短期間で成果を出すには?~◯◯の機能、使っていますか?実はそれだけでスピードある成果が出せるんです!~
皆様、こんにちは!LINE Frontliner (ラインフロントライナー)の野尻猛(のじりたけし)です。
前回の投稿である『LINE公式アカウントが持つ本当のチカラ』。読んでくれましたか?
たくさんの感想やご意見ありがとうございます。中には早速店舗内、企業内で会議をし、店舗内SNSの使い方の方針作りを真剣に考えて今や立派な利益創出をしている店舗や会社もあります。いつもありがとうございます!
ん?まだ読んでない?
まだの方は、まず前編(https://note.com/lycbiz/n/n75386cbf13be)から読んでくださいね。
私野尻は、日頃よりマーケティングのプロとして、LINE公式アカウントのプロとして、色々なメディアやSNSで活動をさせていただいております。
そして、株式会社CRMマーケティングという会社を通して、色々なメーカーさん、企業さん、各店舗やチェーン店本部さんから、小さな1店舗など、様々なLINE公式アカウントの有効活用支援を担当しております。
今回の話や過去の連載を読んで、一度相談してみようと思った方、ぜひご連絡お待ちしております。
LINE Frontliner野尻猛のLINE公式アカウントから、どしどしご相談ください。
さて、本題に入りますが、最後までしっかり読んで成果が出るまでの期間をもっと短期間にしていきましょう!
☆① ある牛丼チェーン店の事例から
まず、ある牛丼チェーン店での事例をお話しします。理由はこれからお話しする話をより理解してもらうためです。
ぜひ最後まで読んでください!
今からお話しする牛丼チェーン店は、だいたいの日本人は誰もが知っています。ただ、牛丼チェーン店はそこだけではありません。他にもあります。
その牛丼チェーン店は、200円でクレジットカード程度の大きさの紙製のパスを発行しています。
たしかそのパスは、その牛丼チェーン店の店内で購入でき、そのパスを持っていると有効期限内は割引が受けれます。確か1杯70円か80円くらいだったと思います。
何が素晴らしいかわかりますか?
A.まず、来店頻度が増えるでしょう!
すでに200円払っています。今回は値引きが70円だとします。すると3回行かないと元が取れません。3かける70円はだいたいの人が出来ます。(後で話しますが、わかりやすい掛け算というのも効果を後押ししています。)
「何回行けば元が取れる。」とすぐに計算でき、それが無理のない回数なので、来店頻度はもちろん増えるでしょう。
※ちなみに、私はLINEのプロとして、ある大学で講義のサポートをさせてもらったことがあります。
その際にも学生さんと会話しましたが、大体の方は月に5回前後は牛丼チェーン店に行ってました。行かない人は全く行きませんが、行くと答えた大学生は大体月で5回前後でした。
B その牛丼チェーン店の事を考える時間が増えるでしょう!
すでに200円払っていて、まだ3回行っていない人は、なんとか元を取ろうと食事のたびに、その牛丼チェーン店が頭をよぎる。ということもあるでしょう。有効期限が1ヶ月がほとんどなので、その1ヶ月は、ほぼ昼夜構わず、食事の際は牛丼チェーン店が頭をよぎりまくりです!
C ライバル店からお客様を奪うでしょう!
先ほどの例では、月5回程度は牛丼は食べる方が多いわけですから、月に2回しかAチェーン店を使わなかった方は、残りの3回は違うBチェーン店を使っている計算になります。
今回このパスを購入することによって、この方は今月、Aチェーン店は2回ではなく、4回くらい行くのではないでしょうか?
当然、この方がこの月だいたい5回から、だいたい7回に牛丼チェーン店を利用する回数が増えるかもしれませんが、増えない場合、他のライバルチェーン店から、お客様を奪うことに成功するはずです!
D 今後もこのチェーン店を使う回数が知らず知らずに増えるでしょう!
この1ヶ月でこのブランドの牛丼を食べる機会が増えました。当然、パスがあったからなんですが、食欲脳という部分では、なんでこの牛丼チェーン店をよく利用していたかは、あまり欲と関係ないので、人間忘れがちです。
そして、人間は回数多く行くお店は、良いお店と考えがちです。ということは、今後ももちろん牛丼を食べようと思ったらこのチェーン店を選ぶ回数が自ずと増えるでしょう!
すごいですね。この企画!
大きな特徴だけでもこれだけあります!
せっかくなので、ビジネスのコツとして、1点追加補足しておきます。
Aの部分でお話しした、「わかりやすい掛け算」についてですが、アパレルさんでよくやっている30%OFFなどは、頭の中で割り算が出来にくくて、どれくらいお得になるのか、結局いくらになるか、わからないという意見も多いです。
私がサポートしている、あるお店のスタッフの方に「この商品18,500円の3割引だけど、結局いくら?」と聞いたら3人中2人が「わからない。。。」と言ってました。これが現実です。
☆② お客様の来店頻度をコントロールする。
この牛丼チェーン店のパスの例で、何が伝えたいかはほぼ分かったと思いますが、一応おさらいをしておきます。
期間限定のお得なパスを持つと
という大きなメリットが発生します!
全てというわけではありませんが、お客様が来ない理由の大半は、「なんとなく」なんです。
明確な理由なんてそんなにありません。どんどんあなたのお店、企業を思い出してもらえるポイントを増やしましょう。
かと言って営業メールやクーポンを出しすぎるのも逆効果となります。でも、月5回くらい牛丼屋さん行くお客様で、自店の牛丼屋さんには月1回しか来てくれない場合は、創意工夫と努力や企画で、月2回以上、自店に来てもらえるようにするのは、比較的難しくはありません。
頑張って自店の来店回数を増やす努力をしましょう。では、自店・自企業を振り返ってください。来店回数を増やす努力何をしていますか?
☆③ LINE公式アカウントを活用すべし!
実は、この牛丼チェーン店のパスと、似たようなことがLINE公式アカウントのショップカード機能でも出来るんです!
その説明のために、ある居酒屋の事例で説明しますね。
すでに牛丼チェーン店のお話をしたので、この話もわかりやすいかと思います。
ある居酒屋は、通常の10月から12月までの3ヶ月でだいたいのお客様は3回来店されるようなお店でした。私がサポートさせていただいている店舗・企業の中では来店頻度が少し少なめです。
そんな中、ある企画を打ちました。そのお話です。
昨年(2022年)の10月1日から12月30日の最終営業日までに5回来ると、12月30日に年越しそば3人前セットがもらえます。という企画をしました。
LINE公式アカウントのショップカード機能を利用したので、スタンプカードの作成も簡単で、印刷費やスタンプ購入費も0円です。
そして、「現時点で何人の人が5個満点になりそうか」が管理画面でリアルタイムでわかるので、お蕎麦の準備も段取りよく行きました。
このショップカードは、実は有効期限が2023年の2月末でした。
2022年の10月1日から12月30日までに5回来店で満点になったら、ショップカードがランクアップし、2枚目のショップカードが出てくるんです。
ショップカードのスタンプが貯まるのは、2022年10月1日から12月30日までですが、2023年1月5日から2月28日の間は、2枚目のシートを見せれば、ドリンク2杯無料。1枚目のショップカードの途中の方は、見せればドリンク1杯無料となります。
ショップカードの到達具合で、閑散期の見せるだけクーポンとなるのです。
これで、2022年10月1日から12月30日までで来店率があがり、2023年1月と2月の閑散期にこの居酒屋が気になる率も上がり、実際に売り上げもかなりの数字となりました。
コロナもあるので、前年対比は出せませんが、通常の企画なしであれば、2022年の10月1日から12月30日で5回以上来られたお客様は5名くらいがセキノヤマの店舗レベルでしたが、実績は
45名!!!
の方が、年越しそば権利を取得し、30名以上の方が年越しそばを実際に受け取りがてら、また呑んで行ってくれました。
成果をまとめます。
常連客の10月11月12月の来店が平均3回未満から6回以上にあがった。
2023年1月2月の売り上げも過去イチの売上を記録した。
12月30日の最終日に年越しそばを取りにくるついでに飲んでいき、過去最高の単日売上を作った。
どうでしょうか?お客様は「お店に行く理由」を探しています。そしてこの企画は買い物心理学的にも理にかなっており、しかもLINE公式アカウントの標準機能である「ショップカード機能」で全て出来ます。
皆さんの中にも、LINE公式アカウントのショップカード機能を使っている方は多いと思いますが、
という感じで、期間限定で目標を持って使うのが上手なショップカード機能の使い方の一つです。
もし、どうすれば良いかわからない場合は、いつでも野尻が相談に乗ります。前回の投稿読んでくださいね。
LINE公式アカウントが持つ本当のチカラ、それは「自店が描いた未来に辿り着きやすくするチカラ」です。
☆④ 最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。LINE公式アカウントの、たった一つの機能を有効活用するだけで自店の利益を大きく上昇させられます。
先日、LINEビジネス活用公式ガイド第2版が出版されました。テクニカルな部分はそちらの本を読んでください。非常にわかりやすくまとまっています。
LINE公式アカウントを有効活用できれば、事業の推進は非常に円滑に進みます。
次は何のお話をしようかな?最近メニューバーを有効活用して利益を倍にしたおのお店の話でもしようかな?
LINE VOOMをうまく使って入会者募集を例年よりも倍以上成果を上げた話でもしようかな?
「LINE Frontliner」は、LINEへの高い知識レベルと豊富な経験を備えたLINEの認定講師です。日本国内に9名しか存在しません。
私たち、LINE Frontlinerには、LINE社と共に第一線でマーケットを作っていく役割・使命があります。
何でも相談に乗りますし、皆様がLINE公式アカウント・LINE広告を有効活用し、企業がより利益体質になれるようにサポートさせて頂きます。
LINE Frontliner野尻猛のLINE公式アカウントから、どしどしご相談ください。
ぜひ皆様の1歩をお待ちしております。