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LINE Frontlinerってどんな人? ゴリゴリの広告運用からチャットコマースへ

はじめまして。第二期LINE Frontlinerに認定いただきました株式会社アイトリガーの奥川と申します。

これからLINE Frontlinerとして活動していくにあたり、まずは自己紹介をさせてください。

自己紹介

改めまして、奥川 哲史(おくがわ さとし)と申します。
株式会社アイトリガーで代表取締役社長をしています。

2009年に新卒で株式会社ネットフロンティア(現:アイトリガー)に入社しまして、広告運用や営業、新規事業など社内のほぼ全ての部署を転々とした後、2019年より現職に就任しました。

アイトリガーは運用型広告を中心にしながら、お客さまのデジタルマーケティングを網羅的に支援してきた会社で、加えて2018年からPenglueというLINE公式アカウントとチャットボットを活用し、新規獲得に特化したサービスを提供しています。


プライベートでは妻と4歳の息子との三人家族で休日はほぼ公園という日々を過ごしています(最近息子が自転車に乗れるようになりました!

生い立ち

生まれてから大学を卒業するまでずっと京都で暮らしていました。

今ではネイティブと遜色のない標準語を話しますが、京都に帰ればちゃんと京都弁になります。

奥川

小学校から高校までサッカーをしていまして、ポジションは最初からゴールキーパー。

相手の決定的チャンスを止めた時が快感で、今でも大きな資料を作る前などはYouTubeでスーパーセーブ集を見てテンションを上げています。

あと車が大好きです。大学時代はガソリンスタンドと板金工場で掛け持ちバイトをしていました。

正確には板金工場というかカスタムショップで、修理というよりほぼ100%改造という仕事。

思えばこの当時、改造するにあたって「普通は取り付けられないパーツを取り付けたい」、「Aという車種のパーツをBという車種に流用したい」というような「実現が難しいけど、実現できればとても良くなること」の実現方法を夜な夜なネットで調べて、次の日試してみるということを繰り返していたのが今の仕事でも活きているなと感じています。

入社予定の会社がつぶれる

そんな学生時代を過ごした後、就職活動を経て入社を決めたのはあるクリエイティブエージェンシーでした。

入社のため、京都から東京に出てきた2009年3月中旬。来月からの社会人生活に胸を高鳴らせていた私でしたが、いきなり出鼻をくじかれます。

なんと入社予定の会社がつぶれました。

私が就職活動をしていたのは2008年で、リーマンショックによって企業の採用計画が見直され、当時のニュースでは「内定取り消し」が話題でした。

入社予定の会社では内定取り消しはなく安心していたところ、入社直前に最悪の状況に陥ってしまいました。

落ち込んでいてもしょうがないので就職活動を再開し、拾ってもらったのがネットフロンティア(現:アイトリガー)です。
(なので一応新卒入社ですが、入社月は6月です)

運用型広告にどっぷり

入社後の配属は広告の運用チーム。当時は運用型広告なんて呼び名はなかったですし、ほぼリスティング広告が中心でした。

今の運用とは全く異なり、入札はもちろん手動(サードパーティーの自動入札ツールはありましたが)で1日に何回も数円単位で調整したり、部分一致の精度が低かったので、完全一致でカバーするために大量のキーワードを入稿したりしていました。

今と比べると全然スマートじゃないなと思うのですが、そうやって手をかければかけるほど数字が改善していくことに完全にハマり、約1年で営業に異動した後も管理画面からは離れられない毎日を過ごします。

2011年ごろからDSPが出てきてからは、国内・海外問わずたくさんのDSPを試し、目的に合わせてどれを選択するのがベストなのかをずっと研究していました。

その当時の自分の考えはこちらの記事にまとめていただいています

Penglueの立ち上げ

DSPをはじめとしてディスプレイ広告でのリターゲティングはセグメントの作り方からクリエイティブ、配信面の制御(PMPの活用など)とかなり高いレベルで運用していたと思います。

ただいくら細かくやろうが、リターゲティングは「購入可能性の高い人に広告を出す手段」でしかなく、リターゲティング単体で態度変容を起こすことはできないんですね(もちろん態度変容のきっかけにはなります)。

なのでリターゲティングを活用して「購入可能性の高い人」をしっかりと購入に導くことはとても大事ではありますが、「購入可能性の高い人」自体を増やすことは難しく、常にこれを実現する施策を考えていました。

なぜならば私としてもアイトリガーとしても、広告の費用対効果を上げたいわけではなく、お客さまの売上を上げたいからです。

そういったことを日々考えていた中で生まれたのが「Penglue」というサービスです。

購入可能性の高い人を購入に導くだけでなく、それ以外の人の態度変容を実現するためには、まずはその人の状態を理解し、その上でこちらから適切な情報を提供していくことが重要です。

奥川2

Penglueではお客さまのWEBサイトからユーザーが離脱する際にバナーを表示し、LINE公式アカウントへ誘導します。

友だち追加後のチャットボットでの会話を通じて、そのユーザーの状態(属性や悩みなど)を把握し、状態に応じた情報提供を行っています。

情報提供とは例として○○というお悩みがある方にはその解決方法や、○○というカテゴリの商品を買うにあたっての選定方法などです。

また友だち追加の翌日以降はメッセージ配信を活用し、情報提供を続けています。

この際も商品やキャンペーンの情報をお届けするのではなく、有益な情報提供を心がけています。

送られてくるメッセージが「買ってください買ってください」という内容ではユーザーが疲れてしまうので、お客さまのお悩みや迷いの解決に貢献する情報を届け、結果として態度変容していただき購入してもらうということを実現しています。

LINE Frontlinerとして

日本で一人一人のユーザーとコミュニケーションが取れるプラットフォームの圧倒的No.1がLINEです。

ただ、まだまだ企業におけるLINE公式アカウントの活用は「やった方がいい・やらないといけない」という状態に留まっていることが多いです。

それは活用方法や効果が未知数なため、運用リソースが優先的に配分されないからかなと思っています。

LINE Frontlinerとして活動していくにあたり、LINE公式アカウントの活用の優先度を上げていただけるよう、Penglueを提供している中で得たデータや運用方法を具体的にお伝えしていきます!

今後開催予定のセミナーはこちら↓

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

これからよろしくお願いします!


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