みなさん、ご存じですか？？？

わたしが小学校２年生の頃。
はじめてドラマに関心を抱き、母親と妹と一緒に観た
思い出のあるドラマ作品。

それが
唐沢寿明さんが主演を務める

「白い巨塔」

医学界の知られざる実態と
人間の生命の尊厳を描いた山崎豊子の代表作！

古い名作ですが、現代版として何度もリメイクされていて
最新は約４年前かな？
元V６の岡田准一くんが主演を務めていて、
それも当時視聴したが、
やっぱりわたしは唐沢寿明さんが演じる財前五郎が好きで。

最近TVerで配信されて、さっそく追ってます！

「白い巨塔」を観た方なら分かると思うのだが、

大学病院独特の社会。政治。権力争い。親族にまで。
本来いのちを救うことが目的であるのに。
その象徴が財前五郎。そしてその反対が同期の里見。

前半は立ちはだかる敵のことで頭がいっぱいで、
教授となり財界に権力を誇示したい財前に
マイナスなイメージばかりが先行するが、
後半から終盤にかけて
「ああ、財前も人間なんだな」と
同情したくなる場面がいくつも出てきて、
エンディング曲の「アメイジング・グレイス」が効いてくる。

当時８歳だったわたしはこのドラマがずっと記憶の中にあり、
「あんなに絶望を感じる瞬間って生きててあるのかな」
って怖くなり、でも死を美しいとも感じていた。

現在27歳のわたしが観ると、また視点が変わってくる。
それがおもしろくて、こういうドラマは
絶対倍速で観たくないのである。

BGMがぶつっと切られたり、
エンディングがシンプルであるところは
昔ながらなのかな～とも思ったり（笑）

現在、第４話を観終わったあられでした（ちゃんちゃん）

ps. 第４話は、東教授ではなく、財前助教授にオペしてもらいたいと
懇願する大物社長の手術（いわゆる特別診察）を行い、危なかったが
無事成功。その成功に舌打ちする東教授（ったらもう・・・🥶）