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インタビューのワークショップと、かかわり方の学び方|遠野 Ⅱ

友人から相談をもらい、5月のプログラムを再編することにしました。5/13〜16の「馬と、鳥羽和久さんと」の前にもう一つ、5/9(木)〜12(日)の日程で「馬と、子どもたちと」をひらきます。

また当初5泊6日で予定していた「インタビューのワークショップ」を、5/5(日)〜8(水)の3泊4日にしてひらきます。以下簡単な説明を。


A)インタビューのワークショップ|3泊4日編

2024年5月5日(日)〜8日(水)
定員:7名 …キャンセル待ち受付中(4/9)
参加費:56,000円
宿泊費:56,100円
>お申込み(Googleフォーム)

「インタビュー」は、「きく」目的が、相手を癒やすことや治すことではないところがいいなと思っています。目的性の強い関与は意識が目的に向かうので、むしろ目の前の人を見失いやすい部分もあるんじゃないか。

そもそもインタビュー(Interview)ってなんでしょう。

この言葉は、雑誌などに載る有名人のお話を連想させやすいけど、それは19世紀後半から広がったニュアンスで、さらに時代を遡るとフランス語の「enterveu」や「s'entrevoir」つまり「面会」や「お互いにちらりと見る」になる様子。
「voir」は古フランス語の「見る」。「きく」ことが「見る」ことに戻ってゆく様子が面白い。

そしてその「見る」は「知る」につながると思うのだけど、もう一つのポイントは「Inter」でないか。どちらか片方からの一方的なかかわりでなく、双方向性の高い出来事を指しているんだな…と考えるあたりで「インタビューのワークショップ」とよくつながってきます。

2023|清里

古期フランス語だと「entreveoir(お互いに会う)」なのか…(以上、辞典で調べながら書きました)。
そんなかかわりを可能にする「きく」ことと、その場で起こる「はなす」ことの面白さを、集まった人たちと体験したい。

近年は4泊5日が多かったけど、今回は1泊減らして3泊4日でひらいてみることにしました。気になる方はカレンダーと相談なさってください。


B)かかわり方の学び方|馬と、子どもたちと [キャンセル待ち]

2024年5月9日(木)〜12日(日)
定員:7名 …キャンセル待ち受付中(3/30)
参加費:69,500円
宿泊費:56,100円
>お申込み(Googleフォーム)

5/13〜16にひらく「馬と、鳥羽和久さんと」についてある友人から、「参加したい」「でも日程が難しい」と連絡をもらいました。

その友人は信州のある幼稚園のメインスタッフで、「子どもが育つ空間に馬がいるといい」と前から語っていた。馬とのことを学びながら模索してきたけど、最近少しづつ周囲の機運が高まってきたという。

そんなやり取りを経て、鳥羽さんとのプログラムと別に、彼女たちとの滞在機会もつくってみることにしました。

中央左が徳吉さん

馬とのかかわり方は、クイーンズメドウで実践を重ねてきた徳吉英一郎さんに導いてもらいます。
また途中で釜石に足をのばし、子どもたちが馬とすごす学童を営んでいる、黍原夫妻の「三陸駒舎」も訪ねます。

三陸駒舎ウェブサイトより

「馬と子ども」というテーマに惹かれるものがあればどうぞお申込みください。

友人の名前は遠藤 綾さん。以前、出版社・アノニマスタジオのサイトに「馬先生 わからないものと出会うこと」という連載を書いていました。参考までリンクを置いておきます。

滞在する「クイーンズメドウ・カントリーハウス」は、ランドスケープデザイナーの田瀬理夫さんやその仲間たちが、30年ほどかけて育ててきた空間です。いわゆるホテルのように予約できる開かれた場所でなく、扉でいえば「半開き」という感じでしょうか。品のある気持ちのいい場所です。

クイーンズメドウや滞在中のご飯については、こちらのページの「クイーンズメドゥ・カントリーハウスについて」「食事について」部分をご覧ください。