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データ活用最前線!LINEビジネスマネージャーとは何者なのか

こんにちは、いつもnoteを読んでいただいてありがとうございます。
LINE Frontliner /株式会社 Zeals COOの遠藤です。

LINEビジネスマネージャーがリリースされてから、もう1年近く経とうとしています。

ビジネスマネージャー、名前は聞くけど結局のところ何ができるのかよくわからないという方もいるのではないでしょうか。本日はビジネスマネージャーが一体何者なのかについてお話ししていきます。

なぜビジネスマネージャーを使う必要があるのか

そもそもなぜビジネスマネージャーを使うべきなのかを理解するために、データ活用を取り巻く現状を理解する必要があります。
ご存知の方も多いかと思いますが、いま広告業界のデータ活用において、大きい変化が起こっています。

これまで消費者の明瞭な許可なく使われていた、Cookie/IDFA/個人情報に規制が入り、従来のやり方でのパーソナライズやトラッキングができなくなってきています。

この規制は中長期的に消費者に取って優しく、業界としても正しい方向へ向かっているので、推進されていくべきだと個人的にも思っていますが、現実問題として、これまでデータ活用することで担保できていた効率が出せなくなってしまい、困っている方も多いと思います。

こうした中でマーケティングの効率を上げるのにはどうすればいいのか。その答えの一つがビジネスマネージャーです。ビジネスマネージャーはユーザーから許諾を得たデータを統合し、広告効果配信やインサイト分析を行えるものです。ユーザーから許諾を得たデータはCookieやIDFAが規制されていく中でも、有効に使えるデータとしてこれまで以上に注目されています。
許可のないデータの活用が規制されていく時代において、許可を得たデータを有効に活用することが重要になってきており、LINE、そして、今後Yahooのデータも統合されていくビジネスマネージャーは新時代を迎えるデータ活用における中心の一つになっていくと思います。

LINEビジネスマネージャーの活用方法

ここからはLINEビジネスマネージャーを活用すると、どんなパフォーマンスが期待できるか具体的な事例を含めてご紹介していきます。今、LINEビジネスマネージャーを使うことの大きなメリットはLINEで行える各種施策でのデータを他の施策にも活かせることになります。

具体的な例として、認知目的も含めた広告として幅広いユーザーにリーチする広告を出して、その動画を見てくれたユーザーやクリックしたユーザーに対してのみ追いかけてディスプレイ広告を打つことで、高い効果が出ている事例があります。

LINE社作成資料より

他にもLINE公式アカウントの友だちオーディエンスを、別のLINE公式アカウントが紐づく広告アカウントに共有し、友だち追加広告に利用したり、異なるLINE公式アカウント間でオーディエンスを共有し、LINE公式アカウントでのメッセージ配信に利用する等、複数のLINEのサービスを跨いで、有効に活用するユースケースはいくつもあるので、LINEを使いこなしていきたいと考えている方は積極的に使うことで今からでも高い効果を狙えると思います。

LINE社作成資料より

まとめ

いかがでしたでしょうか?
データ規制のトレンドの中でビジネスマネージャーの存在は一層重要になっていきます。実際にリリースしてまだ1年も経っていないビジネスマネージャーですが、導入アカウントは既に900件にもなります。

LINE社作成資料より

データを制すものがビジネスを制す。そんな世の中に既になっているかと思いますので、データ戦略の一環としてもまだ開設されていない方はぜひ開設してみてください。
今回も読了いただき、ありがとうございました。

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