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例として
屋久島の千年杉があるように
植物は人よりも長く生きる事が出来ます

ただ人を含む動物とは違って
自由に場所を選ぶ事は出来ません

その定が故に植物は同じ場所で
ひたすらに
刻を重ねています。

植物を
「育て、植え、語る」
この3つを生業としている私は
山に行く事があり
樹々をはじめ多くの植物に出逢います

先程もふれたように
植物は生きる場所を自由に選ぶ事が出来ません

1本の樹に私が出逢うと同時に
この樹も私に出会います

それぞれの樹々にどれだけの歴史があるのかは
分かりませんが
確実に樹々の年輪には私と出会った事が
印されていきます

自論ですが
人は路が二つ以上存在した時に
多くの場合
間違った方へ進みます

ただその路が間違っている事に気付いた時
目を逸らし
選択した路が決して間違いではない
と思いたいが故に努力し
あたかも始めから正解の路を進んだかのように
見せようとする

そうすることが
正しいのか
間違っているのか
それは分からないし
どっちだって良い

私が感じたのは
私を含む人にとって
努力した事も時間も
植物から見ればほんの一瞬の出来事である
という事です


最後まで
一読頂き
ありがとうございました

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