訪日外国人数の推移 #3

リュディアです。引き続き、訪日外国人数の推移を見ていきたいと思います。情報源は日本政府観光局の訪日外客統計です。

今回はアジアからの訪日外国人数の国別の内訳を見ていたいと思います。次のグラフを見てください。

韓国と中国が多く、それに台湾、香港、タイが続く感じですね。年齢の分布もあるので一概に人口で比較できるものではありませんが、韓国、台湾はそれぞれ人口 5000万人、2000万人の小国ですが、これだけの人が日本に来ているわけです。注意しないとダメなのは同一人物が何度もカウントされている可能性が高いです。私の知り合いの台湾人も月に一度日本に来ており、その場合は年間で12人とカウントされていると思います。次にアジアからの訪日外国人数に対する各国の比率を見るためにグラフを書き替えました。

韓国はその時の政権により反日、親日がころころと変わる国ですが2022年から親日政権が続く影響なのか訪日韓国人の方の比率が高いですね。ただこれも、国全体で見れば反日、親日がころころ動くように見えますしメディアが煽るようなのですが、40歳以下程度の韓国人の方でそれほど強い反日感情を持つ人は少ないようです。

中国は2023年になっても比率が少ないですね。団体旅行も2023年に解禁されたのですが人数はあまり増えていません。実際、大阪でも一時期と比較して中国人の方が少ない印象があります。実際問題、台湾の方と中国本土の方を見分けることは難しいのですが、中国本土の単体旅行客は何となくわかりますね。そのような方を見かけることが少なくなりました。中国国内の景気が冷え込み、旅行どころではない、という方も多いと聞きます。日本政府がインバウンドビジネスを拡大するには中国本土からの訪日客を捕まえる必要がありますね。今回はアジアの口別の訪日外国人数について見てみました。

では、ごきげんよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?