトカゲの“りんちゃん”について語るものとなっております。
フトアゴ飼育の楽しさ、大変さや、フトアゴの可愛さ等を伝えられればと思いますので、ぜひ最後までお読みいただければと思います!

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早い段階で宣伝をしてしまって申し訳ございませんが、最近YouTubeチャンネルを開設しました。

こちらもフトアゴのりんちゃんメインのものとなっておりますので、お時間があれば覗いていただけますと幸いです。

りんちゃんの基本情報


・名前:りんちゃん
・種別:フトアゴヒゲトカゲ
・性別:女の子
・年齢:推定1歳半
・好物:コオロギ
・体長:全長40cm程度(尻尾込)
・お迎え時期:2023年2月

りんちゃんをお迎えするきっかけ


私は元々爬虫類飼育に興味があり、その中でも比較的人慣れしやすいフトアゴヒゲトカゲを飼育してみたいと考えていました。
なかなかタイミングに恵まれなかったのですが、ある程度貯金が貯まり、社会人生活にも慣れた頃、お迎えしようと心に決めました。
家の近くに爬虫類専門ショップがあり、伺ってみたところ、小さくて可愛いフトアゴと目が合いました。その子がりんちゃんです。
一目惚れでした。
りんちゃんはショップに来る前から右後ろ脚と尻尾の先端が欠損していたのですが、「それでもこの子がいい!」と思いました。
その後準備し、無事お迎え。今は毎日可愛い顔を見れて幸せです……!

フトアゴ飼育の楽しさ

ここからが本題ですが、本記事はひたすら『フトアゴ飼育はこんなに楽しいんだよ!!』という気持ちを全面に出していくものになります。少々親バカも出ますが、どうかお付き合いください。

1.成長が目に見えてわかる

まだお迎えしてから半年と少々ですが、この短い間に本当に大きく育ってくれました。
以下に比較画像を載せますね。

お迎え前 ショップにいた頃のりんちゃん
9月5日撮影のりんちゃん

わかりますか!!!?
アングルも距離感も異なりますが、身体が全体的にふっくらとして、健康的なものとなっています。
りんちゃんは実はフトアゴの中ではかなり小さい方で、以前動物病院にお邪魔した際には、病院の先生からも「本当に1歳?小さいねぇ」と言われてしまうほど。
ただその時の体重測定でお迎え当初より相当重くなっていたので、私は1人こっそり喜んでいました。

現在の体重は約350g程度でしょうか。最近体重測定をしていないのである程度憶測となってしまいますが、お迎え当初は60gにも満たないほど小さかったことを思い出すと、繰り返しにはなりますが本当に大きくなってくれました。

お迎えして最初の楽しみは、ぐんぐん育っていく姿を間近で見られるというところでしょう。

2.ハンドリングができる

ハンドリングは、フトアゴ飼育において最も楽しいことではないでしょうか。

フトアゴは、他の爬虫類に比べ人慣れしやすい生き物だと様々な所で聞きます。
もちろん個体差はありますが、環境に慣れた頃から少しずつスキンシップを増やし、今ではりんちゃんとも楽しくハンドリングができるようになりました。

服をよじ登ってきたり
足の上で日向ぼっこしてみたり(脱皮前)
どこ行くの??と言いたい状態になってたり

私の服が毛玉まみれな写真ばかりで、申し訳ございません…
基本りんちゃんと触れ合う時は部屋着のため、悪しからず。

フトアゴは「高い所に行きたがる」という習性があるため、服の上に乗せてしばらく放置しておくと、人の身体のてっぺんに登ろうと大冒険を始めます。
大冒険の終わりはもちろん1番高い所……つまりこうなるのです…

やったね!登頂したぜ!

…頭の上は安定しないのでしょう。
りんちゃんが登ってくる度、私の髪は写真のようにぐしゃぐしゃにされます。落ちないようにと尻尾を振り回して暴れるので、大体登頂する時の私の髪は鳥の巣状態です。

りんちゃんと触れ合う時は必ず座るor寝転ぶ体勢をとっているため、高いところから落下するといった事態は起こっていません。
また、登頂する際はよく動画を撮るのですが、髪の毛を食べてしまうといったこともありません。こちらに関しては個体差もあると思いますので、これからハンドリングをされる方は少し注意すると良いでしょう。

ハンドリングができるようになると、本当に楽しいフトアゴライフが過ごせると思います。
しかし、過剰なハンドリングはフトアゴにとって大きなストレスとなってしまうこともありますので、無理強いはせず、様子を見ながら行ってくださいね。

3.“できるようになる”ことが多い

少々わかりにくい見出しですが、フトアゴにも少なからず学習能力があります。そのため、毎日見ていたり関わったりしていると、文字通り“できるようになったこと”がどんどん増えていくのです。

例えば「部屋んぽ」
お部屋の中の散歩のことを指しますが、りんちゃんは最初これが全くできませんでした。
もちろん知らない場所なので、外に出しても1歩も動かないのです。
しかし、1ヶ月もすると、りんちゃんのケージが置いてある部屋の中はなんと自由に動き回るように!
部屋全体に慣れてくれたのでしょう。自分から積極的に歩き回って運動する姿は本当に可愛いものです。
 
他にも、餌の与え方が『ピンセット→手から直接』に変わった時、
初めて流木に登ってくれた時、
毛嫌いしていた野菜をたくさん食べてくれるようになった時等々……
「え、これもできるようになったの!?」と、驚いてしまうようなことがたくさんあります。

毎日新しい発見があるフトアゴ飼育、何度も言いますが本当に楽しいです…

4.ふとした時の面白さ

これは飼育経験のある方にはわかっていただけると勝手に思っているのですが、フトアゴってふとした瞬間に目をやると物凄い体勢になっていることがあるんです。

手がはみ出てますね…
そこどうやって登ったの?????
首置きを見つけたようです
寝顔。爆睡中で半目になっています
その体勢でよく落ちないね
たっぷりご飯を食べた後。お弁当が付いてました

写真だけで面白さが伝わったかと思います。
仕事から帰ってきた時、「それどういう体勢!?」とついつい突っ込んでしまうこともしばしば。
『今日はどんな格好してるのかな』と少しわくわくしながら帰宅しています。
変な体勢を見つめるのも、写真に収めるのも、どちらも凄く楽しいです。
撮影後は元の体勢に戻しますが、少し名残惜しい気持ちも……

フトアゴ飼育の大変なところ

ここまではりんちゃんの可愛さ、フトアゴ飼育の楽しさについて語ってきましたが、ここからは少し「大変な部分」にも触れさせていただきます。
生き物を飼育するということには、それ相応の責任が伴います。仮に本記事を見て飼育を考えていただける方がいらっしゃいましたら、以下を読んでぜひ慎重にお考えいただければと思います。
以下、箇条書きと簡単な補足でまとめますね。

・初期費用が高い
→ケージ、ライト、備品等も合わせ、10万円以上はかかると考えて良いでしょう。

・気温や紫外線量等の環境設定が難しい
→ケージ内は、日中30度〜35度、夜間28度を1年中保たなくてはいけません。28度を下回ると、低体温症となる恐れがあります。また、フトアゴは変温動物のため、日中はケージ内で寒暖差をつける必要もあります。
フトアゴの骨の生成のため、紫外線ライトも必要不可欠です。

・餌としてコオロギを扱う
→虫が苦手な方はご注意ください。私は冷凍コオロギを解凍して与えています。

・体調不良等がわかりにくい
→フトアゴは体調不良を限界まで隠す生き物です。フトアゴを襲う様々な病気に気付くのが遅れてしまった…ということがないように、日々の観察で異変を感じた際はすぐ病院へ行きましょう。
お迎えの際に、近場で爬虫類を見てくれる動物病院を調べておくことをおすすめします。

これらの項目は、かなり大まかに書いたものとなっています。あくまで参考程度にお考えください。
お迎えの際はご自身で調べ、ショップの店員さんにお話を伺う等すると、より安心して準備を進めることができると思います。

さいごに

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
りんちゃんの可愛さは伝わりましたでしょうか…
本当はまだまだたくさん書き足りない部分があるのですか、また別のタイミングで記事を書こうかなと思っております。それまでにりんちゃんの写真もたくさん撮ってかなきゃ!

本記事の感想や質問等、何かございましたらぜひコメントいただけますと幸いです!

今後はりんちゃんの飼育環境に関しての記事を書いたり、何気ない日常を皆様と共有したり…といったようなことを考えています。
次回もよろしくお願い致します!
では、皆様良いフトアゴライフを!

またね〜!

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