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人は自分のプレーエリアのことしか、自分ごと化できない

昨日子供のサッカーを見てて少し理解できたことあったので備忘録に。

人間って自分にとってのプレーエリアがあるということに気づきました。サッカーで「ボールウォッチャー」という状態があるのですが、あれって本人はウォッチしてるというよりは自分のプレーエリアに入ってないから自分ごと化されてない状態なんだなと。やっぱり視野が広くフィールド全体を見渡せてる子、すなわち自分のプレーエリアが広い子の方が常にそのポジションにおいて自分がその時に取るべき行動を実行してるように見受けられました。なので技術的に差分が少なくても結果の再現性にだいぶ差がでます。

これってビジネスでも同じことが言えると思っていて、プレーエリアの広い方は常に状態に対して先回りをし自分がベストの行動を取れる準備活動をしているのに対して、プレーエリアの狭い方はエリアに入ってきた瞬間にその時の自分の処理能力で出来ることを実行する感じだなと。

現代って環境変化が早いので自分がプレーエリアだと思ってるスコープの外側で何か重要な事がいつでも起きていて、それがSNSなど影響波及の速度が早まってる関係で、今まで死ぬまで気づかなかった自分のプレーエリア外の影響が、生きている間に健在化してしまうようになってしまいました。

こういう時に人は後手の対応になってしまいます。まず身を守り他者に対する寛容な姿勢を維持しづらくなる。良いプレーヤーになるにせよ、良い人になるにせよ、良いビジネスパーソンになるにせよ、結局は視野の広さは重要で、そのためには自分の立ち位置を理解し自分の知らない外側を知りにいく活動がとっても重要な世の中になったなとと改めて思った次第。


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