グッズ厨をやめるために心の整理をつけてひたすら売った話

ヲタクの皆さん。ヲタクじゃない皆さん。
こんにちは。

別に誰も私の更新なんて待っていないと思うのですが(え?待ってた?)、
お久しぶりです。

これは私がときどき読み返して、何度も邪念を消すために書いたものです。
あくまで私はこう!の話なのでこちらに刃を向けるのはやめてください。

そもそも・・・

単刀直入に言いますが、私はグッズを集めるのが好きではないです。
理由は様々ですが、まあいいや。列挙します。
ちなみに価値観合う合わないなどあると思うので、タイトルの時点で察してください。
※クレームは受け付けてません

部屋に飾ったところで景観を損なう
富豪でヲタク部屋があるならまだしも、一般人の自分がおしゃんだと思う空間を過ごしたいのでグッズがおしゃれだとは思わないです
SNSの交換が時間の無駄
この時間あるなら〇〇できるな~、とかある。梱包への疲労感
祭壇や痛バに使いたいだけ
祭壇や痛バに使いたいという承認欲求で集めてるだけで普段使わない
(承認欲求じゃないよ!という人もいますが、私軸の場合はSNSで誰よりも私が持っているんだぞというアピールをしたかったです)。
そしてそれをくだらない、もっと現実で生きなきゃと思い直すことが多くなった
なんの資産にもならない、貯金できない
プレミアがつくなんかすごいやつだったら持ってても良いと思います。でも缶バッジ(アルミ)って資産にならないと思う…。
貯金しないと将来が心配。おばあちゃんになっても持つの?という疑問。
・もう良い歳(30)なのにこんなに集めて落ち着きがないな、と思った
・ヲタクじゃない子たちとも仲良くさせていただいているのですが、その子たちと遊んで帰宅してグッズを見ると、自分の大事な何かが抜けてるとか、お金の使い方とか異常、と思い直させられた
・グッズによるお金の使い方、梱包などでいろんなことが疎かになっているような気がする

あと、これはいわゆる高レート推しの人には共通しているかと思うのですが、同じ作品を好きな別キャラ推しの人に、金づるにされることがしんどいです。(過去グッズを餌にお使い頼もうとしたり、2:1交換を募集しているのに応じるのは3:1という状況にも疲れました)(そもそもランダムの同じ値段で2:1ってなに)

それから、やっぱりこの年になるといざというときのお金以外にも将来使うお金、投資もしだします。

そうです。こんなことしてる場合じゃない!
推しは心の栄養だけど、過度な摂取はNGです。
分かってるのに意地で集めるという負のスパイラル

祭壇の文化

自分は少なくとも15年以上前からヲタクですが、SNSがまだまだだったころ、祭壇なんてなかったように思います
少なくとも私の周囲で祭壇をしている人はいませんでした(いたらごめんなさい)。
それゆえに自分が欲しいと思ったものは買い、いらないとおもったものは買わないということができました。
SNSが発達してからは祭壇というものがじわじわと流行し、これを持ってないとヲタクの証明にならない感グッズがたくさんあるから愛だと証明できる、という物差しになっているような気がします。

でも、言わせていただくと、グッズをたくさん買うから公式が潤う、とかグッズを買わないなら愛じゃないとか言われるけど知らんがな!そんなこと言うやつは私の老後養える覚悟があるやつだよ

私は私の推し活をするんじゃ!ということでメルカリにすべて流しました。


グッズ断ちするために頑張ったこと

・グッズ情報のアカウントをブロックする
→周りと合わせるためにグッズ情報を逐一チェックしていましたが、おすすめに出てこられると困るのと気持ちがリバースすることを防止するためにブロックしました

・知り合いに「⚪︎⚪︎のグッズ出るけど買わないの?」という問いに強く買わない!と意思表示をする
→けっこうこれしんどいです。だからこそ弾き返すように買わない!と回答します。


メルカリで売る

缶バッジ:約300個
アクスタ:15~20個
紙類:50枚ぐらい
ぬいぐるみ など

重い腰を上げて、とにかく売りました。

総額で約7万円です。
でも、これでもほぼ定価よりも半額で売ったので、これほどまでに無駄遣いなことはあったでしょうか。

缶バッジは同じ種類でまとめて売りました。
50個とか100個ずつ最初並べて売っていたんですが、意外と缶バッジ1個の横に「×50」とか書いても売れることに気付いたのでそのようにしました。

あとはなるべく同じキャラでまとめたりしました。

グッズをたくさん持っているからと言って充実しているわけじゃない

「私は」、の話になりますが、グッズをたくさん持っている(少ない方かもでずが)からと言って、「快適」とか「充実」とか思って過ごしたことはありません。
(それは上の文句垂れ流しを見ていればお分かりいただけると思います)
それよりも、友達と今やっている美術展を見に行ったり、造形の美しいちょっとお高い食べ物を食べたり、家族になにかサービスをしたり、おひとりさま映画して考察を読んだり、ただ家で黙々とゲームをしたりする、こういうときの方が楽しいです。
そのなかで、推しの要素や概念を、服やアクセサリーに取り入れたりすることが好きです。
それでも少しだけほしいな、と思ったときに買えれば良いと思っています。
勉強や仕事とかで重要な目標を立てていて、苦しいことが伴うのは仕方ないし頑張らなきゃいけないけど、なんで好きな趣味に苦しい思いをしなきゃいけないのかと思うし、苦しくなった時点でさっと身を引くべきなんだ、と思い知らされました。
はっきり書きますがこれで切れた友達もいます。
でも、それは感覚や価値観が合わないんだ、自分をアップグレードできたんだ、と思っています。
「なんで集めないの?」「集めていたころのあなたが好きだったなぁ」と言われたこともありますが、まやかしの私を好きになってくれてありがとう
、という言葉しかでません。

皆さんも楽しく推し活ライフをしてください。


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