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LINE公式アカウントをもっともっと使い倒したい!LINE公式アカウント2022最新潮流

みなさん、こんにちは。LINE Frontlinerのクラハシミカです。

LINE公式アカウントを活用されている企業も増えていますが、改めて、事例も含めて2022年最新潮流を説明させていただきます。

皆さんの企業では、LINE公式アカウントをどのようなツールとして活用しているでしょうか。さまざまな機能拡張がされているため、他のサービスの代替ツールや補完ツールとして一様に活用するのには難しいところです。

◯よく見られる「勘違い?!」なLINE公式アカウント活用事例

LINE公式アカウントは複合的なサービスになっているため、横断的にコミュニケーション設計ができていないケースもよく見受けられます。

例えば、

・LINE公式アカウントを効率のみで評価をする
・他のCRM(メールなど)とCPAを単純比較する
・メール施策を単純に横展開する
・「友だち」をひとくくりにしたマーケティング
・情報配信ツールとしてのみ活用する

などが上げられます。

事業評価に直結するため効率を重視することもわかるのですが、9,200万人ユーザー(2022年6月末時点)がいるLINEをフル活用しない理由はありません。

LINE公式アカウントの場合、見込み顧客から購入、その後の育成まで一気通貫したコミュニケーションが図れるところが最大の特徴です。見込みユーザーを能動的に増やすことができ、One to Oneコミュニケーションを取りながらもプッシュできるユーザーが9,200万人いると考え、この強みを最大限活かしていきましょう。

LINE公式アカウントでは、ターゲットリーチを広げることを念頭に最大限活用する方法を模索していきましょう。

◯今、見落としたくないLINE施策

上記のことを踏まえて、今から見落としたくないLINE施策を3つ選定しました。まだまだ活用してないよ!という企業にぜひご活用いただきたい内容です。

1、ビジネスマネージャー

2021年10月にデータソリューションの一環としてリリースされたビジネスマネージャーですが、顧客データを活用したり、横断したデータ基盤の活用ができるなど、大きく拡張がされました。そのため、これからの顧客育成ではビジネスマネージャー活用はマストになってきます。

例えば、ビジネスマネージャー上で顧客情報の電話番号などをアップロードすることにより、LINE公式アカウントからメッセージを送ることが可能になります。他にも、購入者リストをアップロードし、購入者に対するメッセージ配信を促し、リピート購入を促進させたり、購入者の除外配信設置をし、未購入者だけに新規の購入を促すことも可能です。

すでに1,000社のLINE公式アカウントがビジネスマネージャーを活用しており、活用がこれから期待される領域になります。無料で活用できる部分ですので、まだ導入されてない企業はぜひ導入ください。

2、LINE公式アカウント管理画面の「リサーチ」から作成できるアカウント満足度調査

NPS®とは「Net Promoter Score(ネットプロモータースコア)」の略で、顧客ロイヤルティを測る指標です。 そのNPS®をLINE公式アカウントに対して、評価してもらうことが可能です。

LINE公式アカウントの評価は、メッセージの発信内容や発信頻度などLINE上でのコミュニケーションをどう取っているかに左右されます。

よくある勘違いとして、配信頻度が多いと満足度が下がるのではないかと聞かれることが多いのですが、一概にそうとは言えず、配信内容が一番重要です。回数が少ない場合は習慣化されずブロック率が高くなる可能性もあるので、運用方針を定めて、ユーザーにより良いコンテンツを最適なタイミングで届けることを意識してください。

アカウント満足度調査を通して、LINE公式アカウントの運営方針などの評価をしていくことで、より良い運営を目指すことが可能になります。90日間に1度の調査は<無料>で活用可能です。

3、LINE施策のKPIの考え方

LINE公式アカウントのマーケティング活用でみるべきKPIとして、

・友だち数
・ターゲットリーチ
・開封率・クリック率
・CV率
・CPA

などがありますが、これからより重要になってくるKPIは「LTV(ライフタイムバリュー)」です。

LTVは事業指標で重要視されるようになりましたが、LINEでも同様で、前述のビジネスマネージャーなど顧客データの活用によって、新規・既存の連携もできることから、LTVへの貢献度が高いプラットフォームであると言えます。見込み顧客もリスト化できますし、より顧客基盤の拡大に寄与できるところが大きな特徴です。

◯双方向コミュニケーションが今後のキーに

LTVを伸ばす方法として「双方向コミュニケーション」が大きなキーになります。友だち登録後の経過日数によりメッセージを出すCRM施策は王道の施策で行っている企業も増えているかと思いますが、双方向コミュニケーションとして、さらにここにアンケートなどリアクションが発生するメッセージを盛り込み、さらに次のタイミングでリアクションに合わせたメッセージを出すことでレスポンスがあがっていきます。

このようにLINE公式アカウントの友だちとのコミュニケーションをより One to Oneに広げていきましょう。

リッチメニューのタイマー機能もあるため、ティザー告知をすることでワクワク感の演出や導線変更なども可能ですし、ティザー告知のリンクを能動的にタップしたユーザーだけに個別のメッセージ配信(LINE Tag等を用いて)するなど、インタラクティブなコミュニケーションも可能です。

最後にいくつか最新Tipsをお伝えします。

・過去メッセージもクリックされます!
LINE公式アカウントの場合、ユーザーが最新のメッセージを見た際に、過去のメッセージもスクロールして再度見返す事もあるので、リンク切れなどがでないようにフォローをしていきましょう。

・コミュニケーション設計は細かくやりましょう!
未購入/購入だけでなく、ステップ配信を活用して、友だち追加からの経過日数をうまく活用して行きましょう。うまく設計すれば、メールよりも大きな成果に繋がります。

・ブロックを怖がらない!
ブロック=アンチではありません。有益な情報を届ける機会をなくさないよう、そして顧客にコミュニケーションが定着するよう、しっかりと設計を行い、配信を最適化していきましょう。

いかがでしたか?最新事例を元にご案内したのですが、LINE公式アカウント側の機能拡張に伴って、より活用ができる幅が広がってきています。ぜひ乗り遅れず、導入をして活用してください。


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