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新卒でLINE APIのPMをやっている自分が思う、APIに関わる面白さと難しさ

LINEのビジネスプラットフォーム企画室 OA企画室で、Messaging API 周りのPMを担当している、西村 遼(にしむら りょう)と申します!

このnoteの「自己紹介リレー企画」に乗っからせていただき、PMという職種からは初めて文章を書かせていただきます。

「初っ端が自分で良いのかな...」と、大変緊張や恐れ多さを感じておりますが、数多くの方に使われているMessaging APIの醍醐味や面白さ、またその裏にある思いなどを必死に伝えますので(笑)、ぜひご一読いただければ幸いです!

自己紹介

スライド1

私は今年の3月に大学を卒業し、「サービス企画職」として4月に入社しました。

そして、入社前には予想もしていなかった事態の中、研修のほとんどをオンラインで受けさせていただき、その約1ヶ月後、LINE公式アカウントのMessaging API 担当チームに配属され、先輩方の指導を受けながら今に至るという感じです。

(入社してから何をしているかなどは、以下のnoteに書きました。ここで長々と自己紹介するのも気が引けるので、もしご興味のある方はこちらをぜひ...!)

Messaging APIとは?

私が担当させていただいているMessaging APIとは、LINE社が一般公開している公式アカウントのAPI(Application Programming Interface)のことです。

技術に詳しい方はピンとくるかもしれませんが、そうではない方にとっては、「たまに聞くけど、ちゃんとは分かってないもの」の1つかもしれませんね。
(そして恥ずかしながら自分も、「APIとは?」という入門書を読むことから始まりました。笑)

詳細な説明はぜひ、とても分かりやすい LINE Developers のサイトを見ていただければと思うのですが、ここでは、

「LINE公式アカウントを使って、よりユーザーと効果的な双方向コミュニケーションを取りたい!!」

「管理画面やアプリだけでなく、自分でカスタマイズ・設計してLINE公式アカウントを活用したい!!」

と考えている方々に対して公開されている、"LINE公式アカウントを動かすための仕組み" と捉えてもらえると良いかもしれません。

Messaging API を活用することで、効果的にユーザーのIDや行動などのデータを集約できるようになり、より一人一人に合わせたメッセージを効果的に送ることができるようになるのです。


自分はこのチームの中で、

「こんなAPIがあったら、もっと面白いことができるかもしれない」
「このAPIは、もっとこうしたら便利かもしれない」

というような企画・改善業務を(まだまだ多くの人に支えられながらも)行っています。

また、Messaging APIの文脈から、10月にリリースした「LINEマーケットプレイス」にも一部関わらせていただきました。

店舗集客や予約などのソリューションを手軽に導入できる、このサービスにつきましては、多くの方が既に記事を投稿されていますので、ぜひそちらも参考にしてみてください!
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API PMの難しさと面白さ

あまり自分のことを語ってもしょうがないですが、せっかくの自己紹介企画ですので、APIに携わっている難しさと面白さみたいなことを恥ずかしながら書いてみようと思います。

【難しさ】
技術・開発の知識や理解が求められることが多い

先ほど、Messaging API 紹介の際にも少し書きましたが、APIの企画にはほとんどUI(目に見える画面)がないですし、やはり技術的な部分をちゃんと理解してないといけない瞬間が多いことが、難しさの1つです。

もちろん、周りの企画の先輩や開発の方に質問すれば、優しく(しかもめっちゃ分かりやすく)色々なことを教えてくれるのですが、引き続きここは精進しなければいけないな、と感じる部分です。

【楽しさ】
自分の想像を超える瞬間や楽しさがたくさんあること

ただ、その難しさの反面、API の企画に携われて良かったなと感じる瞬間はたくさんあり、中でも

「APIを使って、そんなことが出来るのか!これは便利だな〜〜」

と感じる瞬間はひときわ気持ちが高ぶります。笑

もちろん、APIを作って公開するにあたって、ユースケースやニーズの洗い出しはしっかり行うのですが、そこで思いつかなかったようなソリューションが実現されているのを見ると、自分も1ユーザーの目線で「これはいいなぁ。」と感動してしまいます。


また、MAU8,600万人の(2020年9月時点)LINEならではの規模の大きさや影響力の大きさも、やりがいを感じることができる部分の一つです。

日々、膨大な数のMessaging API が呼び出され、その一つ一つがアカウントとユーザーのコミュニケーションの橋渡し役として機能していることを考えると、やはりその便利さや使いやすさをもっともっと良くすることで、(少し話が壮大すぎるかもしれませんが)日本のDX化にも貢献できるのではないか...などと思っています。


このように、与える影響力の大きさや、API活用の幅の広さを目の当たりにして、感動する体験を色んな場面で繰り返していると、自分の中でも

「このAPIを出せば、もっとこういうことが出来るんじゃないか」
「このAPIはこうした方が使いやすそうだ」

という風に妄想が膨らんでいき、もっとやらなくては...! という気持ちになるのです。

まとめ

恐る恐る、Messaging APIのことや自分の業務のことについて書いてみたのですが、いかがでしたか...?
APIのことや、そのPMが何をしているかについて、少しでも理解が深まれば幸いです。

そして今後も、LINEのAPI プラットフォームが盛り上がり、ビジネスをする人や開発者の方にとって欠かせない存在・「あたりまえ」となれるように頑張っていきます!

また、このコラムで、APIについて興味が湧いた方は、ぜひ以下のページでもっともっとその理解を深めてみてください!

■ 開発者向けドキュメント

■ Technology Partner (APIを使ったソリューションの提供)

■ LINEマーケットプレイス (APIを使ったアプリの提供)


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