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SV_S14 最終825位(R1960)高火力撃ち逃げサイクル

シーズン14お疲れ様でした!
リコピンと申します。

レギュレーションF最初のシーズンで3桁を達成することができました。途中5桁に何度も落とされる苦しいシーズンでしたが、なんとか3桁に残れたので、備忘録として構築記事を残します。

成績

使用構築とレンタル

コンセプト

•高火力(パオジアン、イーユイ)で倒す
•苦手な相手はクッション(ママン、バレル、エルフーン)に

構築経緯

シーズン途中までは色々新ポケを含めて構築を触っており、コンセプトに合うようなポケモンを探していました。

エース(パオ、カミ、イーユイ、ラオス、ライコなど)
クッション(ママン、バレル、ガエン、アシレーヌ、ランド、ハッサムなど)

その中で、環境のポケモンは一部新ポケモンがいるが、結局のところ中心はいわゆるBig6だったため、これまでのシーズンで使い慣れた鉢巻パオジアンをエースに置くことを決めました。

鉢巻パオを通すうえで、技を打ち変える必要があるため、クッションにある程度どんな攻撃も耐えるママンボウ、相性補完が優秀なモロバレルを採用しました。
次に特殊エースについては、当初は眼鏡カミにしていましたが、シーズン途中増えたブリジュラスへの対応、バレルがいると必ずでてくるサフゴにめちゃくちゃ強い、さらにアカツキへの圧を考え、イーユイにしました。

ここまでで、パオが噛み砕くで拘ったあとにでてくるトドロクツキや悪ウーラ、さらに雨パや晴れパのこちらのエースのさらに上をとってくる系統がキツいので、追い風によって素早さ関係を逆転可能かつママンボウやイーユイとも相性の良いエルフーンを採用。

最後に受けやキョジへの対応として隠密カミを採用して構築完成としました(構築の見た目的に眼鏡やスカーフに見えるので、相手の誤認も狙える)

パーティ紹介

相棒 再び

パオジアン
性格:いじっぱり(攻撃↑特攻↓)
特性:わざわいのつるぎ
持ち物:こだわり鉢巻
テラス:悪
技:氷柱落とし、噛み砕く、氷の礫、不意打ち
調整:A252-B4-S252
所感:
最初は少し耐久に振ってましたが、どうせ無償着地からの噛み砕く!ってするので、ミラーを意識して準速としました。
ママンやバレルの対面操作からの噛み砕くで、どんどん相手が削れていくので、その火力は病みつきになります。全てのオーガポンはテラス噛み砕くで倒せる…ハズでしたが、最終日HBパワーウィップ型の炎オーガポンばかりで、パオがママンと共に逆にしばかれてました🥺
持久力ブリジュラスの登場で、また少し肩身が狭くなってますが、その火力は健在なので、毎試合活躍してくれました。
技は氷柱落とし、噛み砕く、礫は確定で、不意打ちを水ウーラへの打点と壁構築の対策としてのサイコファングもありです。





誰が受けれんねん

イーユイ
性格:ひかえめ(特攻↑攻撃↓)
特性:わざわいのたま
持ち物:こだわり眼鏡
テラス:炎
技:火炎放射、悪の波動、サイキネ、オバヒ
調整:H4-C252-S252
所感:
パオが通しにくい相手の場合に出す特殊エース。ブリジュラスやアカツキをオバヒでワンパンでき、マジでだれも受け出し不可能な悪の化身。モロバレルと相性がよく、イーユイを出す場合は、イーユイ+バレル@1が多かった。
選出画面での圧が凄いので、最終日はブリジュラスやアカツキ、ディンルーが初手にこず、だいたいイーユイに有利なカイリューがくる(そこに初手ママンでの様子見が偉い)。
技は拘り眼鏡型ならこの4つで確定かなと思いますが、敢えて拘らないイーユイにすれば相手の考慮外から崩せたかも…といま書いてて思いました(もちろん眼鏡のヤバすぎる火力も最高✨)





マンボウ

ママンボウ
性格:のんき(防御↑素早さ↓)
特性:さいせいりょく
持ち物:突撃チョッキ
テラス:フェアリー
技:クイックターン、じゃれ、ミラコ、アクジェ
調整:H4-B252-D252 ※最遅
所感:
初手置き安定ポケモン。ほぼ全ての試合で初手に置き、クイックターンからエースに繋いでいました。物理に厚くすることで、どんな技も一度は耐えて相手を削り、エースの圏内にいれてくれる。ただいわゆる交代技が見え見えなので、そこを相手につけ込まれないようにしたい。
調整は一番効率が良いと思ったBD振り。B補正のほうがなにかと活きる場面が多いと考え、のんき最遅です。
テラスは相手の悪ポケモンへのごまかしとしてフェアリー。初手にくるブエナツツミに対しても、フェアリーテラスじゃれつくで確実に身代わりを壊すことができる。
技はクイタン、ミラコは確定で、あとはじゃれつく、熱湯、アクジェ、こごかぜなどから選択かなと思いますが、熱湯はあまり打つタイミングがないのと、相手の身代わりを壊すことを考えるとじゃれつく、あとミリ耐えを削るアクジェが私としては優先度高いかと思います。ブエナカミのSダウンできるこごかぜも偉いですが。





キノコ

モロバレル
性格:のんき(防御↑素早さ↓)
特性:さいせいりょく
持ち物:脱出パック
テラス:フェアリー
技:リフスト、ヘドロ爆弾、イカサマ、胞子
調整:H252-B252-D4 ※最遅
所感:
ママンボウの最高の相棒。ママンバレルは有名な並びだけあって、その動きや相性は抜群。バレルがいることで、胞子をケアして相手は必ずオーガポンやサーフゴーを選出してくるので、そこにエースが刺さる。
胞子は最後の詰めとして使うことが多く、だいたい最初はリフストから(相手もわかっていても胞子ケアの動きをしてくる)。
ママンボウ同様の再生力が偉く、交代するだけで体力回復するのはバグ👍2体をくるくるしてTOD勝ちの試合もあった。
調整は役割対象の水ウーラや水オーガポン、その他物理諸々を相手にするのでHB特化の最遅。
技が悩ましく、リフスト、胞子は確定で、あと2つをイカサマ、ヘドロ爆弾、光合成から選択だと思います。
私は物理を殴ったり、Bがスケショによって下がったカイリューへの打点としてのイカサマ。アシレーヌ意識と、こちらのパオを受けるためにフェアリーテラスしてきた相手に対して刺さるヘドロ爆弾としました。光合成が欲しい場面もあり、悩みます。




意味がわかると怖い画像

エルフーン
性格:おくびょう(素早さ↑攻撃↓)
特性:いたずらごころ
持ち物:ゴツゴツメット
テラス:水
技:ムンホ、とんぼ、追い風、アンコール
調整:H252-B252-S4
所感:
パオジアンが噛み砕くで拘った際に、相手の悪ポケモンに好き勝手されたり、ママンボウ対面で身代わりを合わせられたりするので、そこに強いエルフーンを採用しました。
特に相手のトドロクツキは悪技で拘ったパオに対して、必ず竜舞してくるので、そこに後出しして追い風します。するとこちらのパオが上をとれるように👍しかも相手は追い風ターンを枯らしたくても、悠長にしているとムンホがとんでくるので、窮屈な選択を迫ることができます。
また追い風があることで、天候パを相手にする際も立ち回りやすく、さらにイーユイとも相性が良いので、クッション+サポートとしてなかなか良い活躍でした。
調整はHBで、準速ラオスを抜くためにS4+臆病としました。技はタイプ一致のムンホ、対面操作技のとんぼ、S関係逆転の追い風、身代わりや積み技に対するアンコールとしました。




最強のアイドル

ハバタクカミ
性格:おくびょう(素早さ↑攻撃↓)
特性:こだいかっせい
持ち物:隠密マント
テラス:毒
技:ムンホ、黒い眼差し、痛み分け、滅びの歌
調整:H132-B172-C60-D4-S140
所感:
S11のシロクマさんのカミを使わせて頂きました。ここまでの5体では受けループやキョジ、ディンルードヒドなどを崩しきれないため、最強にメタったカミを採用しました。
受けループのラッキーやハピナスに役割をもち、絡め手ポケモンも無理やり一体持っていくことができる。
しかも構築的に眼鏡やスカーフに見えるので、相手の考慮外から崩していくことができます。

⚫︎シロクマさんの構築記事⚫︎
※無断転載のため問題があれば削除します
【S11 最終92位 最終レート2115 ねばねば展開 ガブオーガボン】

基本選出

①ママンボウ+モロバレル+パオジアン
▶︎最も多かった選出。最終日はほぼこれ。ママンボウのクイックターンから削りとパオの無償着地を狙う

②ママンボウ+モロバレル+イーユイ
▶︎パオが通しづらい場合にはこちら。ディンルー+ラッシャやブリジュラス入りなど

③ママンボウ+パオジアン+イーユイ
▶︎なんかケアすべき相手が多くて、エース2体でゴリ押す場合

④ママンボウ+エルフーン+パオジアン
▶︎トドロクツキがいる場合や雨パ、晴れパ

⑤ハバタクカミ+2
▶︎受けループやディンルードヒドやチオン絡み

重いポケモン

⚫︎身代わりビルドラオス
⚫︎身代わり瞑想ドレキハバタクカミ
⚫︎ブエナテツノツツミ
⚫︎ブリジュラス(型多すぎ問題)

立ち回り

ママンバレル構築はすでに認知がすすみ、なにをしてくるかが相手にもバレてます。そのためママンボウと対面した際、身代わりや積み技などを選んでくるトレーナーが大勢います。そこでこちらはその行動を咎めることで、勝率を伸ばすことができました。
例えば初手ブエナカミは攻撃してこずに電磁波や身代わりをしてくるので、ママンはじゃれつくが安定です。電磁波だった場合は、だいたい次に殴ってくるので、痺れないように祈りながらミラコで突破します。
また初手の悪ウーラは大体剣舞してくるので、テラスじゃれ+アクジェで倒します(アクジェはほぼ考慮されませんでした)。

こうした相手が見えている(想定している)動きをそのまませずに、こちら視点の安定行動ができると勝ちに繋がりやすかったと思います。

クッションポケモンを使うときは、当たり前ですが、ケアできる範囲で最悪の状況を回避しながら立ち回ることが重要だなと痛感したシーズンでした。
あと、テラスタルはママンボウやモロバレルに切る展開のほうが勝率良かった気がします(悪テラス噛み砕くはハンパない火力ですが、その分起点になりやすく、テラスが残ってないと切り返せない)。

あとがたり

今期は1月30日の朝の時点で7000位まで落ち、絶望していました。
ただそこからママンバレルと自分のプレイングを信じて潜りなんとか3桁に到達できました。
この経験は大きな自信になり、今期得たものは大きかったと思います。

これまでの14シーズンのうちS7〜S14はなんとか3桁を達成でき、レート2000も2度とれました。しかし直近ではなかなか上にいけないシーズンが続いており、上位勢との力の差を見せつけられています。

S15は目標を最高レート更新に定め、最終日前日にはレート2000を達成できるように取り組んでいきます💪
さらには300以内、そして夢の2桁目指して来期もポケモンやりまくります✨



ここまで読んで頂き、ありがとうございました。




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@ricopin_pokemon

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