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会社のMVV(Mission, Vision, Values)を策定しました

グロースハックスタジオもこの4月で5期目を迎えました。

(関係者の皆様、いつも感謝です)

現在の事業環境を踏まえて改めてミッション、ビジョン、バリュー(MVV)をメンバーと一緒に策定しました。

久々に自分の内面と強く向き合う機会にもなり試された1ヶ月でしたが、MVVの本来の意味の解釈もできて非常に充実した時間でした。せっかくの機会なので策定した各MVVの背景をここで伝えさせてください。

MVVの内容がこちらです。

Mission : プロセスで創造する力を呼び起こす
Vision:みんなのくふうで世界がつながる
Values - じぶんを越えよう
            - みんなと創発しよう
            - あらゆる状況を楽しもう

※背景はVisionから説明します。

Vision :みんなのくふうで世界がつながる

ここ数年人口減少であったりテクノロジーの進化であったり、今の社会基盤を作った時代には想定していなかった問題の影響が徐々に顕在化してきたことにより、自分の利益と社会の利益が相反するジレンマが徐々に強まってきたと感じています。

資本主義や企業や事業といった粒度で考えても同じジレンマは存在していて、例えば”逃げ切り世代”という言葉が存在することがその象徴だろうと思います。本来企業や事業は人と社会をつなげる役割であるはずなのに、それ自体が機能しづらくなっていきています。

そしてこの環境の変化がそれまで正しいと思われていた構造自体を揺らがしているため、終身雇用の崩壊、年金問題などが噴出し、働き方改革や副業解禁といった打ち手につながってるのが現状かと思います。ただ、これらの打ち手はこのカオスな状態に対する自己防衛的な要素が強く社会全体に対してポジティブな動きになっているかという点で言えば、少し心配でもあります。

本来あるべき姿は、個人が生み出すプラスへの"くふう"が連鎖していくことで、社会全体も結果的によくなっていくシステムを構築することかと思います。当社は今後も個人と社会が良い関係でつながる世界の実現を目指していきます。

Mission:プロセスで創造する力を呼び起こす

これまでは優秀な誰かがリーダーシップを発揮し世の中の問題を解決してきてくれました。でもそれは先人が構築してくれた社会システムが機能していることが前提にあります。

しかしこの前提が不安定になっている現在では誰も世の中が好循環になる因果をはじめから見抜くことなどできません。誰かが問題を解決してくれる時代から、誰もが何かの問題を解決していく時代になっています。そんな時代だからこそ当社はプロセスを重要視しています。プロセスによって自分の内側に向きやすい視点を、社会や顧客や家族など自分の外側に向けられるようにし、人間が本来もっているはずの創造する力、すなわち相手のことを理解しアイデアを考える能力を呼び起こすことを使命にしています。

Values - じぶんを越えよう, - みんなと創発しよう, - あらゆる状況を楽しもう

上記Visoin、Missionを達成するために必要な行動指針を纏めたものがこの3つになります。


【じぶんを越えよう】
自分の殻を少しでも破っていく。常に自分がボトルネックにならないようにしていく。そういう姿勢で積み重ねていかないと人間はいつでも自己防衛に飲み込まれます。

【みんなと創発しよう】
せっかく自分が何かの変化を起こそうと思っても1人では自分の殻を大きく破ることは難しいです。他の方々とコラボレーションしながらお互いの認識を超えた何か新しい視点を見つけられるようにしていくことにフォーカスすることが自分の想像を超える成長には必要です。

【あらゆる状況を楽しもう】
人間の活動の源泉は楽しむことです。しかし外部要因はいつだって変化します。ときに得意じゃない環境に迷い込むこともあると思います。そんな時でも自分が楽しめるための何らかの"くふう"をすることもとても重要だと思います。

おわりに

いかがでしょうか?人間くさい考え方が全面にでているとは思いますが、個人的には人生の時間を使う価値はある目的になったと思っています。もし共感頂ける方いらっしゃいましたら是非お声がけください。

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